【授業風景】映像前史2023 ver2

2023年度 映像学科1年 必修授業
「映像基礎実習(映像前史)」
記録映像その②　※①と②では収録されている学生作品が異なります。
壁に空いた小さな穴から入った光が外の光景を壁面に映し出すピンホール現象の発見は、「映像」のひとつの重要な起源といえるでしょう。
入学したての映像学科1 年の授業初日は、虫眼鏡を使ってカメラ・オブスクラを自作する簡単なワークショップから始まります。簡単な材料で組み上げたカメラ・オブスクラは、外の光景をフルカラーの動画像として浮かび上がらせました。
その後、アニメーションの起源として、円盤の両面に描かれた絵を回すことで合成させる「ソーマトロープ」、複数のコマを連続表示させる「フェナキスチスコープ」、鏡を使った「プラクシノスコープ」といった複雑な装置を制作、最後に自由制作を行いました。
過去や起源を追体験することで、「映像」の持つ意味や歴史を経験として学び、未来につながる発想力を養います。