【修正版】生越文明写真展作品解説 「CONNECTED LIFE ― いのちの礎 ―」
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- เผยแพร่เมื่อ 8 พ.ย. 2024
- ※8月22日公開の動画と同じ内容です。(一部追記いたしました。)
OM SYSTEM PLAZA クリエイティブウォールにて展示の写真展 「CONNECTED LIFE ― いのちの礎 ―」について、写真家 生越文明に解説いただきました。
なぜこのような展示になったかとても興味深い内容ですので是非最後までご覧ください。
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「旅しない写真家」を標榜する私は、登山やキャンプ、スキューバダイビングなどのアウトドア・アクティビティとは全く無縁なフィールドでモノクロ作品を制作しています。
しかし、OM SYSTEM Tough TG-7を購入して「顕微鏡モード」と出合い、初めてカラー作品の制作に取り組みました。
今回、選んだ被写体は,街角や近所の公園に植えられている樹木の「葉っぱ」です。葉っぱの表側、或いは裏側にある葉脈をマクロ撮影することは、特に珍しいことではありません。しかし、初めて顕微鏡モードで映し出された「葉脈」を観たときに私の心は大きく揺らぎました。そこには見事な「主脈」や「側脈」が葉っぱ表面からくっきりと浮き上がっていたからです。
これを観たときに思い浮かべたのは私自身の左腕にある血管のことでした。血管といっても血液透析をするために手術でつくられた「シャント」と呼ばれる特殊な血管のことです。「葉脈」のように浮き出たこの血管には週三回、二本の太い注射針が刺され、全身の血液を機械で浄化しています。自分の命が繋がれているさまが「葉脈」と重なったのです。
TG-7の顕微鏡モードを通して見える新緑の「葉脈」、枯葉の「葉脈」の美しい形からその生命力を感じて頂けたら幸いです。
(展示作品20点)
■期間
2024年8月8日(木)~ 8月26日(月)10:00 〜 18:00 最終日 15:00 まで
※休館日(夏季休業)8月13日(火)~21日(水)入場無料
■作家プロフィール
生越 文明 (おごし ふみあき)
旅しない写真家・京都芸術大学卒・日本写真協会会員(PSJ)・OM SYSTEM
ズイコークラブ湘南支部 専任講師・写真塾PHOTO-Lab-054主宰者・
国指定難病患者・1級身体障害者。人工透析をしながら、地元横浜を舞台に
モノクロ作品を製作中。横浜のショコラトリー「BLUE CACAO」の商品パッケージに作品が採用される。
【主な写真展】
2014年/ 4月 「めぐりあい」@ Roonee 247 Photography(四ツ谷)
2014年/11月 「めぐりあい」@ Art gallery JADDO(熊本)
2016年/ 2月 「Tokyo/Yokohama Buildings 2013-2015」@ iia galley(小伝馬町)
2017年/ 1月 「Within 8 hours ~限りあるなかで~」@OLYMPUS PLAZA 東京(新宿)
2017年/ 5月 「Within 8 hours ~限りあるなかで~」@SPACE K 代官山(代官山)
2018年/ 5月 「7th Heaven ~至福のとき~」@gallery fu(横浜)
2020年/ 2月 「7th Heaven ~至福のとき~」@OLYMPUS Gallery 東京(新宿)
2020年/ 7月 「7th Heaven ~至福のとき~」@OLYMPUS Gallery 大阪(阿波座)
2024年/ 7月 「僕のたいせつなこと」@PLACE M YOKOHAMA(横浜)
HP: kasutera.wixsi...