過敏性腸症候群の病態と治療薬

[@domino2279]

胆汁性何ですがどれに当てはまりますか？

[@ファルマシアの森薬学]

コメントありがとうございます😊
胆汁性の過敏性腸症候群は、下痢型過敏性腸症候群の中に分類されます。
食事をとると、自然と「胆汁」が分泌されます。胆汁は、食べ物の栄養素が小腸から吸収できるように、水分と脂分を分離しないようにしてくれる、いわば界面活性剤のような役割をしてくれます。
この胆汁は、通常、多すぎず少なすぎず、丁度良い量が、分泌されるのですが、ストレスなど様々な要因から、過量に出てしまう場合があり、胆汁が、過量に大腸にまで達してしまうと、大腸で胆汁は、下剤を服用した時のような働きをしてしまい、ただご飯を食べているだけなのに、下痢を頻繁にしてしまうという現象が起こってしまいます。
日本人では、下痢型過敏性腸症候群のうちの30%ほどの方が、この胆汁性のものだそうです。
治療法としては、胆汁を取り除くような薬をつかって、過剰な胆汁を取り除けば、症状が和らぐと言われてします。

[@tsumorint3135]

胆汁を取り除くまたは胆汁が大腸まで行かないように小腸でしっかり吸収してくれるような薬はありますか？

[@spacestationNo9]

自分はコロネルで楽になりました
女性でも飲めるようになったみたいです
ただ反動で便秘になる事もあるので下剤も用意してます

[@ゆい-t9p2y]

質問なのですが、、、
ポリカルボフィルカルシウムのカルシウムは、腎機能の悪い患者に影響しないのですか？🤔

[@ファルマシアの森薬学]

ご質問ありがとうございます。
結論から申し上げますと、影響を及ぼします。
ポリカルボフィルカルシウムにおいて、ポリカルボフィルは、高分子であるので、腸管から吸収されることはありません。
しかし、カルシウムイオンは、トランスポーターを介して吸収されるので、長期連用により、副作用として高カルシウムが現れ事があります。
腎機能の悪い患者では、カルシウムの排泄が低下するので、高カルシウム血症のリスクが上がります。

[@ゆい-t9p2y]

@@ファルマシアの森薬学
そうなんですね！
ありがとうございます😊