朗読 菊池寛 『仇討禁止令』
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- เผยแพร่เมื่อ 24 ก.ย. 2024
- 復讐禁止令
人ヲ殺スハ、国家ノ大禁ニシテ、人ヲ殺ス者ヲ罰スルハ、政府ノ公権ニ候処、古来ヨリ父兄ノ為ニ、讐ヲ復スルヲ以テ、子弟ノ義務トナスノ古習アリ。右ハ至情不得止ニ出ルト雖モ、畢竟私憤ヲ以テ、大禁ヲ破リ、私義ヲ以テ、公権ヲ犯ス者ニシテ、固ヨリ擅殺ノ罪ヲ免レズ。加之ナラズ、甚シキニ至リテハ、其事ノ故誤ヲ問ハズ、其ノ理ノ当否ヲ顧ミズ、復讐ノ名義ヲ挟ミ、濫リニ相構害スルノ弊往往有レ之、甚ダ以テ相不済事ニ候。依之復讐厳禁仰出サレ侯。今後不幸至親ヲ害セラルル者有之ニ於テハ、事実ヲ詳カニシ、速ニ其筋へ訴へ出ヅ可ク侯。若シ其儀無ク、旧習ニ泥ミ擅殺スルニ於テハ相当ノ罪科ニ処ス可ク候条、心得違ヒ之無キ様致スベキ事。
菊池 寛
1888年(明治21年)12月26日 -
1948年(昭和23年)3月6日
小説家、劇作家、ジャーナリスト。
朗読に感情がこもって素晴らしい😮❤
ありがとうございます☺️
引用された仇討ち禁止令の候文と、新一郎の遺言二通が鮮やかなコントラストとなっており、なんともいえぬ胸の痛みを誘う。
あくまで個人的な感想ですが、赤穂浪士の仇討ち等の武士道を讃える美談より、この小説の主人公の心根のほうが、日本のサムライの潔さの証しだと感じ入る次第です。
どうなることかとはらはらしました。最後ちょっとあっけない気がしましたが見事なエンタメですね。あの、その柔らかなお声で私のバイブル、吉屋信子氏の「花物語」が聴きたいです!
見事なエンタメ。
そう、菊池寛はまさにそれですね。
吉屋信子さんは著作権存続のため、TH-camでの朗読はいたしかねます。
ご期待に添えず申し訳ありません。
わたしも、残念です!読みたいです!
@@seichan_bungaku 残念。でも仕方ないですね。読みたいと言っていただいてありがとうございました。
菊池寛氏は心打たれる、美しい作品が多いですね。感服致します。
同感です。
これを山本周五郎が脚色したら面白い小説になりそう
素晴らしい文学だなぁ〜
お聞きくださりありがとうございます。
菊池寛の仇討ち物といえば『恩讐の彼方に』が有名ですが、これも名作ですね。
@@seichan_bungaku 『恩讐の彼方に』は学校で習いましたが、この朗読本は知らなかったです。綺麗な奉り候う文と最期のオチが綺麗すぎです。仇は我なり!それと法学者であるが故に遺産相続もきちんとしてた!きれい過ぎです!
菊池寛は私の同郷であり先輩でもあります。今に遺る地名や在所を具体的に記述してあるので、なんとも感じ入ります。
お聞きくださりありがとうございます。
知っている地名などが出てくるのは嬉しいものですね。