『蒔絵 室瀬和美 時を超える美』【本編:39分】ポーラ伝統文化記録映画

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  • เผยแพร่เมื่อ 18 พ.ย. 2024
  • 伝統文化記録映画『蒔絵 室瀬和美 時を超える美』(本編)
    2017年製作/監督:柿沼智史(カラー39分)
    きらめきながら、舞うように落ちる金粉。粉筒を指先ではじくリズミカルな音。やさしく器面に蒔かれる金の粉。映像は一般には見ることのできない、蒔絵の技法を詳しく、また金粉の蒔かれる瞬間を、鮮やかに美しく映し出す。
    重要無形文化財「蒔絵」保持者(人間国宝)の室瀬和美氏は、伝統的な蒔絵技術によって、現代の美術として表現している漆芸作家である。この映画では、室瀬氏の活動を完成作『蒔絵螺鈿丸筥・秋奏』の制作工程を縦軸にして、室瀬氏が創作の根底に置いている「ひとに学ぶ」「ものに学ぶ」「自然に学ぶ」という基本姿勢を、具体的作業を通して垣間見ることができる。
    この映画の見所として、公園でのリスの写生から、それを基にしてリズム感あふれるデザインを生み出すところ。三島大社の『梅蒔絵手箱』の復元模造で見出した鑢粉の表現を現代に生かそうと、自ら鑢粉を作る作業および、鑢粉をはじめ様々な種類の金粉と組み合わせることで得られる奥深く複雑な効果。チタンを初めて平文に使おうとするチャレンジ精神と鉛や螺鈿との組み合わせによる技術上、表現上の工夫などである。室瀬氏の精細な技術を丹念に、臨場感豊かに描き出しており、室瀬芸術の創作の秘密の一端が感じ取れる。
    映画後半では、室瀬氏の制作工程を追うとともに、日本の伝統文化の粋ともいえる漆芸を、広く海外に発信するため、ロンドンでの古い漆器の調査修復指導、スペインでの講演活動の様子も紹介している。また、国内での普及活動の一つ、静岡県掛川市での子供たちを対象とした蒔絵の体験教室の様子や、工房での後継者育成、文化財保存などの多方面にわたる室瀬氏の精力的な活動もよくわかる。
    *伝統文化記録映画〈 無料貸出しのご案内 〉
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