本当にいい時計。カルティエのタンク ルイ カルティエ ウォッチ 【THREEC CHANNEL 第223回】
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- เผยแพร่เมื่อ 10 ก.ย. 2024
- ※今回、TIPが多いため、必要に応じて停止しながらご覧ください。
こんにちは。スリークの飯田です。
THREEC CHANNELでは何度か「個人的には実用時計が好きだ」ということを話してきましたが、今回はそのような時計とは真逆な時計です。私、時計はどのようなモノでも好きです。
タンクはめちゃくちゃドレスウォッチのど真ん中で「これぞドレスウォッチの基本」というようなモデルです。薄くて、秒針と日付がないシンプルな二針。さらにローマ数字なのでドレスウォッチとしての格をあげてくれています。
そんなタンクの私がいいなと思うところはまずは歴史。1917年にデザインされて1919年から販売されてきたタンク。その当時から基本的なスタイルは変わることなく現在まで続くタンクは時計ブランドのどのモデルよりも古くから続いており、それだけで絶対的な安心感があります。カルティエの最初の腕時計としてはサントスが有名ですが、サントスでやりきれなかったことを試行錯誤して出来上がった完成型がタンクだと思っています。その完成されたデザインは後のアールデコブームの先駆けであり、むしろブームを牽引する一翼を担ったのではないかとさえ思えます。
次に、あまり語られないですが、ムーブメントも魅力的です。初期のタンクはジャガー・ルクルト創設者の1人、エドモンド・ジャガーが手掛けていました。そのジャガー・ルクルトの血統を受け継ぐムーブメントを搭載しています。現在搭載されているのは1917MCというムーブメント。2018年までは8971MC(ベースはジャガー・ルクルトの846)というムーブメントを使っていました。この846は1975年に開発された傑作ムーブメントでした。その8971MC(846)を改良してテンワを大きくし、携帯精度を高めたのが1917MCです。緩急針がトリオビス型からエタクロン型に変わったのを良しとしない人もいますが私は総じて良くなったと思っています。
最後にデザイン。ローマ数字に二針、程よいサイズ感。サントスが時代と共にデザインに手が加えられてきたのに対して、タンク ルイ カルティエはほとんど手を加えられることがなく今日に至ります。これは完成されたデザインだからと言えるのではないでしょうか。小さな懐中時計にベルトを巻きつけたような腕時計が主流だった時代にどのようにこのデザインが出来上がったのか、どうして時代、時代で多くの人々を魅了してきているのか、本当に不思議な時計です。そのような意味ではこの時計は流行や時代を超越したアート作品と一緒なのだと思います。ピカソやモネ、時代を超えて評価され続ける芸術作品と同じで解釈に余白があり、明確な答えがないからこそ、いつの時代も人々を魅了する、そんな作品だと思います。
最後に、時計ブランドの時計でないという色眼鏡でカルティエの時計を見る方がいます。元々、腕時計は時刻を知る為の実用品として作られてきました。そのように考えるとジュエラーが作る腕時計を懐疑的に見る方もいるかもしれません。しかし、携帯電話がある現代では実用としての腕時計の必要性は低くなっています。ならば、この現代において腕時計の価値とは？と考えると装飾品としての価値は高いのではないでしょうか。
そのように捉えるとカルティエというファッションのプロであるジュエラーが作る時計にこそ意味があるようにも思えます。そしてカルティエの数ある時計の中でもタンク ルイ・カルティエは傑作中の傑作のひとつで間違いなく"本当にいい時計"なのです。
※タンクに関してはコチラの回も是非ご視聴ください。
• カルティエのタンク マスト、時計マニアが憧れ...
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【THREECアンバサダー 島村仁】
ラジオDJ。中学卒業後単身ハワイへ留学、思春期を海外で過ごし様々な文化に触れる。各メディアで音楽、スポーツ、カルチャー、アートを通じ、ワールドワイドな話題を発信し続けている。FM NIIGATAでJIN'S RADIO SHOW、JIN'S Morning Radio Showを担当。その他、CMや吹き替え、ナレーションなどで活躍。
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![โฮ่ง! (SUGOI) - LYKN [ OFFICIAL MV ]](http://i.ytimg.com/vi/nFp4zjAARFs/mqdefault.jpg)
Cartierは最高に素晴らしい。宝飾ブランドでありながら高級腕時計の地位を築いているから。
タンクは最高に素晴らしい。サントスは極まる美しさを放っているけれど、タンクは文人の腕に似合うから。
ルイは最高に素晴らしい。カルチエ タンク ルイよりも高価な時計はあまたあるけれど、これは無敵であり頂点である。
コメントありがとうございます。
“タンクは文人の腕に似合う”名言ですね！言い得て妙なりだと思います。
高価な時計、ラグジュアリーな時計、ドレスウォッチ、タンク以外にもまだまだ沢山ありますが、ある種の無敵であり唯一無二の時計ですよね！
知ってた、5年前から欲しいけど逃げられるんよ、130万→150万→190万
コメントありがとうございます。
確かに価格は変わりましたよね。カルティエだけでなく時計やジュエリーなど全般的にあがりました。ただ現在のレートがそのまま続くとまだ上がっていく可能性は充分あります。日本全体の平均収入が上がることを願っています。
デザイン性でマークニューソンの話が出てくるのは、最高にマニア心くすぐる動画でした😌
タンクやサントスの誰がつけても快適で素敵なデザインは、確かにマークニューソンがデザインしたアップルウォッチのエルゴノミックと通ずるところがありますよね。
しかもApple Watchの登場によって、時計ブランドはつけ心地にこだわり始めたので
Cartierは腕時計の一般化、マークニューソンはつけ心地の進歩
どちらも腕時計業界を盛り上げてますね😊
マークニューソンが多少影響を受けたんじゃないか？というのはあくまでも仮説で、そうであったら面白いなぁという想いでの発言でございました。
でも、そのように色々想像して楽しむのも趣味の醍醐味の1つかなと思っております。
おっしゃるようにアップルウォッチは着け心地良いですよね。機能性を含めて、ある種他の腕時計とは一線を画す時計になりましたよね。
色んな時計が誕生して、“腕時計文化”がこの先も盛り上がり、続いていってくれることを願っています。
ルイの魅力、熱さを感じました！すごく勉強になるし、愛があるしいい動画😊
お褒めのコメントありがとうございます。愛はあるのですが、ボキャブラリーが乏しくて表現が下手な箇所もあるかと思いますがご容赦ください。
これからもどうぞ宜しくお願い致します。
注射器も200年以上たって形が変わらないって言うことを思い出しました。マスターピースとは何かと感じる動画でした。
コメントありがとうございます。
時代を超えてもなお変わらずにあり続けるものというのは素晴らしいなと思いますよね。今後もどうぞ宜しくお願い致します。
美しすぎる
コメントありがとうございます。
華美な装飾もないですが、全てにおいてバランスの取れた美しい時計だと思います。引き続き当チャンネルを宜しくお願い致します。
ピンクゴールドのタンクルイ買ってしまいました。
この動画かなり参考になりました
タンク ルイ カルティエのご購入おめでとうございます！
当チャンネルをご参考にいただき大変嬉しく思います。
歴史もあり、デザインも申し分のない銘品ですので、どうぞ大切にお使いください。コメントありがとうございました。
このシリーズ大好きです。
ありがとうございます！
個人的嗜好と偏見で勝手に“いい時計”と決めてとりあげているのですが、“ダメな時計”はないという気持ちで取り組んでいます。
今後もこのシリーズが続けれるよう時計道に邁進してまいりますm(_ _)m
lets go
前回パネライ回のときに、私もルミノールベース915で身につけた日のテンション漠上げしてるとコメントした者です。次の「いい時計」シリーズを待っていましたが、前回「@nao-san6719 さんの所有している時計がご紹介できたらとも思います」とコメントいただいた通り、なんと今回はタンク！（私のはタンクマストですが…）所有する６本のうち２本が紹介されてビックリです(^^)タンクを身につけるときは皆さん「タンクを巻く」と表現されますよね。時計というより拘りで身につけるアートだと感じるお気に入りの１本です。さあ、次はどんな時計が来るのかな？？？
@nao-san6719 様コメントありがとうございます。
まさかの所有時計被りでしたか！タンクマストも良いですよね。LMでしょうか？
何本か時計を持たれていたとしたらクォーツ（ソーラービート）のタンクマストは使い勝手も良いですし全然ありな時計ですよね！
タンクは機械式でもクォーツでも関係ないというか、それは二の次でアンディーウォーホールの言うように何よりも身に着けることが重要なアート作品なんだと思っています。
返信コメントありがとうございます。私のはタンクマストLMクォーツで、放っておいても動き続けてくれる（まして８年?もつバッテリー！）ので、 その安心感からか
出番が他の時計よりやや少なめとなってます。でも、私にとってはいざというときの気取りアイテムとして所有満足度が高い１本となってくれてます。それと、大好きなモハメド・アリがタンクを付けていたという話を聞き、ますます好きになりました。
確かに出番は少なくなるかもしれませんがいざという時の1本として持っておくのには満足感と安心感があるモデルですよね。
モハメド・アリがお好きなんですね！検索していただくとアリがタンクを愛用していたという内容や写真の記事が出てくると思います！
正確に申し上げると、尊敬して師と仰いでいるアントニオ猪木と世紀の一戦を交えてくれたアリに敬意を表しているという…(^^) キンシャサの奇跡には痺れます！