五輪4連覇の伊調馨さん 故郷・八戸の「次の世代」に伝えたい 「夢」を持つことの大切さ

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  • เผยแพร่เมื่อ 25 ก.พ. 2024
  • レスリング女子でオリンピック4連覇を成し遂げた伊調馨さん。出身地の八戸市では、伊調さんの偉業をたたえ、ブロンズ像が設置されることになりました。その伊調さんですが先週、自身が育ったクラブで、次の日本代表を担う選手の育成を目指して、後輩たちに指導しました。
    【八戸クラブ 澤内和興会長】
    「あいさつ、5分前に用意をしておく、人より先に何でも行動する。この3つできた選手は結構良いところにいきますね」
    八戸市のレスリングクラブ「八戸クラブ」。2月23日の練習には、伊調さんの姿が。その伊調さんとともに子どもたちを指導したのは、2020年のアジア選手権で優勝し、2023年の全日本選手権では3位に入った類家直美さん。類家さんも八戸クラブのOGです。
    【類家直美さん】
    「(レスリングは)小学1年生の時に始めました」
    姉・千春さんと妹・馨さんの伊調姉妹のオリンピックでの活躍がきっかけでレスリングの道に進んだ類家さん。伊調さんの指導を受け、現在は東京を拠点に、ほぼ毎日一緒に練習しています。
    【類家直美さん】
    (Q.伊調さんは)「雲の上の存在というか、そういう感じだったのですけれども、今一緒に話したりして、すごく気さくだし、話しやすくて、もうなんか優しい人だなという印象になりました」
    【伊調馨さん】
    (Q.類家さんは)「同じ小・中学校卒業で後輩で、このレスリングのクラブでも後輩だし、 “自分の次”というか、世界で活躍、今でもしているんですけれども、これからどんどん世界に出て行って、八戸市・長者出身・八戸クラブ出身という中で、 “次が育っている“のだというのをどんどんアピールしていきたいと思いますし、それが八戸市民の方々の力になっていけば、私も関わっている人間としてはすごくうれしいことだなと思います」
    始めは後輩たちを見守っていた類家さんでしたが、自身も練習に加わり…。
    【伊調さん】
    (練習から戻ってきた類家さんを見て)「駄目早く!(戻って)」
    【類家さん】
    「…ちょっと待って…」
    【伊調さん】
    「よーい!よーい!!」
    伊調さんも類家さんへの指導に熱が入ります。
    【類家直美さん】
    (Q.目標)「小さいころからオリンピックに出て、金メダルを取るということを目標にしているので、今でもそれは変わっていないです」
    「ロサンゼルスオリンピックが2028年にあるので、そこに向けて頑張ろうと思います」
    【伊調馨さん】
    「今でも、十分スパルタまではいかないかもしれないですけれども、厳しくやっているので、そこにしっかりついてきてくれているので、結果として出てきてくれると思います」
    (Q.類家さんと五輪出場をかけて対決は)「対決ですか?対決するなら私、教えません!(笑)」
    レスリングの未来を担う子どもたちも、強くなりたい気持ちは同じです。
    【4歳 越後太賀ちゃん】
    (Q.目標は)「強い選手になりたいです」
    【高校2年生 白濱彩夏さん】
    「インターハイ優勝です」
    伊調さんが定期的に地元で後輩たちを教える理由とは。
    【伊調馨さん】
    「私も、本当に感覚的なところでしかやってこなかった時期があって、それを『何で今取れたのか、なんで今取られたのか』と考え始めた時に、すごく頭が痛くなったり、練習についていくのも必死だったのですけれど、それがだんだん分かってくると、一番楽しかったなというか、何かを覚えるとか、何かを勉強するとかと一緒で、どんどん吸収していく自分が楽しかったので、そういう選手がいっぱい出てきてほしいし、つくりたいなと思っています」
    夢を持つことの大切さ。伊調さんは後輩にエールを送り続けます。
    【伊調馨さん】
    (Q.子どもたちとの関わり方)「自分も子どもの時からレスリングを教わってきて、それが夢になって、夢を見させてもらったスポーツの一部なので、それは、今やっている子どもたちにも、そういう夢を持ってもらえたらうれしいです」

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