予科練平和記念館で企画展「あかとんぼの飛んだ空」

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  • เผยแพร่เมื่อ 9 ก.ย. 2024
  • 戦時中に海軍で操縦訓練に使われた「九三式中間練習機」をテーマにした企画展「あかとんぼの飛んだ空」が、阿見町廻戸(はさまど)の予科練平和記念館で開かれている。機体がオレンジだったことから「赤とんぼ」と呼ばれた同練習機の部品を展示。機体の色の変遷など練習機の特徴も紹介しながら、戦争と平和をあらためて考える機会となっている。
     同練習機の「九三」は製作計画時が皇紀で2593年=1933(昭和8)年=だったことにちなむ。「中間」は初歩練習機と実用機の中間として開発されたためという。日本軍は5589機の同練習機を生産し、大戦末期には特攻機にも用いられ、戦後は焼却処分された。このため完全な状態の実機は現在残っていない。
     企画展では赤とんぼの操縦席の一部や、手で引くと羽や尾翼を操れる細長い棒状の金属部品などを置いている。操縦方法を解説した教科書や、訓練風景を記録した写真も展示している。
     小型模型も並べ、同練習機の色の移り変わりも紹介した。機体は当初は銀色だったが、練習機として目立つよう38年にオレンジ色に変更。戦況の悪化から、年には敵の爆撃機に見つからないよう、上半分を暗い迷彩色に塗り替えた。
     予科練生だったという稲敷市の内山新二郎さん(88)は、「赤とんぼ」を見て「教官に怒られ、夏にみんなで飛行服を着たまま飛行場を1周走ったことを思い出す」と当時の訓練を振り返った。その上で「仲間は戦死した。(自分は)生き残って幸いだった」と言葉をかみしめていた。
     企画展は5月31日まで。

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