世界大会は辞退 ロボカップ優勝校

政府は１０日から外国人観光客の受け入れをはじめます。
新型コロナで断たれていた海外との行き来が再開されることに期待が高まる一方で残念な思いをした地元の高校生もいます。
宗像高校・電気物理部は４月、京都で行われたロボカップ日本大会で優勝する快挙を成し遂げました。
宗像高校はこれまでロボカップ・世界大会に６回出場しています。
世界大会は７月、タイの首都・バンコクで開かれます。
政府による水際対策の緩和に加え、タイ政府も入国規制を緩和。
意気揚々とバンコクに乗り込む予定でした。
ところが、コロナ禍からの平常復帰は想像以上に難くロボカップ委員会からの支援が得られずツアーが組めなかったこと、生徒は受験生で完璧な安全を確保できないなどとして学校側は出場を辞退したということです。
今後は、後輩の指導に努め研究者になるなど、夢を達成するために受験勉強に取り組んで行くということです。