約5000人が境内を走る 西宮神社平成最後の福男 5000 people run through the Nishinomiya Shrine Selection of the Lucky man

商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社とされる西宮神社で、10日毎年恒例の「福男選び」が行われ、およそ5000人が境内を駆け抜けました。
西宮神社の赤門から本殿までの距離およそ230メートル。参加者は境内の石畳を駆け抜け、本殿を目指します。
「福男選び」は参拝一番乗りを目指すもので、本えびすにあたる1月10日に毎年開かれ、江戸時代から続くとされています。
上位3人だけがその年の「福男」に認定されるとあって、参加する人たちの気合は十分。
そして、午前6時。 1つ目の角を曲がると、鳥居までは一直線。 行く手を阻む木。 それに拝殿への入り口など難所が続きます。
一番福は広島県福山市の消防士、山本優希さん22歳。 中学・高校の陸上部時代に棒高跳びで鍛えた自慢の足を生かし、初参加にして一番福を勝ち取りました。
二番福はよしもと所属のお笑い芸人・伊丹祐貴さん。加古川市の玉暉活也さんが三番福になりました。
3人の福男は御祈祷のあと、参拝者が見守る中鏡開きを行い、お神酒を振る舞って福を分けていました。