「あれから10年 これから10年」File.49 岩手県大槌町／吉田美涼さん

「あれから10年 これから10年」BS-TBSで毎週土曜よる8時54分放送
東日本大震災から10年。当時10代だった若者の震災後10年とこれからの10年を取材、復興を考える。
File.49　岩手県大槌町／吉田美涼さん
吉田美涼さんは中学1年生の時に被災。大地震の直後、携帯電話で話した父親から指示を受け、友人と近くの高台に避難をした。そして、避難後30分も経たない内に家や車を巻き込んで近づいてくる津波を目の当たりにして災害の大きさを実感した。また、その津波による被害で吉田さんは、同級生二人、同居していた祖父母を喪った。現在、吉田さんはIBC岩手放送の報道部で記者として働いている。自らカメラを回し、取材をし、記事を書き、先輩を「真似ながら精進」している最中だ。吉田さんは震災を経験して地元への「思い」がより強くなったという。もともと大槌を好きだったが、震災後は「この町で育ったことは自分の個性」と考えるようになった。その自身の「個性」を生かし、震災時に助けてくれた方々、出会った方々に恩返しをするには何をすべきかを考え、地元のテレビ局であるIBCでの仕事を選んだ。そんな吉田さんの「今」と「10年後」の目標とは？
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