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共立のクランプ2433を使用しています。ちょっとよくわからない現象があったので質問させてください。家庭で一般的な配電盤内の事なんですが(ただし住宅ではなく牛舎内)、主幹ブレーカー(単相3線式)2次側に細かく20Aのブレーカーが10個ほど連なっている状態です。この20Aブレーカーの2次側の漏れ電流を測定するため、LとNをまとめてクランプすると、いくつかのブレーカーで、0.65mA前後の値がでます。と言うか、0mAを指す物がないです。次に、メガテスターで、このうちの1つのブレーカーの2次側の結線L,Nを外し、アース棒との絶縁を計測したところL,N共に、30MΩ前後と微妙な値を指し、∞Ωでは有りませんでした。これは漏電と考えて良いのでしょうか?一応、クランプでは漏電の閾値1mA以内ではあるのですが、∞Ω、0mAが普通ですよね?ただ気になるのは、漏電なら20Aブレーカーの1つだけが、0mAを越えると思うのですが、複数のブレーカーが同時に0.65mA前後を示しているため、測定ミスやノイズも疑っています。インバータは1つも稼働しておらず、ラジオも停止させており、ノイズ源になりそうな物は思いつきません。他にも気になることがあり、コンセント1だけとしか繋がっていない20Aブレーカーですが、配電盤内では0.09mAとでて、配電盤の外(10cm移動しただけ)だと0mAになります。配電盤内でクランプするときに、何かが干渉して測定値が狂う事って有りますか?このような場合は、真の実行値を計測できるモデルが必要なのでしょうか?
返答が遅くなりまして失礼しました。今回の件ですが、漏電では無いと思います。絶縁抵抗も150V以下なら0.1MΩ、それ以外は0.2MΩあれば良いので、30MΩなら十分だと思います。必ずしも∞になることはありません。私の工場でも10MΩや20MΩのところが多いです。漏れ電流も1mA以下なので問題ありませんが、盤内から少し離れた所では0mAとのことなので、盤内だと他の電線の影響が有るのかもしれませんね。
@@JapaneseElectricalEngineer 返信ありがとうございます。色々牛舎内の配線経路を詳しく調べていたのですが、結論から申し上げますと、至る所で、細かく漏電しており、結局、漏電ブレーカーが落ちました。(涙牛舎って、一応は屋内施設なんですが、実際は畜体の多量の呼気で湿気が多く、夏は細霧を大量に噴霧するためとても多湿で、屋外と言った方がよい設備です。にもかかわらず、大量の宅内用露出コンセントや露出スイッチが施工されている為、これらが内部で錆びて漏電していました。(涙また、この露出コンセントから、平型フラットケーブル(VFF)を壁や柱にステップルで固定して、ケーブル代わりに使用して天井の蛍光灯を灯していたり、コンセントに配線して給電していたりと滅茶苦茶で、蛍光灯関連の最低1つ以上の経路で1mAを超える漏電がありました。もちろん他の場所でも細かい漏電(1mA未満0.1mA以上のような)が有りました。挙げ句の果てには、よく見たらLに白線、Nに黒線を施工している始末。温水器のアース線からは、微量に漏電流が流れているのですが(この時点で開き直っている)、アース棒の接地抵抗を計ったら、その周辺だけ抵抗値が1000Ω以上有って接地が機能していない。とりあえず、アース棒を追加で4本打ち込んで、なんとか104Ωまで下がりました。ちなみに、直線距離で20m先の重量鉄骨をアース棒代わりに接地抵抗を計ったら、6.4Ωと、A種接地もクリア出来る値が出るのに、同じ敷地内でここまで接地抵抗が異なることが有るんですね。他にも、壁に打ち付けで、VCT(キャブタイヤ)で配線してありますけど、コレってやっちゃだめでしたよね?もう、全配線撤去して、新規敷設するくらいしないとダメかもしれない…話は変わりますが、クランプの件なんですが、同一の箇所を計り0mAの状態でクランプを180度ひっくり返して挟み直すと0.05mA等の変化が見れました。コレってクランプの寿命か故障でしょうか?普通は、向きを変えても、0mAなら0mAで計測されますよね?
返信遅くな、失礼しました。 漏電箇所があったんですね。お話を聞いてますと、環境も悪く、施工内容も悪いですね。内線規定、電気設備技術基準に書かれてるとおもいますが、VCTはケーブルに分類されるため→大丈夫VCTFはコードに分類され、固定はダメだったと思います。いまコメントを書いてる手元にないのでうろ覚えです。クランプメーターの裏表時の数値ですが、多少の差はあります。故障しているときはどちら側で測定しても数値が大きくふらついて安定していなかった経験はあります。
@@JapaneseElectricalEngineer 私は、CT系ケーブルに対してアレルギーが有りまして、牛舎で、換気扇に接続されたCTの圧着端子付近の絶縁皮膜が、ボロボロに劣化して銅線がむき出し状態になっており、当然ながら短絡して断線していたことが数回。雨の日に、柱に配線されていたCTの結線部分が燃えて、すぐ横にあった配電盤が半分焦げていたことが1回、地中に直接埋設していたCTが漏電して漏電ブレーカーが雨の日に不定期で反応し、見つけるのにとても苦労したこと、ホント嫌な思い出しかないんですよ~(涙CTって、内線規定では条件付きで屋外配線OKなケーブルなので、やっぱり耐候性は弱いのかなぁと思っています。だから、現在配線されているVCTも、正直信用できないんですよ~(涙屋外配線で万全を期すなら、CVの方が良いですよね?
仮に交流の電流測定をテスターで行う際は三相の端子台の一次側と二次側を切り離してR相とU相の端子をテスターで繋げれば測定出来るってことでしょうか?
返信がおそくなり失礼しました。電流測定は直列に接続しますので、R相の電圧を測定するときは、イメージとして、R相の配線を切断して、その間にテスターをいれるような感じです。端子台があるのでしたら、R相の2次側の配線をはずして、テスターの片方のプローブを配線を外した2次側の端子台へ。もう1つのプローブは外した配線にあてます。
返信が遅くなって申し訳ありません返信ありがとうございました
漏れ電流と負荷電流では測定する場所は違う場所になりますか?
同じ場所の時もあります。例えば、モーターの漏れ電流と負荷電流を確認したいときです。漏れ電流の時はモーターへ接続されている電線を3本まとめて挟んで測定。あわせて、モーター側のアース線の漏れ電流も測定します。負荷電流の時は電線を1つずつ挟んで測定。金額は高いですが、漏れ電流と負荷電流の両方を測定できるクランプメーターがあれば良いです。
共立のクランプ2433を使用しています。
ちょっとよくわからない現象があったので質問させてください。
家庭で一般的な配電盤内の事なんですが(ただし住宅ではなく牛舎内)、主幹ブレーカー(単相3線式)2次側に細かく20Aのブレーカーが10個ほど連なっている状態です。
この20Aブレーカーの2次側の漏れ電流を測定するため、LとNをまとめてクランプすると、いくつかのブレーカーで、0.65mA前後の値がでます。と言うか、0mAを指す物がないです。
次に、メガテスターで、このうちの1つのブレーカーの2次側の結線L,Nを外し、アース棒との絶縁を計測したところL,N共に、30MΩ前後と微妙な値を指し、∞Ωでは有りませんでした。
これは漏電と考えて良いのでしょうか?
一応、クランプでは漏電の閾値1mA以内ではあるのですが、∞Ω、0mAが普通ですよね?
ただ気になるのは、漏電なら20Aブレーカーの1つだけが、0mAを越えると思うのですが、複数のブレーカーが同時に0.65mA前後を示しているため、測定ミスやノイズも疑っています。
インバータは1つも稼働しておらず、ラジオも停止させており、ノイズ源になりそうな物は思いつきません。
他にも気になることがあり、コンセント1だけとしか繋がっていない20Aブレーカーですが、配電盤内では0.09mAとでて、配電盤の外(10cm移動しただけ)だと0mAになります。
配電盤内でクランプするときに、何かが干渉して測定値が狂う事って有りますか?
このような場合は、真の実行値を計測できるモデルが必要なのでしょうか?
返答が遅くなりまして失礼しました。
今回の件ですが、漏電では無いと思います。
絶縁抵抗も150V以下なら0.1MΩ、それ以外は0.2MΩあれば良いので、30MΩなら十分だと思います。
必ずしも∞になることはありません。
私の工場でも10MΩや20MΩのところが多いです。
漏れ電流も1mA以下なので問題ありませんが、盤内から少し離れた所では0mAとのことなので、盤内だと他の電線の影響が有るのかもしれませんね。
@@JapaneseElectricalEngineer 返信ありがとうございます。
色々牛舎内の配線経路を詳しく調べていたのですが、結論から申し上げますと、至る所で、細かく漏電しており、結局、漏電ブレーカーが落ちました。(涙
牛舎って、一応は屋内施設なんですが、実際は畜体の多量の呼気で湿気が多く、夏は細霧を大量に噴霧するためとても多湿で、屋外と言った方がよい設備です。
にもかかわらず、大量の宅内用露出コンセントや露出スイッチが施工されている為、これらが内部で錆びて漏電していました。(涙
また、この露出コンセントから、平型フラットケーブル(VFF)を壁や柱にステップルで固定して、ケーブル代わりに使用して天井の蛍光灯を灯していたり、コンセントに配線して給電していたりと滅茶苦茶で、蛍光灯関連の最低1つ以上の経路で1mAを超える漏電がありました。
もちろん他の場所でも細かい漏電(1mA未満0.1mA以上のような)が有りました。
挙げ句の果てには、よく見たらLに白線、Nに黒線を施工している始末。
温水器のアース線からは、微量に漏電流が流れているのですが(この時点で開き直っている)、アース棒の接地抵抗を計ったら、その周辺だけ抵抗値が1000Ω以上有って接地が機能していない。
とりあえず、アース棒を追加で4本打ち込んで、なんとか104Ωまで下がりました。
ちなみに、直線距離で20m先の重量鉄骨をアース棒代わりに接地抵抗を計ったら、6.4Ωと、A種接地もクリア出来る値が出るのに、同じ敷地内でここまで接地抵抗が異なることが有るんですね。
他にも、壁に打ち付けで、VCT(キャブタイヤ)で配線してありますけど、コレってやっちゃだめでしたよね?
もう、全配線撤去して、新規敷設するくらいしないとダメかもしれない…
話は変わりますが、クランプの件なんですが、同一の箇所を計り0mAの状態でクランプを180度ひっくり返して挟み直すと0.05mA等の変化が見れました。
コレってクランプの寿命か故障でしょうか?
普通は、向きを変えても、0mAなら0mAで計測されますよね?
返信遅くな、失礼しました。
漏電箇所があったんですね。
お話を聞いてますと、環境も悪く、施工内容も悪いですね。
内線規定、電気設備技術基準に書かれてるとおもいますが、
VCTはケーブルに分類されるため→大丈夫
VCTFはコードに分類され、固定はダメだったと思います。
いまコメントを書いてる手元にないのでうろ覚えです。
クランプメーターの裏表時の数値ですが、多少の差はあります。
故障しているときはどちら側で測定しても数値が大きくふらついて安定していなかった経験はあります。
@@JapaneseElectricalEngineer 私は、CT系ケーブルに対してアレルギーが有りまして、
牛舎で、換気扇に接続されたCTの圧着端子付近の絶縁皮膜が、ボロボロに劣化して銅線がむき出し状態になっており、当然ながら短絡して断線していたことが数回。
雨の日に、柱に配線されていたCTの結線部分が燃えて、すぐ横にあった配電盤が半分焦げていたことが1回、
地中に直接埋設していたCTが漏電して漏電ブレーカーが雨の日に不定期で反応し、見つけるのにとても苦労したこと、
ホント嫌な思い出しかないんですよ~(涙
CTって、内線規定では条件付きで屋外配線OKなケーブルなので、やっぱり耐候性は弱いのかなぁと思っています。
だから、現在配線されているVCTも、正直信用できないんですよ~(涙
屋外配線で万全を期すなら、CVの方が良いですよね?
仮に交流の電流測定をテスターで行う際は三相の端子台の一次側と二次側を切り離してR相とU相の端子をテスターで繋げれば測定出来るってことでしょうか?
返信がおそくなり失礼しました。
電流測定は直列に接続しますので、R相の電圧を測定するときは、イメージとして、R相の配線を切断して、その間にテスターをいれるような感じです。
端子台があるのでしたら、R相の2次側の配線をはずして、テスターの片方のプローブを配線を外した2次側の端子台へ。
もう1つのプローブは外した配線にあてます。
返信が遅くなって申し訳ありません
返信ありがとうございました
漏れ電流と負荷電流では測定する場所は違う場所になりますか?
同じ場所の時もあります。
例えば、モーターの漏れ電流と負荷電流を確認したいときです。
漏れ電流の時はモーターへ接続されている電線を3本まとめて挟んで測定。あわせて、モーター側のアース線の漏れ電流も測定します。
負荷電流の時は電線を1つずつ挟んで測定。
金額は高いですが、漏れ電流と負荷電流の両方を測定できるクランプメーターがあれば良いです。