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【補足】0:12 「書く」ではなく「描く」でした16:21 - 18:30 監修の椎名先生よりコメントがありました。「やる」はgive, 「もらう」「くれる」をreceiveと二分しているところですが、「くれる」は英語にするとyou give meなので、直訳すると、本当はreceiveとは訳せません。でも「受け取っている側の視点」はOKだと思います。そういう意味でreceiveとおっしゃっているのかなと思えばOKです。(「視点」というのは、言語学では主語の問題と関係するので、厳密にはちょっと?ですが)英語の'I receive X'は日本語では「くれる」「もらう」と二つの表現で言えるというのは確かにそうです。ただ、少し後ろの方で、「「もらう」と「くれる」は主語が違う」という話が出てくるし、「友達がケーキをくれた」と堀元さんがおっしゃっていたので、主語が違うところは押さえてあると思いました。まとめると、「最初混乱していた概念が徐々にクリアになっていっていた」ということかと思います。【参考文献のリンク】○「させていただく」の使い方→amzn.to/3O6LaHw今回台本の監修をしてくださった椎名美智先生の著作。「させていただく三部作」のうち最も一般向けで、読むならまずここから。今回の台本のうち、最も参考にした本○「させていただく」の語用論→amzn.to/3nMN05K「させていただく三部作」の最も最初の著作。研究書なので、まずは上の『~使い方』から読むべし。○「させていただく」大研究→amzn.to/3BfvUAH「させていただく三部作」の最新作。椎名先生だけでなく、多くの先生が論考を寄せたオムニバス。「させていただく」に興味があったら次に手に取ってほしい本。○ユリイカ 2022年8月号 特集=現代語の世界 ―若者言葉から語用論まで―→amzn.to/3LSSoMT椎名美智先生や、椎名先生と多く共著論文を書いている滝浦真人先生などが寄稿。このほか、青山学院大学の近藤泰弘先生の敬語に関する論考も面白い。○日本の敬語論→amzn.to/42LoMaO上の滝浦先生の著作。日本の敬語にまつわる論争を整理し、見取り図を示す力作。たぶんいつかこの本の話もしたいとは思ってます。○新・敬語論→amzn.to/3W7rG81『「させていただく」大研究』にも寄稿があった、社会言語学者の井上史雄先生の一般向け書籍。○はじめての語用論→amzn.to/42wB3iN語用論について勉強したければ、こちらもオススメ。
receiveとおっしゃっている、ってコメント書いてるのは水野さんじゃないのか。スタッフでも身内だからおっしゃるは使わない方がいいと思うけど
@@hitsuki_karasuyama身内というか、椎名先生のコメントだと思いますよ!
これは思った。だからこそ遠心的と求心的で分けたのはとてもしっくりきたし、いらなかった言葉では全然ないと思う。
@@hitsuki_karasuyama 2行目以降は先生のコメントの引用だと思います。引用は基本的に一切表現を変えてはいけないのでこうなっているのかなと思います。
「くれる」が「receive」? というのが気になってたのですが、こちらのコメントで腑に落ちました。わかったような気にさせていただきました ^^
客対応の仕事をしていると「言っても言わなくても叱られることがある」ということだけはわかりました。
バンドが「解散させていただきます」の心理ってどうなってるんだろうと思ったけど、ファンのおかげで継続できていた、そのファンの希望とは無関係に解散するのにファンの許可を得ようとしている、のかなと。とするとファンの受け取り方とファンじゃない人の受け取り方で違和感の差が生じそう
なるほど。そういう気持ちもあるのか。しかしバンドというものはファンのおかげで継続できるようなものじゃないからむしろこれはジャニーズみたいな日本のアイドルグループに限る話じゃないかな、と僕は思いました。
@@fontono 確かにそうですね!バンドと書きましたがアイドルグループを想定してました。
「(みんなはイヤっていうと思うけど、申し訳ないが)解散させてもらう」の「もらう」を謙譲語にしたら成立するので、全く変ではないと思います。
解散します。でいいと思います。
なるほど、自分にない視点でした。「いたします」でいいじゃんって思ってたけど、仮にその人のガチ恋アイドルがそれを言ったら「勝手にするなよ」って怒り出す反転アンチになりそうですね。ここを起点に「推し」と「ガチ恋」のニュアンスの差も深堀りできそうで、すごく示唆深い意見を頂けました。
「ケーキちょーだい」はくれ「ケーキを頂戴する」は食べる「ケーキいただきぃ!」はもらう「ケーキを頂く」は食べる
「実家に帰らせて頂きます」のように精神的距離を示すこと自体が目的の用例があると思います必須性や使役性のないシチュエーションでの「させて頂く」はこの辺りが関係して「過剰に距離を取られている」ような気持ち悪さを感じるのかな〜と思いました!追記:この話だと「させて頂く」に限らず敬語全般そうじゃん〜って後から思いました
23:24 銀行員ですが、たしかに年配のお客様の中にはこうした「〜させていただく」に激昂する方が一定数います。ちなみに、そういう方のお客さまページ(行内限)のメモ欄には「敬語ハンター」と注意文言が登録されています。
文法ナチと並ぶフレーズですね。
謙譲語はどうしても過剰になります。例えば「2番線に電車が参ります」も来ますや到着しますでいいと思います。鉄道会社がへりくだっているのでしょうが、電車がへりくだって聞こえます。シンプルイズベスト
不束な娘だが「貰ってやってくれ」と父親がいったとしたら、「貰って」「やって」「くれ」は日本語学習者をパニックに落とすのでは?
まさにそれ
「貰う」は相手視点。父から相手←(娘)←父「やる」も相手視点。父宛て相手→(相手←(娘)←父)→父「くれる」は父視点。相手が父に相手→{相手→(相手←(娘)←父)→父}→父…かな?(訂正:他の返信の通り「貰ってやる」は娘宛の可能性が高いので、相手→(相手←(娘)←父)→娘相手→{相手→(相手←(娘)←父)→娘}→父の方が正しいかな…?)
「貰ってやって」に「娘の為に貰って」のニュアンスを込めている仮定で3つをバラすと、「貰う」という行為を「(娘に)してあげる(≒与える)」ことを「(自分に)与えて」になるのか、母親が丁寧な言葉遣いで言い直すタイプなら「貰ってあげて下さい」と連撃をしてくるのかもしれない。
貰ってやる(貰う+助動詞やる)+てくれ(お願いの助動詞くれるの命令形)食べておくとかの「おく」もこのタイプの助動詞
数年後、娘「実家に帰らさせていただきます!」
とてもおもしろいです。私も僅かながら言語学をかじっていた時期があるのですが、当時の先生がよく「言語学を人におもしろいと思わせるのは難しい」と言っていました。確かに言語学の講義は、少なくともその先生の講義は専ら学生の昼寝の場でした。そして私自身も今その難しさを実感しています。ゆる言語学ラジオ様の動画、これからも大いに参考にさせていただきたいと思います。
「致します」を知らない人が使う表現、って自分の中で単純化して飲み込んでたんですけどちゃんと違いを考えるとこんなに面白かったんですね
堀「学びをくれましたね」水「そうですね学びをやりました」の瞬発力すごいな
直後の「全然反省してない」もね。
18:43
「た」の再来は流石にテンション上げさせていただくわ。
楽しみに待ってました
たのまち!(スマホ充電中につきPCで視聴)
元葬儀業界にいましたが、「させていただく」は乱用しておりました。また現在も大変便利に利用させていただいております。自分がいた会社では二重敬語もむしろ推奨されており、究極「申し上げさせていただきます」くらいのも普通に使っておりました。接客業界の中でも、少しでも横柄さが滲んだ(と感じられた)だけで大クレームに発展する特殊な業界なので、とにかくへりくだっておけの精神は根強かったです。
その言葉遣いですクレーム入るわwww
おもしろい話!
@@Simajirouそれでクレーム入らないから推奨されてるのでしょう。自分の意見を伝えられない人がクレームをしやすいってどこかで聞いた気がしますし、言葉の使い方を知らない人がクレームをしやすいという構造はあるのかもしれないですね。
今回の種本をすでに読んでしまっている者です。接客業をしているのですが、この本を読んで以来自分が「させていただきます」を使うたびに意識するようになってしまい難儀してます。あと店に来た配達の人が言った「荷物を置いていかせていただきます」という用例が確認できたので、報告させていただきます。
「置いていきます」と「置かせていただきます」が交じってしまったのかと思いますね
グッズの交換のためにTwitterでやり取りする時、「させていただくって表現好きじゃないけれど、向こうがさせていただくに違和感を感じない場合、私が常識ない扱いされたら嫌だな」の気持ちでずっと使ってたので最高な回
前職では「させていただく」マインドで接客してたけど現職では「させていただく」やめようねって言われて混乱中の私にタイムリーなシリーズ助かります!
それぞれ何の職種なのか気になります…
@@とこのま-v3t 前職はサービス業で接客スタッフも内勤の人も「お客様第一!」が強い会社で、現職は接客業ではあるけどあくまで客観的に話ができるのがベストだからへりくだりすぎないのがいいよ、とのことでして。前職の時の普通くらいの敬語で接すると現職では過剰になっちゃうんです…💦早く今に慣れたいところです!
@@ゆーつき-r1dさせていただくは丁寧にすればいいんだろ感あって嫌いやなぁ現職の方がお客様第一でええね
@@MT-vj6cc 流石にかわいそうwww
@@MT-vj6cc いやわかる。正直、お客様第一って雰囲気が強い会社ほど丁寧にすればいいんだろ感はある。もっといえば、独りよがりで客をちゃんと見てない感。
「確認させていただきます」別に違和感はないけど、たしかに「確認いたします」を使ってる人の方がカッコいいな。無駄にへりくだってない分、自分の権利と権限と役割を正確に認識できている賢さを感じる。
メールで使いまくってたから気をつけさせていただきます
全然反省してないw
俺はむしろ「させて頂きます」の方が「こちらの権利・所有を認めてるのだな」と好感持てる「確認します」だと事務的に仕事してるだけなので好感も不快もない
@@hatto333なんで?別にさせてもらってるわけじゃないのにさせていただくを使うのが無駄にへりくだってるって言ってるんじゃないの?
@@bakemamushi人の感じ方にこれ以上、なんでもなにもないやろ上の人が説明してることが全てやん
この話題は日本語学習者として嬉しいですね。日本語聞いてて、「許可必要ないのになんで」とか、「ボケて言う場合の方が多い気がする」とか、「させていただく」についていろんな疑問を持ってた時期はよく覚えてます。次回、楽しみにしてます!
きみ日本語上手いね
めちゃくちゃおもしろいです。学生の頃、先生に「発表させていただきます」を「発表致します」だろってよく怒られていた人が多かったけど、使役性の問題だったのだなあ。
自分は日本語が第二言語だけど、 7:48 慣れるまでは「なんと回りくどい文化だ」と思いつつも頑張ってそれを受け入れようとし、慣れてからは便利に思うようになりましたね…。動画を見るまではこんなにネイティブの人に嫌われる表現だと思いませんでした。
「受講票を確認します」→「ミスがあったら不許可にします」(脅迫的)「受講票を確認させて…」→「ミスがあったら不許可にさせて…」(脅迫的でない)「解散します」(気持ちを依存しているファンの都合を無視していて冷たい)「解散させて…」(気持ちを依存しているファンの都合を意識している)
こういう回待ってました!全5回でも10回でも最後まで拝見させていただきます。
ウエストランドの井口さんが「M-1優勝させていただいて」と何度も言っててそれを聞くたびに違和感をおぼえて変な顔になる
確かによう言うてるわ笑
「皆さんの力で」優勝させていただいたそこまで違和感がないような気がしますが…
「謝罪させていただきます」とか最高にパンチ利いててすきだわぁw
沖縄語母語話者(言語学修士)です。大学から始めて大阪に出てきて、友達に自分の物を差し出して「これ借りる?」「これもらう?」と発言し、「えっ?借りるのももらうのも私やんな?ん、貸そか?あげよか?じゃなくて?」と友達を困らせたことがあります。沖縄出身者は聞き手視点になって発言することがたまにあり、他の例で言うと沖縄ではよく「これからそっちに向かうね」の意で、「今から来るからよ〜」と発言することがあります。面白いですね。
「いまから来るね」これ鹿児島もそうです。方言で話す時と標準語で話す時で無意識に使い分けています。
i’m comingと似てますね。
大阪やけど普通にそれいわん?
英語みたいやな
難しいものを難しいまま時間をかけて説明を試みるスタンス好きです.
「させていただく」が嫌われてるのではなく、多用や誤用が嫌われてるのではとりあえず長くしときゃ丁寧なんだろ的なテキトーさが透けて見える感さらに「あなたの許可は得ましたよ」という責任転嫁や無責任さも感じさせるので、余計に嫌われる「いたします」のほうがかっこいい感じがするのはそのあたりな気がする「サウナで整わせていただきました」は、こう「なにか大いなるもののお陰様で」という雰囲気があってそんなに悪くないような…
「解散させていただく」にしろ「整わせていただく」にしろ、「勝手ながら」「僭越ながら」みたいな枕詞を無理にでも添えると許容度が上がる気がする。使役性を含むからだろうか。
「直接会うことすら恐れ多い」って表現があるから「距離があるほど敬意がある」って話は分かりやすかった。
なるほど!自分の好きなバンドのライブ行けない理由これだわ
椎名先生の英語学概論を専攻で受けたのが懐かしいです。関係ないですが裏シラバスに「椎名先生は息子にママと呼ばせようとしている」とか謎の情報が載ってました
これは昔からずっと気になってた。自分で調べてもこんなに深掘りはできなかったので、全35回、これから楽しみにさせていただきます!!!
「させていただく」多用問題、ここ一週間くらい自分の中でぶり返していたタイムリーな話題です!この手の違和感のある用法についてもっと取り上げてほしいです!
紅白歌合戦初期の映像で司会者が「司会を務めさせていただきます。〇〇です。」と言っていて、こんな昔から言ってたのか、とびっくりした覚えがある。
27:28 ここ水野さんの何に触れたかわかんないけど急に速くなってて笑っちゃった。
「〜でよろしかったですか?」って敬語、「過去形にして距離を遠くする」「丁寧に言ったつもりが相手側は失礼に感じる」に関連しそうだなと思った
あれはただのコンビニ敬語だからな。そんな変な日本語使うなって店で何度言おうとしたことか。マニュアルだか何だか知らんが、そもそもなんで嫌がられてんのにコンビニ側も執拗に使わせようとするのか意味わからん。
『よろしかったですか』はお客さんの対応を引き継いだとき引き継ぎ前はこう決定して“いた”ということでで間違いですか?ってニュアンスで言いたくなることはありましたねぇ
コンビニ敬語ではないけど「何かご質問など『ございます』か?」みたいなこと言われると「あ、ございますねえ」って言いたくなっちゃう アレ広まってもう普通になってきちゃったけど 個人的にはやっつけたいなあ
@@のくとら「ございますでしょうか」だけではなく「ございますか」もダメよりなんですか?
@@のくとら「ございます」って「ある」の丁寧語だから別に間違いじゃなくない?
日本語教師です😊あげる、くれる はgive2つの使い方の違いは「受け取り手」「受け取り手」が「私、もしくは私のウチにいる者」の時は「くれる」と教えてます。必然的に、「くれる」の主語は「私」にはならないですよね。例)友達が(私に)チョコをくれた。例)友達が(私の)妹にチョコをくれた。
転職した会社で「させていただきたいと思います」と言い回す人が多く、毎日違和感を覚えています。おじさんが使いまくるので、若い子はそれを敬語として学習し、今後も使い続けられるのでしょうね…
「させていただく」取り上げてほしいと思ってました。まさか全5回になるとは思ってませんでしたが楽しみにしています。相手の許しを得て何かをするというのが本来の使い方なのでしょうが、そこから派生して、相手に与えてしまうであろう不利益に対して了承を得る使い方と、他者のおかげでやれていることに対する謝意を示す使い方があると思っています。だから、不特定多数に向けた「解散させていただく」とか、「アイドルをさせていただいてます」とかの発言に対して、解散してもなんとも思わないし応援もしていない人は「勝手にしろよ」と感じてしまうのでしょう。他の方もコメントしていましたが、ファンだと違和感ないのかもしれません。
距離感に納得。引き立てる というのは、自分が引くことで、相手が立つ。おうちにお呼ばれするというのも、尊敬(?)する相手の近くにいけるという距離感なんですね。
英語で「距離を取ることで敬意を表現する」で、面白いと思ったのは「Your majesty」ですね。名前はもちろん、代名詞すら使えなくて「あなたの威厳」に呼びかけるのは面白いですね。
昔、サンドウィッチマンさんのコント『ファーストフード店』で、富「ご注文、繰り返させていただきます。バナナシェイクがひとつ。」伊「俺その言い方大っ嫌いなんだよ、言い直してくれ」富「バナァナァシェイク」というくだりがありました。大好きなサンドウィッチマンさんのネタですが、この部分だけは幼少期に見た時は本当は何がダメなのか全く理解できませんでした。
若いアイドルが良く使ってる印象がある。「コンサートさせていただいて」「新曲を出させていただきます」とか。最高におかしかったのは、「事務所の先輩の△△さんが出演させていただいたんですけど」って話してるの聞いてヤバいなって思った
「させていただくの語用論」、つい最近読んだばかりなのでタイムリーで嬉しい!
もらってあげてくれない?と言う言葉に想いを馳せる。
求心性と遠心性はよく神経科学で使う用語で、僕には全く違和感がなかったです。英語では、toを表す接頭辞のadがついたafferent(求心性)と、out of を表す接頭辞のeがついたefferent(遠心性)になっていてわかりやすいです。
物理学でも等速回転運動する物体に働く力は求心力と遠心力が釣り合っているという表現を使いますので理系でも違和感はないですね。堀本さんは情報系の方なので物理からすぐに用語が引っ張ってこれないんでしょうね。(向心力という用語で勉強したので求心力=向心力とイメージできなかったのかもしれませんが・・・)
それ英語でも対応取れてないのか。むしろ対応が取れてないことで対応が取れてると言うか。英語だとtoに対応するのはfromで、out ofに対応してるのはinto, inなんよなあ。でも、それぞれで対応取れてるかも。「求心性」の「求」を「求めて進む」ってことだと解釈すると、toの「向かう、到達する」ってイメージと合致するし、「遠心性」の「遠」を「遠いところにある/移動する」と解釈すると、out ofの「外にある/移動する」ってイメージと合致する。むしろ英語に忠実な訳なのかもしれない。
情報でもネットワークとかするとアウトバウンドやインバウンドみたいな系に対する外と内に対するベクトル概念あるよ
円運動のやつは向心力で習ったなぁ
@@NAr_718 現在の学習指導要領では向心力に統一されますので見るのは古い文献読む時ぐらいですね。
きました!まさに我が学生時代の専門分野!謹んで拝聴させていただきます👂
楽しみに待たせていただいていました
今回のシリーズは面白そう。楽しく聞かせていただきます。
「受講票を確認させていただきます」は、小さい子への「〇〇ちゃん、△△させてね〜」に近い空気感を持ってる気がするので、自分ではできないことをしてもらってるときや相手にしてもらわなければどうにもならないことであれば、そこまで気にならない気がしますだからこそ使いどころを間違うと、「お前にはできないことをしてやってる」感が言外に出てしまい、慇懃無礼さを感じさせてしまうのかもしれません
20代後半のころ、職場の歓送迎会の司会をしたとき、「〜始めさせていただきます」と言いかけて“やだな”と思い、「始めたいと思います」と口からでてしまい、「…あ、思っても始まりませんね、始めます!」としどろもどろなスタートだったのに、受けてしまったのを思い出しました。
させていただくを絶対許さない原理主義者を母に持つ私には、許容度テストで『サウナでととのわさせていただく』だけが違和感無く受け止められました。なんか『お風呂の神』みたいのに許された水野さんがみるみる浄化されて最後に「よきかな・・・」と呟いて光の中へ消える映像を観たような気がします。
上州弁話者なのですが、「くれる」を「花に水をくれる」とか「おめぇにこれくれるよ」みたいにgiveでも使うので、三類系の質問で一般にはreceiveの意味しかないことに驚愕しています。
上から目線で人にものをあげる時に「くれてやるよ」に変化するのも面白いですね
同じく第一言語上州弁の者です。「水やり」のことを「水くれ」というと、よく「植物目線かよ」と突っ込まれたものです。
私の母は長野県出身ですが、同じく「草に水くれといて〜」「犬に餌くれた?」等、標準語の「やる」を「くれる」に置き変えて話します。上州弁も同じなんですね!
新潟弁話者です。「おめさん、おれにもらわれるろっか?(=あなたはそれをわたしにあげることができますか?)」というように、主語が「あなた」なのに「もらう」を使います。「くれる」も同様。「くれてくれらるる?(=giveできる?)」という謎文もあります。
朝鮮語と一緒だね。朝鮮語の주다はあげるとくれるの両方の意味がある。
19:56遠心力の対概念(別の座標系からの解釈)は求心力ですし、医学でも筋肉の収縮や神経の分類で遠心・求心という言葉を使うので、ベネファクティブを論じるときの用語というよりはもっと広い学術語彙だと思われます対応が取れてないのは言語学者のせいではなく、問題があるとすればもっと根深いところにあります
元々求心力がないやつに対して遠心的な人間って表現することもできるんですよね。遠心力という言葉が有名すぎて宗教学でも、神と人間が近いなら求心的とか、遠いなら遠心的な神とか言います😂
物理で遠心力の反対の力を向心力と習った世代なので、堀元さんの違和感と同じ感想を持っていました。でも言われてみればそうですよね。。離心率は楕円だから違うし、、。偏心率は剛心に対してだからこれも違う。
向心力という言葉もあって、分かりづらいですねぇ。
中年層は社会の中で上司や目上の人に媚びも売らないといけないし、下に威厳を持たないといけないのでこういう表現に批判的なんだろうなーって直感的に思ってるけど、普段敬語の変換をぱっと思いつかないのが現状な中年層46歳主婦。今後の上司との会話に使えそうでタイムリーな話題。ありがとうございます🙇♀️
「受講票を確認させていただく」についてですが、状況によって感じ方が変わると思いました。受講票を出す前で、「受講票が必要ですので、提示してください」という意味なら、丁寧に受講票を求めてきたなと感じるだけですが、受講票を渡すとき、もしくは渡した後で、「これから受講票を確認します」という意味なら、もう渡したから勝手に確認しろよと少しむかつきを感じます。
5:38 なぜ大嫌いな「させていただく」に頼るのか、全5回!と聞いたとき、なぜか満面の笑みになった自分がいた
受講票を確認させていただきます。で、高年層に違和感が少ないのは、お年寄り=自分は敬われる存在、許可を与える立場、という感覚があるからではと感じました。
京都人がむっちゃ遠回しな言い方をするのも、「簡単に相手を持ち上げる為の安易な遠隔化」って事なんですね(「もしもの際に自分に責任が及ばない様にしている」という面もあると思いますが)。感覚的には分かっていたものですが、それをこの様に言語化して頂けるのが、このチャンネルの素晴らしいところだと思います。
京都人ですが、「ウチ・ソト」の距離が最初から莫大なだけなんで、真意は単に「この意味わからんかったらこいつはウチに入れずに縁切ろ」ですちなみにウチに入れてもらえると、エグるような直接的な物言いになります。
今までぼんやり怖いと思っていた京都のぶぶ漬け文化ですが、これで よりはっきり恐怖することができました。ありがとうございます。
楽しみに待たせていただきました
感じ方の違いに年齢層が関わってくる所で、昔薬局で「お薬手帳の方を確認させていただきます」と言った受付の人に「方ってなに?ウンタラカンタラ」と軽くキレてるご年配の方を拝見させていただいた事を思い出させていただいた。
楽しみに待たさせていただきました
そろそろ「た」とか象鼻とかのガッツリ言語の話する回来ないかな~、と思ってたところだったのですごい嬉しい!全5回楽しみに見させていただきます。
他に適切な謙譲語があるときに、させていただくを使ってると違和感を感じる。疲れて敬語を選ぶのが面倒なときは、させていただくけど。言葉遣いに手を抜いてることが中年層にはバレているのかも知れない。
あくまで私個人の感覚なのですが常日頃感じていることを言うと、「させていただく」を正確に発音することは母語話者でも難しく、そのせいで連発されると耳障りに感じます。多くの人の発音が「さしていただく」と聞こえるので、連発されると、遜ってる割には少し崩した発音に聞こえてしまいます。言葉は生き物なので、時を経れば「さしていただく」が当たり前の表現に変わっていくのかもしれませんけどね。
「させていただく」と似たような文で、「したいと思う」があると感じました。高校時代に、授業でどうしても聞かなければならない長話を話す人が話し始めに「これから○○について話したいと思います」と言った時に、私は「勝手に思ってろ」と思ってました。
確かにどうして”思う”って付けるんだろ。なんか相手へのゆとりみたいなものが欲しいんかな。「します(即ビンタ)」「したいです(ビンタ受けてね)」「したいと思います(ビンタするつもりだよ)」みたいな?
@@user-mayotta93 「今からお前を殴ります」っていう意思をオブラートに包んでるんですかね? それはそれとしてオブラートに包まなくてはいけないという感覚がどこ由来なのかも分かりませんが...
営業から「なるほどですね~」と連呼された時の気持ちと同じか思ってた。説明されると奥が深かった。
アイドル「解散させていただきます」オタク「許可してないけど」
コローは日本でもメジャーな印象派の先駆けの先駆けになった人物で、本当に綺麗な絵を描く人だから是非見てほしい『モルトフォンテーヌの思い出』とか最高
居酒屋のオーナーが以前、自分の店のバイトが使う「ポテトサラダになります」の、"なります"に異議を唱えていましたね。なりますって、既に出来上がった料理が今まさに、提供する瞬間に皿上で完成するみたいで変だ、というのを思い出した。
ポテトサラダに相成りますとか、ポテトサラダなり なら少し納得感あるかも
面白いですねー!続きが楽しみです!「受講票を確認させていただきます」は受講者への敬意と見せかけて、受付の人の上司への敬意も僅かに混ざっているのが聞き手に違和感を抱かせるのかも、と思いました。「解散させていただく」も運営が決めたのねってモヤモヤしちゃいそうです。
仕事で各種コールセンターや受付や営業マンのトークスクリプトを作ることがあるんだけどその時に「させていただく」を入れるか入れないかで悩んでた「◯◯を確認させていただく」なら「◯◯を確認いたします」か「◯◯のご提示をお願いいたします」等に言い換えられると思ってても謎に丁寧っぽく聞こえるから「させていただく」を採用することもある採用するかしないかの悩みを他人に話しても「どっちでも良くね?」しか返ってこないから皆そんなこと気にしていないのかなと思っていたこのシリーズを観ればある種の納得を得られるかもしれないととてもわくわくしています
「させていただく」を使うということは話し手と聞き手に関係性があることを示すから、「解散させていただきます」には「客であるあなた達(ファン)も立派なステークホルダーであったと私達は認識していますよ」という含意があるんじゃないですかね。「(皆さんのおかげで)作家をやらせていただいてます」も同様に「日頃のご愛顧に感謝」の意を含んでる感じがします。「受講票を確認させていただきます」は確認する側とされる側、どちらが上の立場だと認識してるかによって違和感の有無が変わりそうです。"受講"だとシチュエーションが色々ありそうで微妙だけど、試験なら受験者が下で試験官が上だと思うので「確認致します」の方が適当な感じがします。
講習会にお客様を招待しているような場合は「受講票を確認させていただきます」でも良いのかもしれませんね。
これは試験官じゃなくて受付の人でしょ?
距離と敬意の関係は、スペイン語とかで意味的には二人称で言うはずのところを三人称で動詞活用するのもそうですよね多分個人的に「させていただく」にイラッとくる時は、こちらの返事を待たない聞かない必要としない時ですかね……「この件は無かったことにさせていただきます。それでは」と言われて連絡先ブロックされたらめっちゃイライラすると思います( ᷇࿀ ᷆ )
「させていただく」を「します」に置換するとスッキリする
連用形のときはね。
敬意を距離を離すことで表現するってのでぴったりエピソードなのが、古文書学。日本の古文書読んでいると不自然に空いたスペースがよくあるんだけど、それは「闕字(けつじ)」といって、敬意を表す対象の名詞や動詞の直前を一文字分ほど空けているんだよね。さらにめちゃ敬意を表したいときは、他の行と同じ高さに改行する(「平出」)とか他の行より高く改行する(「台頭」)とかもある。書き手はスペースを空けることによって、尊敬相手や相手の行動に敬意を示す。長い書状とか読んでると、そういう空白があるとすごく目立つし、パッとすぐ分かるようになってるの。視覚的に距離を取ってるw今回のお話きいて、すっごい当てはまるなぁと思った!
封筒に手書きで宛名を書く時、相手の名前が住所より上のラインに来るように書くみたいなもんですかね。就活の履歴書を送るときや、年賀状書くときにやります。
自分の場合、「させていただく」が気持ち悪いのは、「許可をもらったのだから、この行為の責任はお前にあるからな」というニュアンスを感じるから
させて頂く、は使いすぎなければ結構いい表現だと思ってた…
接客業とかでよく聞く「~になります」がおかしい、っていう話が気になってます。接客用語いつか取り上げて欲しいw「こちらがご注文の~~になります」 -> 「こちらがご注文の~~でございます」が正しい、とかは聞いたことあるんですが、「なります」が一般的になりすぎて違和感すらなくなってきてしまった。
「になります」と聞くと真っ先にbecomeが思い浮かびますが,実は日本語の「になります」には他にcomeの意味もあるようです。「○○様の,おな~り~」などがその一例です。「ご注文の~~になります」は「ご注文の~~が到着しました」と解釈できます。
接客用語って、チェーン店が増えてマニュアル化していく中で独自の進化をしている節がありますよね。私も学生時代のバイトで「お釣りとレシートのお返しです」と言って「レシートなんて預けた覚えないわ!“お渡しです“だろ!」と激怒された事があるのですが、(お返しが変なのは分かるけど、“お渡しです“も変な気が…)と未だにモヤモヤしてます笑
「バイト敬語」の一つという印象なので極力遣わないように意識してる受講票は「拝見します」と言いそう
「くれてやる」と「やってくれる」の違いはかなりでかいですね。ここで言われてる話とはニュアンスがそもそも違うけど
3:12 テロップ「言えばなんとかなると思ってる」が、他と違う微妙な動きをしていてカワイイ。
ニュアンス的には「おかげさま」と同じ感覚なのではないでしょうか。「おかげさまで元気です」を使う時、本当に相手のおかげで元気でいる場合は少なかったりします。「いつもお世話になっています」も挨拶として使うだけで本当にいつもお世話になっていなかったりします。「させていただいています」は相手のことを英語で言うと「Ruler」的に上位においているから、よりへりくだろうとしてそのような感情表現になってしまうのだと思います。
本来の「させる」と「頂く」で分けて考えると違和感を感じてしまうが、自分を下げ相手を立てる、「させて頂く」という新しい敬語のあり方が誕生したと思えば違和感はない。言語は生き物ですから日々変化するものです。
今回のシリーズは全然わかりやすいです。チョベリグとさせていただきます。
「〜を確認させて頂きます」に対して違和感を覚えなくてびっくりさせて頂きました
昔々、行政主催のイベントを手伝ったとき、MCシナリオ(司会役のセリフ文案)を下書きしたら、担当者(係長級の職員)から大幅な修正を喰らった。「それでは、本日のイベントを始めます」のような、「〜します」という文言が、すべて「〜させていただきます」に変えられた。司会者の喋り始めの挨拶、受付時に渡す資料の説明、トイレの場所案内、携帯電話の電源オフの依頼等など、延々「〜させていただきます」が続き、最後に「それでは、本日のイベントを始めさせていただきます」で締める、凄まじい文案になった。
え、めっちゃおもろい確かに「昨日は読書させていただきました」は凄く違和感あるけど、前提として『発言者は昨日有給を取っていて聞き手は上司』で「昨日は休めたか?」みたいな流れがあると割と違和感少なくなる聞き手との関係とかでまじで変わるんだ
プレゼンなどで「こちらの表を出させていただきます。まず、こちらの○○を進行させていただきますと〜」と連呼する同僚がいて、文脈もおかしいし、違和感があるので、途中からバトンタッチしたら、務めて、言い換えたり、「致します」を使うようにしています。
日本語教師です。外国人の学習者は「あげる」と「くれる」をよく間違えます。×「先生が私にプレゼントをあげます。」「あげる、くれる」と「もらう」で分けています。なので「もらう、くれる」の違いは?って言われて、ものすごく変な感じでした。「させていただけませんか」は許可求めの表現として教えているので、逆に外国人の方が違和感がない使い方をしているかもしれません😅「させていただきます!」ってあんまり教えないような気がします。
沖縄宮古島では Aの家にBが行く場合B「今から来るねー」と言います「あっち」と「こっち」は使い方が逆です少し離れた場所にたってる他人の方を指して「こっち」その他人から見て自分の方を「あっち」
確かに行動の許可を求めるときに使っちゃう気がするな。「~のようにご対応させていただいてもよろしいでしょうか?」とか。
「受講票を確認させていただく」ってのは要するに恩着せがましいのよ。あたかもこっちがそれを決定したみたいな雰囲気を出して、これで貸し一つねって言われてる感じ。
田沼意次は漫画「風雲児たち」で肯定的に描かれていて、それを読んで以来、自分の中では田沼=いい人、くらいの印象になっています
会社の上司から「〇〇をやってくれる?」という言い方で仕事を振られることに憤ってる人はいた。上司から命令されたら拒否できないんだからいちいちこっちに聞くなというのが彼の言い分だった。これも許可を必要としない場面での「させていただく」に違和感を覚えるのと一緒なのかもしれない。
距離を取って敬意を示させていただくことは経験的に分らさせていただいていたので、"させていただく"とか"~でよろしかったでしょうか"とかに違和感を覚えさせていただいたことは無いかなぁ〜
動画の内容とは別の話ですが、自分の態度を表明しているのに、疑問文であるかのように「かな」を付ける人が多いのが結構気になるかなと思います。
@@gamma9472断定するのが怖いからなんとなくフワッとしたニュアンスになるように語尾につけてしまう、、
ネガティブポライトネスの「距離を作ることが丁寧さを表す」というのは、言語と身体的な動作の両方にまたがる原則です。以下のように多くの言動に見られるものです。・ものを渡すときに、直接手渡さずに床や机において「お受け取りください」と相手に取らせる・贈り物をむき出しにせず箱とか袋とかに入れてワンクッション取りにくくする・身分の高い人と同じ色の服を着ない・他人の体に触るのは失礼である・上座-下座 ・自分より上の世代を表す「父」とか「老~」とかが上位者を表す・拝む対象とか貴重な品物を一段高いところに置いておく・「いえいえそこまでしてくださらなくても」とか「おかまいなく」という場合に手のひらを相手に見せてさえぎるようなジェスチャーをする・本名呼び捨ては失礼なので、別の言い換えをする・「お伝え」申し上げます、「~に臨み」など、やや遠いところから言う、見るという表現・権力者が頭むき出しなのは落ち着かないので冠や帽子をつける。逆に髪をそりおとすのは罰の一種
謎におススメにあがって、サムネの『させていただく』表現に違和感あったのでサラッと視聴しました。しっかりした動画でびっくり❗️じっくり視聴させて頂きます😊
優勝しました(名誉の獲得)作家をやっています(役割の獲得)と言うと「自分の力で獲得した」と不遜な印象をふくむので、「社会から名誉/役割の授与を許可された」と受け身に婉曲させて、優勝させていただいた。などになるのだと思います。
感覚的な話ですが、こちらの許可を許可なく奪われる場合は違和感があります。「解散させていただく」「整わさせていただく」あたりはまさに許可を奪われているようで変な気持ちです。ど~せお前はOKするやろ??と押し付けられているような感じですね。逆に「受講票を確認~」のケースのような、許可なく奪ってもらっても大丈夫なケースは違和感は少ないです。受講票でキレてる人は受付の人を下に見ていると予想します。
「市会議員をさせていただく」は正しい用法ですね。
【補足】
0:12 「書く」ではなく「描く」でした
16:21 - 18:30 監修の椎名先生よりコメントがありました。
「やる」はgive, 「もらう」「くれる」をreceiveと二分しているところですが、「くれる」は英語にするとyou give meなので、直訳すると、本当はreceiveとは訳せません。でも「受け取っている側の視点」はOKだと思います。そういう意味でreceiveとおっしゃっているのかなと思えばOKです。
(「視点」というのは、言語学では主語の問題と関係するので、厳密にはちょっと?ですが)
英語の'I receive X'は日本語では「くれる」「もらう」と二つの表現で言えるというのは確かにそうです。
ただ、少し後ろの方で、「「もらう」と「くれる」は主語が違う」という話が出てくるし、「友達がケーキをくれた」と堀元さんがおっしゃっていたので、主語が違うところは押さえてあると思いました。
まとめると、「最初混乱していた概念が徐々にクリアになっていっていた」ということかと思います。
【参考文献のリンク】
○「させていただく」の使い方
→amzn.to/3O6LaHw
今回台本の監修をしてくださった椎名美智先生の著作。「させていただく三部作」のうち最も一般向けで、読むならまずここから。今回の台本のうち、最も参考にした本
○「させていただく」の語用論
→amzn.to/3nMN05K
「させていただく三部作」の最も最初の著作。研究書なので、まずは上の『~使い方』から読むべし。
○「させていただく」大研究
→amzn.to/3BfvUAH
「させていただく三部作」の最新作。椎名先生だけでなく、多くの先生が論考を寄せたオムニバス。「させていただく」に興味があったら次に手に取ってほしい本。
○ユリイカ 2022年8月号 特集=現代語の世界 ―若者言葉から語用論まで―
→amzn.to/3LSSoMT
椎名美智先生や、椎名先生と多く共著論文を書いている滝浦真人先生などが寄稿。このほか、青山学院大学の近藤泰弘先生の敬語に関する論考も面白い。
○日本の敬語論
→amzn.to/42LoMaO
上の滝浦先生の著作。日本の敬語にまつわる論争を整理し、見取り図を示す力作。たぶんいつかこの本の話もしたいとは思ってます。
○新・敬語論
→amzn.to/3W7rG81
『「させていただく」大研究』にも寄稿があった、社会言語学者の井上史雄先生の一般向け書籍。
○はじめての語用論
→amzn.to/42wB3iN
語用論について勉強したければ、こちらもオススメ。
receiveとおっしゃっている、ってコメント書いてるのは水野さんじゃないのか。スタッフでも身内だからおっしゃるは使わない方がいいと思うけど
@@hitsuki_karasuyama身内というか、椎名先生のコメントだと思いますよ!
これは思った。だからこそ遠心的と求心的で分けたのはとてもしっくりきたし、いらなかった言葉では全然ないと思う。
@@hitsuki_karasuyama 2行目以降は先生のコメントの引用だと思います。引用は基本的に一切表現を変えてはいけないのでこうなっているのかなと思います。
「くれる」が「receive」? というのが気になってたのですが、こちらのコメントで腑に落ちました。わかったような気にさせていただきました ^^
客対応の仕事をしていると「言っても言わなくても叱られることがある」ということだけはわかりました。
バンドが「解散させていただきます」の心理ってどうなってるんだろうと思ったけど、ファンのおかげで継続できていた、そのファンの希望とは無関係に解散するのにファンの許可を得ようとしている、のかなと。
とするとファンの受け取り方とファンじゃない人の受け取り方で違和感の差が生じそう
なるほど。そういう気持ちもあるのか。
しかしバンドというものはファンのおかげで継続できるようなものじゃないからむしろこれは
ジャニーズみたいな日本のアイドルグループに限る話じゃないかな、と僕は思いました。
@@fontono 確かにそうですね!
バンドと書きましたがアイドルグループを想定してました。
「(みんなはイヤっていうと思うけど、申し訳ないが)解散させてもらう」の「もらう」を謙譲語にしたら成立するので、
全く変ではないと思います。
解散します。でいいと思います。
なるほど、自分にない視点でした。「いたします」でいいじゃんって思ってたけど、仮にその人のガチ恋アイドルがそれを言ったら「勝手にするなよ」って怒り出す反転アンチになりそうですね。ここを起点に「推し」と「ガチ恋」のニュアンスの差も深堀りできそうで、すごく示唆深い意見を頂けました。
「ケーキちょーだい」はくれ
「ケーキを頂戴する」は食べる
「ケーキいただきぃ!」はもらう
「ケーキを頂く」は食べる
「実家に帰らせて頂きます」のように精神的距離を示すこと自体が目的の用例があると思います
必須性や使役性のないシチュエーションでの「させて頂く」はこの辺りが関係して「過剰に距離を取られている」ような気持ち悪さを感じるのかな〜と思いました!
追記:この話だと「させて頂く」に限らず敬語全般そうじゃん〜って後から思いました
23:24 銀行員ですが、たしかに年配のお客様の中にはこうした「〜させていただく」に激昂する方が一定数います。
ちなみに、そういう方のお客さまページ(行内限)のメモ欄には「敬語ハンター」と注意文言が登録されています。
文法ナチと並ぶフレーズですね。
謙譲語はどうしても過剰になります。例えば「2番線に電車が参ります」も来ますや到着しますでいいと思います。鉄道会社がへりくだっているのでしょうが、電車がへりくだって聞こえます。シンプルイズベスト
不束な娘だが「貰ってやってくれ」と父親がいったとしたら、「貰って」「やって」「くれ」は日本語学習者をパニックに落とすのでは?
まさにそれ
「貰う」は相手視点。父から
相手←(娘)←父
「やる」も相手視点。父宛て
相手→(相手←(娘)←父)→父
「くれる」は父視点。相手が父に
相手
→{相手→(相手←(娘)←父)→父}→
父
…かな?
(訂正:
他の返信の通り「貰ってやる」は娘宛の可能性が高いので、
相手→(相手←(娘)←父)→娘
相手
→{相手→(相手←(娘)←父)→娘}→
父
の方が正しいかな…?)
「貰ってやって」に「娘の為に貰って」のニュアンスを込めている仮定で3つをバラすと、
「貰う」という行為を「(娘に)してあげる(≒与える)」ことを「(自分に)与えて」
になるのか、
母親が丁寧な言葉遣いで言い直すタイプなら「貰ってあげて下さい」と連撃をしてくるのかもしれない。
貰ってやる(貰う+助動詞やる)
+てくれ(お願いの助動詞くれるの命令形)
食べておくとかの「おく」もこのタイプの助動詞
数年後、娘「実家に帰らさせていただきます!」
とてもおもしろいです。私も僅かながら言語学をかじっていた時期があるのですが、当時の先生がよく「言語学を人におもしろいと思わせるのは難しい」と言っていました。確かに言語学の講義は、少なくともその先生の講義は専ら学生の昼寝の場でした。そして私自身も今その難しさを実感しています。ゆる言語学ラジオ様の動画、これからも大いに参考にさせていただきたいと思います。
「致します」を知らない人が使う表現、って自分の中で単純化して飲み込んでたんですけど
ちゃんと違いを考えるとこんなに面白かったんですね
堀「学びをくれましたね」
水「そうですね学びをやりました」
の瞬発力すごいな
直後の「全然反省してない」もね。
18:43
「た」の再来は流石にテンション上げさせていただくわ。
楽しみに待ってました
たのまち!(スマホ充電中につきPCで視聴)
元葬儀業界にいましたが、「させていただく」は乱用しておりました。また現在も大変便利に利用させていただいております。
自分がいた会社では二重敬語もむしろ推奨されており、究極「申し上げさせていただきます」くらいのも普通に使っておりました。
接客業界の中でも、少しでも横柄さが滲んだ(と感じられた)だけで大クレームに発展する特殊な業界なので、とにかくへりくだっておけの精神は根強かったです。
その言葉遣いですクレーム入るわwww
おもしろい話!
@@Simajirouそれでクレーム入らないから推奨されてるのでしょう。自分の意見を伝えられない人がクレームをしやすいってどこかで聞いた気がしますし、言葉の使い方を知らない人がクレームをしやすいという構造はあるのかもしれないですね。
今回の種本をすでに読んでしまっている者です。
接客業をしているのですが、この本を読んで以来自分が「させていただきます」を使うたびに意識するようになってしまい難儀してます。
あと店に来た配達の人が言った「荷物を置いていかせていただきます」という用例が確認できたので、報告させていただきます。
「置いていきます」と「置かせていただきます」が交じってしまったのかと思いますね
グッズの交換のためにTwitterでやり取りする時、「させていただくって表現好きじゃないけれど、向こうがさせていただくに違和感を感じない場合、私が常識ない扱いされたら嫌だな」の気持ちでずっと使ってたので最高な回
前職では「させていただく」マインドで接客してたけど現職では「させていただく」やめようねって言われて混乱中の私にタイムリーなシリーズ助かります!
それぞれ何の職種なのか気になります…
@@とこのま-v3t 前職はサービス業で接客スタッフも内勤の人も「お客様第一!」が強い会社で、現職は接客業ではあるけどあくまで客観的に話ができるのがベストだからへりくだりすぎないのがいいよ、とのことでして。前職の時の普通くらいの敬語で接すると現職では過剰になっちゃうんです…💦早く今に慣れたいところです!
@@ゆーつき-r1d
させていただくは丁寧にすればいいんだろ感あって嫌いやなぁ
現職の方がお客様第一でええね
@@MT-vj6cc
流石にかわいそうwww
@@MT-vj6cc いやわかる。正直、お客様第一って雰囲気が強い会社ほど丁寧にすればいいんだろ感はある。
もっといえば、独りよがりで客をちゃんと見てない感。
「確認させていただきます」別に違和感はないけど、たしかに「確認いたします」を使ってる人の方がカッコいいな。
無駄にへりくだってない分、自分の権利と権限と役割を正確に認識できている賢さを感じる。
メールで使いまくってたから気をつけさせていただきます
全然反省してないw
俺はむしろ「させて頂きます」の方が「こちらの権利・所有を認めてるのだな」と好感持てる
「確認します」だと事務的に仕事してるだけなので好感も不快もない
@@hatto333なんで?別にさせてもらってるわけじゃないのにさせていただくを使うのが無駄にへりくだってるって言ってるんじゃないの?
@@bakemamushi人の感じ方にこれ以上、なんでもなにもないやろ
上の人が説明してることが全てやん
この話題は日本語学習者として嬉しいですね。日本語聞いてて、「許可必要ないのになんで」とか、「ボケて言う場合の方が多い気がする」とか、「させていただく」についていろんな疑問を持ってた時期はよく覚えてます。次回、楽しみにしてます!
きみ日本語上手いね
めちゃくちゃおもしろいです。
学生の頃、先生に「発表させていただきます」を「発表致します」だろってよく怒られていた人が多かったけど、使役性の問題だったのだなあ。
自分は日本語が第二言語だけど、 7:48 慣れるまでは「なんと回りくどい文化だ」と思いつつも頑張ってそれを受け入れようとし、慣れてからは便利に思うようになりましたね…。動画を見るまではこんなにネイティブの人に嫌われる表現だと思いませんでした。
「受講票を確認します」→「ミスがあったら不許可にします」(脅迫的)
「受講票を確認させて…」→「ミスがあったら不許可にさせて…」(脅迫的でない)
「解散します」(気持ちを依存しているファンの都合を無視していて冷たい)
「解散させて…」(気持ちを依存しているファンの都合を意識している)
こういう回待ってました!全5回でも10回でも最後まで拝見させていただきます。
ウエストランドの井口さんが「M-1優勝させていただいて」と何度も言ってて
それを聞くたびに違和感をおぼえて変な顔になる
確かによう言うてるわ笑
「皆さんの力で」優勝させていただいた
そこまで違和感がないような気がしますが…
「謝罪させていただきます」とか最高にパンチ利いててすきだわぁw
沖縄語母語話者(言語学修士)です。
大学から始めて大阪に出てきて、友達に自分の物を差し出して
「これ借りる?」
「これもらう?」
と発言し、「えっ?借りるのももらうのも私やんな?ん、貸そか?あげよか?じゃなくて?」と友達を困らせたことがあります。
沖縄出身者は聞き手視点になって発言することがたまにあり、他の例で言うと沖縄ではよく「これからそっちに向かうね」の意で、「今から来るからよ〜」と発言することがあります。
面白いですね。
「いまから来るね」
これ鹿児島もそうです。方言で話す時と標準語で話す時で無意識に使い分けています。
i’m comingと似てますね。
大阪やけど普通にそれいわん?
英語みたいやな
難しいものを難しいまま時間をかけて説明を試みるスタンス好きです.
「させていただく」が嫌われてるのではなく、多用や誤用が嫌われてるのでは
とりあえず長くしときゃ丁寧なんだろ的なテキトーさが透けて見える感
さらに「あなたの許可は得ましたよ」という責任転嫁や無責任さも感じさせるので、余計に嫌われる
「いたします」のほうがかっこいい感じがするのはそのあたりな気がする
「サウナで整わせていただきました」は、こう「なにか大いなるもののお陰様で」という雰囲気があってそんなに悪くないような…
「解散させていただく」にしろ「整わせていただく」にしろ、「勝手ながら」「僭越ながら」みたいな枕詞を無理にでも添えると許容度が上がる気がする。使役性を含むからだろうか。
「直接会うことすら恐れ多い」って表現があるから「距離があるほど敬意がある」って話は分かりやすかった。
なるほど!自分の好きなバンドのライブ行けない理由これだわ
椎名先生の英語学概論を専攻で受けたのが懐かしいです。関係ないですが裏シラバスに「椎名先生は息子にママと呼ばせようとしている」とか謎の情報が載ってました
これは昔からずっと気になってた。自分で調べてもこんなに深掘りはできなかったので、全35回、これから楽しみにさせていただきます!!!
「させていただく」多用問題、ここ一週間くらい自分の中でぶり返していたタイムリーな話題です!この手の違和感のある用法についてもっと取り上げてほしいです!
紅白歌合戦初期の映像で司会者が「司会を務めさせていただきます。〇〇です。」と言っていて、
こんな昔から言ってたのか、とびっくりした覚えがある。
27:28 ここ水野さんの何に触れたかわかんないけど急に速くなってて笑っちゃった。
「〜でよろしかったですか?」って敬語、「過去形にして距離を遠くする」「丁寧に言ったつもりが相手側は失礼に感じる」に関連しそうだなと思った
あれはただのコンビニ敬語だからな。そんな変な日本語使うなって店で何度言おうとしたことか。マニュアルだか何だか知らんが、そもそもなんで嫌がられてんのにコンビニ側も執拗に使わせようとするのか意味わからん。
『よろしかったですか』
はお客さんの対応を引き継いだとき引き継ぎ前はこう決定して“いた”ということでで間違いですか?ってニュアンスで言いたくなることはありましたねぇ
コンビニ敬語ではないけど「何かご質問など『ございます』か?」みたいなこと言われると「あ、ございますねえ」って言いたくなっちゃう アレ広まってもう普通になってきちゃったけど 個人的にはやっつけたいなあ
@@のくとら「ございますでしょうか」だけではなく「ございますか」もダメよりなんですか?
@@のくとら「ございます」って「ある」の丁寧語だから別に間違いじゃなくない?
日本語教師です😊
あげる、くれる はgive
2つの使い方の違いは「受け取り手」
「受け取り手」が「私、もしくは私のウチにいる者」の時は「くれる」と教えてます。
必然的に、「くれる」の主語は「私」にはならないですよね。
例)友達が(私に)チョコをくれた。
例)友達が(私の)妹にチョコをくれた。
転職した会社で「させていただきたいと思います」と言い回す人が多く、毎日違和感を覚えています。
おじさんが使いまくるので、若い子はそれを敬語として学習し、今後も使い続けられるのでしょうね…
「させていただく」取り上げてほしいと思ってました。まさか全5回になるとは思ってませんでしたが楽しみにしています。相手の許しを得て何かをするというのが本来の使い方なのでしょうが、そこから派生して、相手に与えてしまうであろう不利益に対して了承を得る使い方と、他者のおかげでやれていることに対する謝意を示す使い方があると思っています。だから、不特定多数に向けた「解散させていただく」とか、「アイドルをさせていただいてます」とかの発言に対して、解散してもなんとも思わないし応援もしていない人は「勝手にしろよ」と感じてしまうのでしょう。他の方もコメントしていましたが、ファンだと違和感ないのかもしれません。
距離感に納得。
引き立てる というのは、自分が引くことで、相手が立つ。
おうちにお呼ばれするというのも、尊敬(?)する相手の近くにいけるという距離感なんですね。
英語で「距離を取ることで敬意を表現する」で、面白いと思ったのは「Your majesty」ですね。名前はもちろん、代名詞すら使えなくて「あなたの威厳」に呼びかけるのは面白いですね。
昔、サンドウィッチマンさんのコント『ファーストフード店』で、
富「ご注文、繰り返させていただきます。バナナシェイクがひとつ。」
伊「俺その言い方大っ嫌いなんだよ、言い直してくれ」
富「バナァナァシェイク」
というくだりがありました。大好きなサンドウィッチマンさんのネタですが、この部分だけは幼少期に見た時は本当は何がダメなのか全く理解できませんでした。
若いアイドルが良く使ってる印象がある。「コンサートさせていただいて」「新曲を出させていただきます」とか。
最高におかしかったのは、「事務所の先輩の△△さんが出演させていただいたんですけど」って話してるの聞いてヤバいなって思った
「させていただくの語用論」、つい最近読んだばかりなのでタイムリーで嬉しい!
もらってあげてくれない?と言う言葉に想いを馳せる。
求心性と遠心性はよく神経科学で使う用語で、僕には全く違和感がなかったです。英語では、toを表す接頭辞のadがついたafferent(求心性)と、out of を表す接頭辞のeがついたefferent(遠心性)になっていてわかりやすいです。
物理学でも等速回転運動する物体に働く力は求心力と遠心力が釣り合っているという表現を使いますので理系でも違和感はないですね。堀本さんは情報系の方なので物理からすぐに用語が引っ張ってこれないんでしょうね。(向心力という用語で勉強したので求心力=向心力とイメージできなかったのかもしれませんが・・・)
それ英語でも対応取れてないのか。むしろ対応が取れてないことで対応が取れてると言うか。
英語だとtoに対応するのはfromで、out ofに対応してるのはinto, inなんよなあ。
でも、それぞれで対応取れてるかも。「求心性」の「求」を「求めて進む」ってことだと解釈すると、toの「向かう、到達する」ってイメージと合致するし、「遠心性」の「遠」を「遠いところにある/移動する」と解釈すると、out ofの「外にある/移動する」ってイメージと合致する。
むしろ英語に忠実な訳なのかもしれない。
情報でもネットワークとかするとアウトバウンドやインバウンドみたいな系に対する外と内に対するベクトル概念あるよ
円運動のやつは向心力で習ったなぁ
@@NAr_718 現在の学習指導要領では向心力に統一されますので見るのは古い文献読む時ぐらいですね。
きました!まさに我が学生時代の専門分野!謹んで拝聴させていただきます👂
楽しみに待たせていただいていました
今回のシリーズは面白そう。楽しく聞かせていただきます。
「受講票を確認させていただきます」は、小さい子への「〇〇ちゃん、△△させてね〜」に近い空気感を持ってる気がするので、自分ではできないことをしてもらってるときや相手にしてもらわなければどうにもならないことであれば、そこまで気にならない気がします
だからこそ使いどころを間違うと、「お前にはできないことをしてやってる」感が言外に出てしまい、慇懃無礼さを感じさせてしまうのかもしれません
20代後半のころ、職場の歓送迎会の司会をしたとき、「〜始めさせていただきます」と言いかけて“やだな”と思い、「始めたいと思います」と口からでてしまい、「…あ、思っても始まりませんね、始めます!」としどろもどろなスタートだったのに、受けてしまったのを思い出しました。
させていただくを絶対許さない原理主義者を母に持つ私には、許容度テストで『サウナでととのわさせていただく』だけが違和感無く受け止められました。
なんか『お風呂の神』みたいのに許された水野さんがみるみる浄化されて最後に「よきかな・・・」と呟いて光の中へ消える映像を観たような気がします。
上州弁話者なのですが、「くれる」を「花に水をくれる」とか「おめぇにこれくれるよ」みたいにgiveでも使うので、三類系の質問で一般にはreceiveの意味しかないことに驚愕しています。
上から目線で人にものをあげる時に「くれてやるよ」に変化するのも面白いですね
同じく第一言語上州弁の者です。
「水やり」のことを「水くれ」というと、よく「植物目線かよ」と突っ込まれたものです。
私の母は長野県出身ですが、同じく「草に水くれといて〜」「犬に餌くれた?」等、標準語の「やる」を「くれる」に置き変えて話します。上州弁も同じなんですね!
新潟弁話者です。「おめさん、おれにもらわれるろっか?(=あなたはそれをわたしにあげることができますか?)」というように、主語が「あなた」なのに「もらう」を使います。「くれる」も同様。「くれてくれらるる?(=giveできる?)」という謎文もあります。
朝鮮語と一緒だね。朝鮮語の주다はあげるとくれるの両方の意味がある。
19:56
遠心力の対概念(別の座標系からの解釈)は求心力ですし、
医学でも筋肉の収縮や神経の分類で遠心・求心という言葉を使うので、
ベネファクティブを論じるときの用語というよりはもっと広い学術語彙だと思われます
対応が取れてないのは言語学者のせいではなく、問題があるとすればもっと根深いところにあります
元々求心力がないやつに対して遠心的な人間
って表現することもできるんですよね。遠心力という言葉が有名すぎて
宗教学でも、神と人間が近いなら求心的とか、遠いなら遠心的な神
とか言います😂
物理で遠心力の反対の力を向心力と習った世代なので、堀元さんの違和感と同じ感想を持っていました。
でも言われてみればそうですよね。。
離心率は楕円だから違うし、、。
偏心率は剛心に対してだからこれも違う。
向心力という言葉もあって、分かりづらいですねぇ。
中年層は社会の中で上司や目上の人に媚びも売らないといけないし、下に威厳を持たないといけないのでこういう表現に批判的なんだろうなーって直感的に思ってるけど、普段敬語の変換をぱっと思いつかないのが現状な中年層46歳主婦。今後の上司との会話に使えそうでタイムリーな話題。ありがとうございます🙇♀️
「受講票を確認させていただく」についてですが、状況によって感じ方が変わると思いました。
受講票を出す前で、「受講票が必要ですので、提示してください」という意味なら、丁寧に受講票を求めてきたなと感じるだけですが、
受講票を渡すとき、もしくは渡した後で、「これから受講票を確認します」という意味なら、もう渡したから勝手に確認しろよと少しむかつきを感じます。
5:38 なぜ大嫌いな「させていただく」に頼るのか、全5回!と聞いたとき、なぜか満面の笑みになった自分がいた
受講票を確認させていただきます。
で、高年層に違和感が少ないのは、お年寄り=自分は敬われる存在、許可を与える立場、という感覚があるからではと感じました。
京都人がむっちゃ遠回しな言い方をするのも、「簡単に相手を持ち上げる為の安易な遠隔化」って事なんですね(「もしもの際に自分に責任が及ばない様にしている」という面もあると思いますが)。
感覚的には分かっていたものですが、それをこの様に言語化して頂けるのが、このチャンネルの素晴らしいところだと思います。
京都人ですが、「ウチ・ソト」の距離が最初から莫大なだけなんで、真意は単に「この意味わからんかったらこいつはウチに入れずに縁切ろ」です
ちなみにウチに入れてもらえると、エグるような直接的な物言いになります。
今までぼんやり怖いと思っていた京都のぶぶ漬け文化ですが、これで よりはっきり恐怖することができました。ありがとうございます。
楽しみに待たせていただきました
感じ方の違いに年齢層が関わってくる所で、昔薬局で「お薬手帳の方を確認させていただきます」と言った受付の人に「方ってなに?ウンタラカンタラ」と軽くキレてるご年配の方を拝見させていただいた事を思い出させていただいた。
楽しみに待たさせていただきました
そろそろ「た」とか象鼻とかのガッツリ言語の話する回来ないかな~、と思ってたところだったのですごい嬉しい!
全5回楽しみに見させていただきます。
他に適切な謙譲語があるときに、させていただくを使ってると違和感を感じる。疲れて敬語を選ぶのが面倒なときは、させていただくけど。言葉遣いに手を抜いてることが中年層にはバレているのかも知れない。
あくまで私個人の感覚なのですが常日頃感じていることを言うと、「させていただく」を正確に発音することは母語話者でも難しく、そのせいで連発されると耳障りに感じます。多くの人の発音が「さしていただく」と聞こえるので、連発されると、遜ってる割には少し崩した発音に聞こえてしまいます。
言葉は生き物なので、時を経れば「さしていただく」が当たり前の表現に変わっていくのかもしれませんけどね。
「させていただく」と似たような文で、「したいと思う」があると感じました。
高校時代に、授業でどうしても聞かなければならない長話を話す人が話し始めに「これから○○について話したいと思います」と言った時に、私は「勝手に思ってろ」と思ってました。
確かにどうして”思う”って付けるんだろ。なんか相手へのゆとりみたいなものが欲しいんかな。「します(即ビンタ)」「したいです(ビンタ受けてね)」「したいと思います(ビンタするつもりだよ)」みたいな?
@@user-mayotta93 「今からお前を殴ります」っていう意思をオブラートに包んでるんですかね? それはそれとしてオブラートに包まなくてはいけないという感覚がどこ由来なのかも分かりませんが...
営業から「なるほどですね~」と連呼された時の気持ちと同じか思ってた。説明されると奥が深かった。
アイドル「解散させていただきます」
オタク「許可してないけど」
コローは日本でもメジャーな印象派の先駆けの先駆けになった人物で、本当に綺麗な絵を描く人だから是非見てほしい
『モルトフォンテーヌの思い出』とか最高
居酒屋のオーナーが以前、自分の店のバイトが使う「ポテトサラダになります」の、"なります"に異議を唱えていましたね。なりますって、既に出来上がった料理が今まさに、提供する瞬間に皿上で完成するみたいで変だ、というのを思い出した。
ポテトサラダに相成りますとか、ポテトサラダなり なら少し納得感あるかも
面白いですねー!続きが楽しみです!
「受講票を確認させていただきます」は受講者への敬意と見せかけて、受付の人の上司への敬意も僅かに混ざっているのが聞き手に違和感を抱かせるのかも、と思いました。
「解散させていただく」も運営が決めたのねってモヤモヤしちゃいそうです。
仕事で各種コールセンターや受付や
営業マンのトークスクリプトを
作ることがあるんだけど
その時に「させていただく」を
入れるか入れないかで悩んでた
「◯◯を確認させていただく」なら
「◯◯を確認いたします」か
「◯◯のご提示をお願いいたします」等に
言い換えられると思ってても
謎に丁寧っぽく聞こえるから
「させていただく」を採用することもある
採用するかしないかの悩みを他人に話しても
「どっちでも良くね?」しか返ってこないから
皆そんなこと気にしていないのかな
と思っていた
このシリーズを観れば
ある種の納得を得られるかもしれないと
とてもわくわくしています
「させていただく」を使うということは話し手と聞き手に関係性があることを示すから、「解散させていただきます」には「客であるあなた達(ファン)も立派なステークホルダーであったと私達は認識していますよ」という含意があるんじゃないですかね。
「(皆さんのおかげで)作家をやらせていただいてます」も同様に「日頃のご愛顧に感謝」の意を含んでる感じがします。
「受講票を確認させていただきます」は確認する側とされる側、どちらが上の立場だと認識してるかによって違和感の有無が変わりそうです。"受講"だとシチュエーションが色々ありそうで微妙だけど、試験なら受験者が下で試験官が上だと思うので「確認致します」の方が適当な感じがします。
講習会にお客様を招待しているような場合は「受講票を確認させていただきます」でも良いのかもしれませんね。
これは試験官じゃなくて受付の人でしょ?
距離と敬意の関係は、スペイン語とかで意味的には二人称で言うはずのところを三人称で動詞活用するのもそうですよね多分
個人的に「させていただく」にイラッとくる時は、こちらの返事を待たない聞かない必要としない時ですかね……「この件は無かったことにさせていただきます。それでは」と言われて連絡先ブロックされたらめっちゃイライラすると思います( ᷇࿀ ᷆ )
「させていただく」を「します」に置換するとスッキリする
連用形のときはね。
敬意を距離を離すことで表現するってのでぴったりエピソードなのが、古文書学。
日本の古文書読んでいると不自然に空いたスペースがよくあるんだけど、
それは「闕字(けつじ)」といって、敬意を表す対象の名詞や動詞の直前を一文字分ほど空けているんだよね。
さらにめちゃ敬意を表したいときは、
他の行と同じ高さに改行する(「平出」)とか
他の行より高く改行する(「台頭」)とかもある。
書き手はスペースを空けることによって、尊敬相手や相手の行動に敬意を示す。
長い書状とか読んでると、そういう空白があるとすごく目立つし、パッとすぐ分かるようになってるの。視覚的に距離を取ってるw
今回のお話きいて、すっごい当てはまるなぁと思った!
封筒に手書きで宛名を書く時、
相手の名前が住所より上のラインに来るように書くみたいなもんですかね。
就活の履歴書を送るときや、年賀状書くときにやります。
自分の場合、「させていただく」が気持ち悪いのは、「許可をもらったのだから、この行為の責任はお前にあるからな」というニュアンスを感じるから
させて頂く、は使いすぎなければ結構いい表現だと思ってた…
接客業とかでよく聞く「~になります」がおかしい、っていう話が気になってます。接客用語いつか取り上げて欲しいw
「こちらがご注文の~~になります」 -> 「こちらがご注文の~~でございます」が正しい、とかは聞いたことあるんですが、「なります」が一般的になりすぎて違和感すらなくなってきてしまった。
「になります」と聞くと真っ先にbecomeが思い浮かびますが,実は日本語の「になります」には他にcomeの意味もあるようです。「○○様の,おな~り~」などがその一例です。
「ご注文の~~になります」は「ご注文の~~が到着しました」と解釈できます。
接客用語って、チェーン店が増えてマニュアル化していく中で独自の進化をしている節がありますよね。
私も学生時代のバイトで「お釣りとレシートのお返しです」と言って「レシートなんて預けた覚えないわ!“お渡しです“だろ!」と激怒された事があるのですが、(お返しが変なのは分かるけど、“お渡しです“も変な気が…)と未だにモヤモヤしてます笑
「バイト敬語」の一つという印象なので極力遣わないように意識してる
受講票は「拝見します」と言いそう
「くれてやる」と「やってくれる」の違いはかなりでかいですね。ここで言われてる話とはニュアンスがそもそも違うけど
3:12 テロップ「言えばなんとかなると思ってる」が、他と違う微妙な動きをしていてカワイイ。
ニュアンス的には「おかげさま」と同じ感覚なのではないでしょうか。
「おかげさまで元気です」を使う時、本当に相手のおかげで元気でいる場合は少なかったりします。
「いつもお世話になっています」も挨拶として使うだけで本当にいつもお世話になっていなかったりします。
「させていただいています」は相手のことを英語で言うと「Ruler」的に上位においているから、よりへりくだろうとしてそのような感情表現になってしまうのだと思います。
本来の「させる」と「頂く」で分けて考えると違和感を感じてしまうが、
自分を下げ相手を立てる、「させて頂く」という新しい敬語のあり方が誕生したと思えば違和感はない。
言語は生き物ですから日々変化するものです。
今回のシリーズは全然わかりやすいです。チョベリグとさせていただきます。
「〜を確認させて頂きます」に対して違和感を覚えなくてびっくりさせて頂きました
昔々、行政主催のイベントを手伝ったとき、MCシナリオ(司会役のセリフ文案)を下書きしたら、担当者(係長級の職員)から大幅な修正を喰らった。「それでは、本日のイベントを始めます」のような、「〜します」という文言が、すべて「〜させていただきます」に変えられた。
司会者の喋り始めの挨拶、受付時に渡す資料の説明、トイレの場所案内、携帯電話の電源オフの依頼等など、延々「〜させていただきます」が続き、最後に「それでは、本日のイベントを始めさせていただきます」で締める、凄まじい文案になった。
え、めっちゃおもろい
確かに「昨日は読書させていただきました」は凄く違和感あるけど、前提として『発言者は昨日有給を取っていて聞き手は上司』で「昨日は休めたか?」みたいな流れがあると割と違和感少なくなる
聞き手との関係とかでまじで変わるんだ
プレゼンなどで「こちらの表を出させていただきます。まず、こちらの○○を進行させていただきますと〜」と連呼する同僚がいて、文脈もおかしいし、違和感があるので、途中からバトンタッチしたら、務めて、言い換えたり、「致します」を使うようにしています。
日本語教師です。
外国人の学習者は「あげる」と「くれる」をよく間違えます。
×「先生が私にプレゼントをあげます。」
「あげる、くれる」と「もらう」で分けています。なので「もらう、くれる」の違いは?って言われて、ものすごく変な感じでした。
「させていただけませんか」は許可求めの表現として教えているので、逆に外国人の方が違和感がない使い方をしているかもしれません😅
「させていただきます!」ってあんまり教えないような気がします。
沖縄宮古島では
Aの家にBが行く場合
B「今から来るねー」
と言います
「あっち」と「こっち」は使い方が逆です
少し離れた場所にたってる他人の方を指して「こっち」
その他人から見て自分の方を「あっち」
確かに行動の許可を求めるときに使っちゃう気がするな。
「~のようにご対応させていただいてもよろしいでしょうか?」とか。
「受講票を確認させていただく」ってのは要するに恩着せがましいのよ。
あたかもこっちがそれを決定したみたいな雰囲気を出して、これで貸し一つねって言われてる感じ。
田沼意次は漫画「風雲児たち」で肯定的に描かれていて、それを読んで以来、自分の中では田沼=いい人、くらいの印象になっています
会社の上司から「〇〇をやってくれる?」という言い方で仕事を振られることに憤ってる人はいた。
上司から命令されたら拒否できないんだからいちいちこっちに聞くなというのが彼の言い分だった。
これも許可を必要としない場面での「させていただく」に違和感を覚えるのと一緒なのかもしれない。
距離を取って敬意を示させていただくことは経験的に分らさせていただいていたので、"させていただく"とか"~でよろしかったでしょうか"とかに違和感を覚えさせていただいたことは無いかなぁ〜
動画の内容とは別の話ですが、自分の態度を表明しているのに、疑問文であるかのように「かな」を付ける人が多いのが結構気になるかなと思います。
@@gamma9472断定するのが怖いからなんとなくフワッとしたニュアンスになるように語尾につけてしまう、、
ネガティブポライトネスの「距離を作ることが丁寧さを表す」というのは、言語と身体的な動作の両方にまたがる原則です。以下のように多くの言動に見られるものです。
・ものを渡すときに、直接手渡さずに床や机において「お受け取りください」と相手に取らせる
・贈り物をむき出しにせず箱とか袋とかに入れてワンクッション取りにくくする
・身分の高い人と同じ色の服を着ない
・他人の体に触るのは失礼である
・上座-下座
・自分より上の世代を表す「父」とか「老~」とかが上位者を表す
・拝む対象とか貴重な品物を一段高いところに置いておく
・「いえいえそこまでしてくださらなくても」とか「おかまいなく」という場合に手のひらを相手に見せてさえぎるようなジェスチャーをする
・本名呼び捨ては失礼なので、別の言い換えをする
・「お伝え」申し上げます、「~に臨み」など、やや遠いところから言う、見るという表現
・権力者が頭むき出しなのは落ち着かないので冠や帽子をつける。逆に髪をそりおとすのは罰の一種
謎におススメにあがって、サムネの『させていただく』表現に違和感あったのでサラッと視聴しました。
しっかりした動画でびっくり❗️
じっくり視聴させて頂きます😊
優勝しました(名誉の獲得)作家をやっています(役割の獲得)と言うと「自分の力で獲得した」と不遜な印象をふくむので、「社会から名誉/役割の授与を許可された」と受け身に婉曲させて、優勝させていただいた。などになるのだと思います。
感覚的な話ですが、こちらの許可を許可なく奪われる場合は違和感があります。「解散させていただく」「整わさせていただく」あたりはまさに許可を奪われているようで変な気持ちです。ど~せお前はOKするやろ??と押し付けられているような感じですね。
逆に「受講票を確認~」のケースのような、許可なく奪ってもらっても大丈夫なケースは違和感は少ないです。受講票でキレてる人は受付の人を下に見ていると予想します。
「市会議員をさせていただく」は正しい用法ですね。