近現代日本仏教者列伝 #4|小栗栖香頂

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  • เผยแพร่เมื่อ 24 ม.ค. 2025
  • 近現代日本仏教者列伝 #4|小栗栖香頂
    明治新政府による神道の国教化政策や、明治維新期に西欧列強の文化が日本に取り入れられる過程などで、日本仏教は大きな変動期を迎えていた。廃仏毀釈による弾圧が行なわれるなか、仏教を語り、伝えるために尽力した人物は数多い。『近現代日本仏教者列伝』では、明治時代から現代までの約160年間に活躍した仏教者をとりあげ、その生涯と業績、現代とのつながりを解説する。
    人物:
    小栗栖香頂(おぐるす・こうちょう)
    1831(天保2)年、大分県に生まれる。真宗大谷派の僧侶。幼少期より漢学に親しみ、9歳で儒学者広瀬淡窓の門に入る。1852(嘉永5)年、東本願寺学寮に入学し、1868(慶応4・明治元)年に擬講となる。明治の宗名廃止に反対し、宗名回復を成し遂げた。1870(明治3)年、大谷光塋(現如)と共に北海道の開拓に参加。1873(明治6)年、中国の仏教衰退に衝撃を受け、上海で別院を設立し布教を始めるも、病に倒れ帰国。以降、監獄布教や婦人会設立に尽力。著書に『真宗教旨』『喇嘛教沿革』『蓮舶詩歴』などがある。1899(明治32)年、帰国後に逝去。
    解説:
    佐藤厚(さとう・あつし)
    1967(昭和42)年、山形県に生まれる。東洋大学大学院文学研究科インド哲学仏教学専攻博士課程修了。『新羅高麗華厳教学の研究』にて博士(文学)。現在、東洋大学・専修大学・獨協大学の非常勤講師を務める。共著に「統一新羅時代の仏教」『新アジア仏教史 第10巻』(佼成出版社)ほか、訳書に『韓国仏教史』(春秋社)などがある。
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