【太宰治の絵の見方】芸術家は醜く孤独?又吉直樹さんと太宰の本性に迫る!!【ベックリンと太宰の共通点・又吉直樹さんコラボ後編】
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- เผยแพร่เมื่อ 5 ต.ค. 2024
- 又吉直樹さんとのコラボ後編!今回も高度な議論の応酬⁉️
太宰治の絵の見方から彼らの性格に迫ります🖌
実はベックリンと太宰には共通点が?💀🎻
前編はこちら↓
• 【又吉直樹さんコラボ前編】太宰治が愛した謎の...
又吉さんのチャンネルにも五郎さんが出演中!
↓こちらも是非ご覧ください👀
• 山田五郎と初のチャンネルコラボ!初めて買う腕...
• 山田五郎さんが今愛用するランゲ&ゾーネについ...
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①当チャンネルのTH-camが書籍化いたしました🌷
2021年にUPされた動画を時代順に掲載しています!
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🥚ワダのプチ情報🐣
感動系とか絶対泣けるとわかっている映画は見ない。がモットーです。ドン引きするくらい泣いてしまうので…😭
🎈出演🎈 山田五郎
🖼画像引用🖼 ウィキメディア・コモンズ
🎨企画・編集・イラスト🎨 東阪企画
#又吉直樹 #太宰治 #アルノルトベックリン #芥川賞作家
#小野才八郎 #死の島 #マラルメ
#パン #牧神の午後 #ドビュッシー #ニジンスキー #象徴主義
#鈴木信太郎 #志賀直哉 #渦 #なぜか肩がびちょびちょ
#山田五郎 #美術解説 #教育 #教養
この動画は【切り抜き不可動画】です
いつも素晴らしい動画をありがとうございます。現在、ドイツ在住なのでめちゃくちゃ微力ながらも探してみます。
お互いが変にマウントを取ったりせず、相手の意見を尊重できる方だから、観ていて気持ちの良い対談でした。
これを無料で観られるという贅沢…
有難うございます。
又吉さんとは定期的に対談してほしいな😀
太宰の文章から絵を探す浪漫やば。そこから好きな世界が広がる連鎖が素敵過ぎるー。 太宰の文章を朗読する五郎さんの声がめっちゃ良くて、1時間くらい五郎さんの朗読聴きたいと思った。熟睡できそう。
とても面白かったです!
動画を見た後、自分なりにベックリンの作品を調べてみました。「生命の島 Isle of Life」が一番太宰治の描写に近いように感じました。よく見ると、作品の左下、緑の葉繁る大きな木の下にからだを隠して笛を吹いている人物?生き物?がいます。大海の孤島、波打際の人魚たち、陸には笛吹きの姿と対比されたような美しく着飾った人々が笛の音を楽しんでいるように見えます。「芸術家はそれゆえ、自分のからだをひた隠しに隠して、ただその笛の音だけを吹き送る」そう思って作品を見ると、第一印象とはまた違う味わいを感じました。いかがでしょうか?
最後の方の『これは活かそうよ。これはきっと好きだよ、太宰。』っていう五郎さんの言葉に、上手く言えないけどなんかすごい又吉さんへの優しさというか愛を感じた。又吉さんのことも、太宰のことも、太宰に対する又吉さんの想いも全部分かって、理解してあげてる感じがする。
もしこのチャンネルで"芸術家"が見つかったら、又吉さんと山田さんで現地まで飛んで現物を見に行くロケをしてほしいです。。。
このチャンネルでの結論を知りたい…!!
20分あまりの動画でものすごい満足感。アートについての前知識がなくても、五郎さんの絵画解説や又吉さんの文学考察を観ていると、にわかでも堂々と楽しんで良いんだと思わせてもらっています。おかげさまで今は美術館巡りを楽しんでいます。
もはやこの二人で番組でもやってほしいレベルの絶妙な組み合わせ、様々なことを語ってほしい
視聴者への呼びかけ!!新しい試みですね。これは続編に期待しています。
太宰を通すと絵画の考察までこなせる又吉さんもすごいが、新しい楽しみ方として捉える吾郎さんもすごい。どちらも常に芸術の楽しみ方を追求している、尊敬します!
ところでワダさんはいないんですね、大事な時にw
いいねぇ
教養ある人同士の会話は見るの楽しい
子供の頃昭和時代にもそういう趣旨の番組がNHK教育とかであったけど、単なる専門家自身の「知識披露会=自己満足」になっていて視聴者置き去りだった。それに比べ五郎さんがご自身のなかで全部消化して平易な言葉(本質とか、カジュアル)に置換してくださるから高度で難解なハズの内容がこちらにもすーっと入ってくる。山田五郎さんが素晴らしい
こういう謎解きって面白いです。視聴者からいい情報が来るといいなあ。
太宰の蔵書リストみたいなものって残っているんでしょうかね? 持っていた画集が分かったら、近付けそうな気がします。
あと、『死の島』はベックリン自身が付けたタイトルではないそうですし、ひょっとしたら、描いた絵にタイトルを付けない画家だったのかもしれないので、『芸術家』というタイトルも、現在では使われていないかもしれないですよ。
いずれにしても、気になりますね。
今では簡単に見つからない幻の作品。
ロマンがありますね!!
続編が楽しみすぎます!
文学と絵画のコラボ!それぞれの立場で対等で、とても良かった。分野違いでもお互いに尊敬し合えてお互いにおもしろい関係が作れるって素晴らしいと思いました。早速いろいろな情報をお持ちの方がおられて、期待が高まります!楽しみにしております。
「文学と絵画」というテーマで、ぜひシリーズ化してほしいです!
大変面白く勉強になるコラボでした。
又吉さんとみうらじゅんさんは、定期的に出てほしいです!お願いします🙏
続き来た!ずっと楽しみにしてた〜幸!!
又吉さんも五郎さんも語り口が優しいから好きなんだ。まさに楽しい優しい大人。
独特のハイトーンボイスで大好きだったクリストファー・クロスという男性歌手が居ます。姉がレンタルレコード屋で借りてきた時に落とさせてもらったテープをずっと聴いていたのですが、独り暮らしを始めてこの人の楽曲のアルバムを買いました。ところがアルバムにはどこにも本人の写真が掲載されておらず、どこの誰だか解らない評論家の評論文が書かれていて「その風貌からは想像も付かない美しい歌声」とかいうキーワードがやたらと連呼されていて、ものすっごく妄想が膨らみました。
リチャード・クレイダーマンみたいなスマートな超イケメンではなく、ヘチャムクレの超デブとかかなぁとか、超高齢のヨボヨボのお爺ちゃんかなぁとか。吉田拓郎や山下達郎みたいにTVなどに露出しないことが硬派だ、みたいな理由で写真を掲載しない主義なのかなぁ、とかも想像しました。写真が無いからこそどんどん妄想が膨らみ、膨らめば膨らむほどその歌声の魅力が倍増していく、みたいな感じでした。
今はネットでいくらでも画像が出てきます。割とマッチョでゴツい人でしたw
太宰が指し示した絵そのものが解らないからこそ、太宰自身が描く理想像や、又吉さんが描く太宰像がくっきりと浮かび上がってくるのは、私にとってのクリストファー・クロスみたいだな、と思いました。
その像の輪郭がだんだん浮かび上がってくる様が、とても楽しい対談でした。
実物は持ってませんが、古書販売サイトに
F.Bruckmann.A.-G.munchen出版1922年発行、Heinrich Alfred Schmid編集の画集と
Velhaangen&Klasing出版1923年発行、Fritz von Ostini編集の画集の
取り扱い記録はありましたよ。
ベックリンの絵に「In the sea」という絵があって右奥に笛を吹いている化け物が隠れています。人魚たちは中心で琴を奏でる化け物ばかりにまとわりついていて、笛吹は海から顔だけ出し中心を見ながら少し笑っています。Google Arts & Culture で見れました。妄想が膨らむ😊
文学作品に出てくる絵画と聞いて、とても興味深く拝見致しました。またお二人の配信を楽しみにしています!
山田氏の検証の仕方が、研究者らしくてさすがだなあと思った。語録からだけじゃなくて、ちゃんと太宰の作品からも引用して足元固めて、太宰のバックグラウンドや時代背景から考察していく。その知識の広さにワクワクした。
この動画で興味を持って検索してみたんですがmeisterdruckeというサイトで見た1870年のNymphen und Satyrn(ニンフとサテュロス)なんかもそう見えなくもないかなーなんて思いました。毎回楽しい動画ありがとうございます
私もakaneさんがおっしゃている「ニンフとサテュロス」を見て
すごくそれっぽいなと思いました。
動画では出てなかったので、又吉さんと五郎さんに是非みてもらいたいですね。
めっちゃそれっぽい!!
見ました!!一致しすぎますね。
こういう点と点がつながって新しい視界が開ける感じを
是非、学校にもとりいれてほしいな。
学問っていうとたいそうだけど、ただ単に知らない事を
知るという以上の知的好奇心の「沼」の醍醐味がこの回に
あるような気がしました。
学校は点と点の存在を教えるが、その線の連続性を排してますよね...
だからこそ彼ら生徒はそれをただ暗記し、理解に欠けてしまう...これが偏差値教育の1番の弊害なのではないかと思いますね...
まぁ、利点もあるわけですが
クイーンの「I Want to Break Free」のPVで、フレディがあのバレエの牧神の格好してましたね🌟
このお二人の組み合わせ、ホントに最強です😍❣️ 深く考えることの楽しさを教えてくれる素晴らしい対談。文学x美術、ぜひ定期的に又吉さんとコラボしてください❤️
又吉さんの左肩の汗シミが、この対談における彼の熱意、覚悟みたいなものを感じました。すごく真剣勝負だったのではないかな、いいお話を聞けました。ありがとうございます。
あとトリトンの絵で、ハッとしました。太宰がやってしまった心中未遂で、相手の女性が死んでしまった事件があったでしょ、猪瀬さんの本で見た岩場の光景に似てると思いました。
太宰があいまいな感じでごまかそうとしている。その理由がここにあると思います。とてもじゃないが、太宰治をもってしても直視できない。自分に似てるパンまではたどり着いたが、、、それ以上は語れない。というかパンという固有名詞までも隠しに隠す。
一人の女性を殺してしまった。その罪悪感が、この太宰が書いた不思議な文章の根底にあるのではないでしょうか?
濡れ髪で登場されたので、髪の毛から毛細管流現象でシミが出来たのかと。。。😂
この絵には
ベックリンの
『Nymphen und Satyrn』という作品が当てはまるのではないでしょうか。
大海の孤島の緑の葉の繁ったふとい
一本の樹の陰にからだをかくして
(下半身は山羊のように見える )
小さい笛を吹いている
まことにどうも汚らしいへんな生き物◯
波打際に美しい人魚もあつまり、うつとりとその笛の音に耳を傾けてゐる◯
人魚→ニンフ
パーン→サテュロス
五郎さん、又吉さん、いかがでしょうか。
7:27 で又吉が言いたかったのは、太宰の手元に画集があって、太宰は簡単にかつ正確に絵のタイトルを調べられたはずなのに、あえて「たしか、芸術家というタイトル」と言った。という事は~ と展開していきたかったんじゃないかな。。又吉の優しさが滲んでて、好きな場面。
楽しみ方の幅が広がりました。
太宰さんが書かれたとおりの絵が見つかるといいですね。
ああ、これいいコラボだなぁ。又吉さんの動画も見ていたし五郎さんのこのチャンネルも好きだし、なんかすごく入り込めました。
太宰治が「パン」という固有名詞を知ってても使わないのは当然と思う、
だって作家は、固有名詞を使わずそれをどう己の言葉によって描写するかが個性であり職責だから
こういうコラボはとっても楽しいのでぜいまたやってほしいです!
受けて側が「パン」を知らないと意味ないし。当然思い浮かぶのは食パン🍞
本当に対談としての面白さを感じました。ありがとうございました😭。
五郎さん、前回、今回と関西イントネーションがちらほらと。文芸作品に出てきた美術品が気になる気持ち分かる。私は宮本輝の愉楽の園が気になって、ツアーのスペイン旅行の自由行動で、プラド美術館のボッシュの愉楽の園を見に行った思い出。
待ってました!ドンピシャの絵が見つかりますように🙏気になる〜!!あと又吉さんの肩が濡れてるのも気になる〜!
もしドンピシャの絵が見つかったら感動するなぁ〜✨✨大好きなコラボ❤楽しかったです!
おふたりの知識と感性に惹きつけられる対談ですごく面白かったです!
又吉さんとの対談定期的にやってほしい✨
太宰文学は本当に奥深いし面白い。芸術家と称するその絵をぜひ見つけてほしいし、この芸術家とはなんぞやという議論が面白いので、シリーズで続けてほしい。ぜひ追求して、次回待ちきれない!
又吉さん、本当に意義深いお話をされる方なのですね!五郎さんを相手に、なるほど!という言葉を引き出せる人は、そうそういません!同じ作家としての観点から、太宰の心情を慮ったり、御自分がこの絵探しに引き込まれた理由など、とても共感できました。また、是非このお二人の対談実現して欲しいです!
昔の画集が全作品をカラー掲載していたとは思えないので、太宰が見た作品はもしかしたら白黒で、印刷は潰れ気味だったかもしれません。すると、海に見えたけど実際は地上だったり、暗い中にいる人物や物が潰れて見えなかった可能性もありそうです。
「芸術家」という題名は、太宰がもし海外からの画集を見た場合はタイトルがドイツ語かもしれないので、原題が違うか太宰が微妙に訳し違えたかも…とも思えます。。だんだん美術探偵な流れになってきてとてもワクワクしますね!
ゴローさんのチャンネルでの追跡動画を楽しみにしています!
「芸術家の衝動」に関わる素晴らしい話題と「又吉直樹さん」お招きしての「五郎さん」の含蓄拝聴致しました面白かったです。「パン」が「すべて」とは知りませんでした。「気味の悪さ」「みにくい」とかに隠れて本質に迫る「芸術家」ってイイですね僕も共感できて好きです。「又吉さん」の聞き上手で話法に憧れます。「五郎さん」の企画制作いつも素晴らしいです有り難う御座いました。(91歳ポンコツ爺)
印象派の時代はヨーロッパの事しか頭になかったので、太宰やその時代の日本の芸術家のお話が聞けて、タイムスリップしたように感じられるのが面白すぎました!!
題材の絵も気になりますが、
第二弾、第三弾含めて、お二人のコラボ楽しみすぎです🌟
TH-camコラボという制度に感謝です🎉
絵画×音楽の話とても面白く、もっと聞いてみたいです♪絵画にBGMが付いたり、曲に映像が付いたり、今まで別々だったものが繋がるのは新しい発見みたいで嬉しいです。
待ってました
みうらじゅんさんに続いて又吉さんの関西弁で五郎さんも関西弁風になっているのをニヤつきながら視聴しました。
大変楽しい対談ありがとうございました。お互いに得意の分野を持っているので話が深まっていくのがワクワクします。‼️美術と文学どちらも好きなので大変面白い回でした。
お二人とも言葉使いがとても丁寧で心地良いです。♥️🎶👧
ドンピシャの絵も見てみたいけれど又吉直樹さんの解釈のままにしておくのもいいような気がします。TH-cam面白いです⛩️
浅はかな学だとセイレーンかと思ってましたが、パンが出てくるとは思いませんでした。てっきりセイレーンのフルートを吹く姿を太宰治氏が見て海側を見てるので見てるであろう情景を思い浮かべながら書いたのかと💦色々な見方の出来る芸術って良いですね。とても面白かったです。
なんか探偵ナイトみたいな展開になってきたw
これで太宰が見た絵そのものが出てきたら最高なんだけどな。
ただの思い込みもそこから得たモチベーションを「お話」に昇華してしまえばそれこそが正解
それが物書きといふものです(ニッコリ)
ではありますよね
ゲスト回、
又吉さんの太宰の言う絵についての話とても面白く拝見しました!
神話全然知識が無いので、パンのお話を聞いて、興味が湧きました。
このチャンネルの今までの絵画解説でも神話に出てくる神様の話が時々出てたのですが、
神話の話が出るたび自分の無知を感じてます…
話は変わりますが、このチャンネルの五郎さんの西洋絵画解説本手に入れました!
誕生日が近かったので、
家族にプレゼントとしてリクエストしました笑
家族も全話ではないですが、いくつか動画を見てとても楽しんでました。
今後も応援してます!
鑑賞者で変わる作品解釈を楽しむとは、なるほど、とても新鮮で面白い味わい方だ
太宰は必ずしもベックリンの「特定の絵画作品」を文章化した訳ではなく、複数の作品のイメージを組み合わせた「ベックリン像」を「芸術の理想」として散文化しただけではないのか。この彼の文章自体が印象派的だったということです。
とても分かります。
ベックリンのあれやこれや似たような作品から受けた印象から、太宰の脳内変換で『芸術家』という幻の絵画が出来上がったのではないでしょうか。
だから(たしか…芸術家だったか…)なんて言っちゃって。
それはそうおもいました。自分もたまに全然違う作品がアタマのなかでごっちゃになって、実際みたらアレ?〇〇がない?みたいになってますね。いくつもベックリンの作品を見た結果、太宰の頭の中でイメージの融合はあったかもしれませんね。
貴方の御説で正解でしょうね。日本人作家で全作品読んだのは太宰と坂口安吾だけで、太宰は日本文学史上最高の天才の一人だと思います。しかし、情死した山崎富江についての書籍とか読むと、太宰も太宰の取り巻きも人間の屑としか思えませんね
御説の可能性、確かにあり得ると私も思いました。「芸術家」というタイトルにしても、太宰自身がベックリンの絵を引き合いに「芸術家のありよう」について語ろうとしているので、敢えて作品を特定せず、タイトルをもボカした可能性はある、と思います。
類例で、togetterに「令和だしそろそろ姫の封印を解かないか ~胸に矢が刺さってて結晶化してる金髪のヒロインが出てくるアニメ~」なるものがあったり。。
本動画をきっかけに15年間なる作品を読んでみた。急速な近代化、戦争、貧しさに翻弄された太宰という人間がわかるよい文章だった。以前、比喩と象徴について論じた太宰の文章を読んだことを思い出して、そのときは一体なんのことを言ってるのだろうと思ったものだが、今回この近代化していく日本を批判的に捉えた文章を読んでみて、おぼろげながらすっきりした。
文中何度も出てくるサロンの連中(=言葉に対応するものがあたかもあるかのように錯覚して、美しく並べ立てている無教養なひとたち)の実際はどうであるかということを説明するための絵が、ベックリンの「芸術家」という絵だと思う。これももちろん本当にそんな絵が存在するわけがなく、いくつかの記憶を合成した太宰の創作だと思う。「たしか芸術家という絵」という言いまわしが、これは創作ですよというexcuseになってるのではないかとおもう。逆に、がちでベックリンの絵について論じたとするとそれこそサロン風になってしまうので、むしろ適当な題名で我田引水的な創作をしている、この構成のものが、サロン批判にもなっている。狙ってやっているのであれば天才としかいいようがない。そして文中にあった貧しさのために東京を離れ生家に引っ込んだエピソードから推測するに、笛をふいた奇妙な化け物に津軽の百姓である自分の本性を重ね合わせていたのだと思う。
青少年読書感想文全国コンクールのシールがパンなのはなんでなんだろう?
後半を今か今かと待ってました。
五郎さん、珍しくイキイキしてる。やっぱり互角の相手だと、エネルギーが湧くんでしょうね。子供の時、太宰治のコミカルな小編を読んだ時、本当に才能がある人は、シリアスもコミカルもうまいんだなぁ、と思いました。
画集に限らず、当時の美術雑誌なども含めるとこれまた範囲が広がるのだった。
素晴らしい回でした〜〜〜!
動画ありがとうございます
五郎さんのインスタントフィクション! 見てみたいですね
失われた絵が文章の中でのみ残っているのかもしれないと思うとエモい
楽しくも興味深いコラボでした。
ドンピシャな絵が存在したのか気になりますね~
面白かったあー。
特に鈴木信太郎とのつながりがあることには、信太郎訳のマラルメを愛読した私としては興奮しました。
ところで、「たしか『芸術家』という題」との太宰の文、これこそ太宰一流の韜晦的な表現はないかと思いました。
その絵に太宰は自分が思う「芸術家」の象徴を見たのではないでしょうか。
パンを「パン」と書かないのと同じように。
人は自分がそうであってほしい。ということを待ち望み。またそう理解しようとする。
なんかそれ贋作作家の回で聞いた気がする。
たしかにメーヘレン回を思い出しました。今、これや!って絵が出て来たら、私が描いた贋作でも信じそうですね🤣
見つかりますようにーーーーー!
めちゃくちゃロマンがある話。この動画をきっかけに見つかりそうな気がしてわくわくしますね😊
五郎さんキャッキャ回
パンクより前なん草
おおこれ見つかってくれー!!!
もう一年前の動画だからもう見つかったのかもしれないけど、
スイスに住んでるんで気をつけて見てみます!
後半、謎は謎のまま……ゲストも持ち上げつつ……五郎さん、お見事です♪
うーん🤔💓深いですね~!🥰ずーっと聴いていたいです😆😉
ベックリンの自画像の脇の骸骨の持つヴァイオリンにG線しか張られていないのは、何かの暗示なのでしょうか…
又吉さんに釣られて関西弁になっちゃうごろうさんかわいい🥰
謎が解かれてスッキリする日を楽しみにお待ちします。
またコラボしてほしいです!とても貴重なお話ありがとうございました!
以前の又吉さんの芸人としての立ち位置は「得体の知れない不気味な怪物」のようなキャラだったと思う(『化け物と男爵』のコントなんかはまさに)。
でも、又吉さんが芸歴を重ねて、さらに作家として認知されてからは、「物静か」「知的」「カッコいい」と見られるようになったと感じる。
不気味な怪物として表舞台に立ち、クールなイケメンとして文学を生み出す、というあり方が、パンのような「隠れて芸術を生み出す醜い存在」とは完璧な対称をなしているのが面白い。
すごく面白い対談でした。是非また見たいです。😆
Syrinx fleeing from the onslaught of Pan
完全に一致する訳ではありませんが、調べた限りでは近い構図ですね..
完璧に一致するような描写は個別の絵の中にはありましたが、一つの絵の中に揃ってるものは見当たりませんでした。画集全体を通して受けた印象を一つの絵のように語ってたのではないかと想像しました...
私も太宰が見ていたベックリンの絵、見たくなりました。絵画を理解するには、その絵が描かれた時代や歴史だけではなく、文学や詩等の文化も
全て知っておかないといけないと言う事が良く分かりました。
こういう考察を含めて良いですね!
全くわかりませんけど(笑)
教養があると人生って楽しそう!
紹介されたベックリンの絵から、「牧神の午後への前奏曲」のほかにも同じくドビュッシー「シランクス」、サンサーンス「死の舞踏」、ラフマニノフ「死の島」が思い浮かびました。
「死の島」をちょっと調べてみました。ドイツ語原題の「Toteninsel」のニュアンスは私にはわかりませんが、フランス語訳が「L'Île des morts」、英語訳が「Isle of the Dead」なので「死者(たち)の島」という解釈ですね。
私は太宰は好きじゃありませんが、文学作品に出てくる絵画には興味をそそられます。実は太宰の作品で初めてシャヴァンヌという画家のことを知りました。三島や筒井が言及している「聖セバスティアヌス」も是非取り上げてください!二人が観たのはグイド・レーニのらしいですが、最もセクシーなのはイル・ソドマのだと思っています。チューリヒ在住なので、チューリヒ、バーゼル、ヴィンタートゥーアのBöcklinの絵は何度も観ていますが、残念ながら、該当するような絵はありません。Böcklinの幻想的な絵も素敵ですが、「プットと蝶」(チューリヒ クンストハウス)のような愛らしい絵を観て、へー、こんな可愛いらしい絵も描くんだと見入ったものです。
調べてみたのですが、
Nymphen und Satyrn
という絵がかなり近いのではと思うのですが、如何でしょうか?
弟子の小野さんが「ニンフ」を「人魚」と聞き間違えたのではないだろうか?
日本で人魚のイメージが出来たのはディズニー映画以降で戦前の人魚といえば人面魚みたいな姿で今の人魚は磯女(いそおんな)と呼ばれていたとか?
めっちゃ見たいなぁ、その絵
御二人の探求心の欲求に 鳥肌モノ でゾクゾク感で凄すぎ‼️
ベックリンでは無いって可能性でSzinyei Merse, PalのFaun and Nymphが情景的には似ている感じがしましたが、孤島、人魚たちというのに合ってない気もしますが、太宰の中で膨らませた設定とするならありかも?
又吉さんは、太宰と言う作家の一つの文章に深い意味を持たせようとする。 まあ、楽しいのですが、村上春樹の文章に、色々と深い意味を持たせて遊ぶハルキストと相通じるところがありますね。
「たしか「芸術家」」っていうのはその絵が芸術家の姿を表したメタファーであるということを表現するために太宰が敢えてそう称したんではと思う。
ずっと待ってたよ太郎にき!!
複数の絵の記憶が一つに集約した(無意識かどうかは不明)可能性も考えられますね
ベックリンの自画像が どう見てもゲイリー・オールドマンです ありがとうございました
五郎先生の教養が良い意味で、又吉氏を圧倒的に掌握してる回ですね。でも、このコラボはありでした。
きたぁ!!
大好きなお二人です。
太宰もジョンも反応してる絵、面白いですね!
又吉さん、髪が濡れてる。。。?😮それをなんか気にしつつお話されてる。。?
その感じが、ぽくて好きだなー
いつも楽しく拝見しています!又吉さんとの腕時計の回見ました!ぜひ腕時計の歴史、人物についてもやってほしいです
さらに続編希望します、是非とも幻の絵を見てみた、有識者の方々よろしくお願いします。
ここにいる人全員太宰に一杯食わされた説に1000ゴールド
十五年間を読むと、太宰の芸術家像と絵が一致しすぎています。これは太宰が凡百に自分の思考を伝える時、形のあるイメージが必要になって、一枚の絵ならどうなるか文章にしてみたところ、当時流行りのベックリンがいかにも描きそうな絵になったので、そういう絵があることにして、自分の芸術家像を易しく述べた、としたらどうでしょう。
ピッタリの絵がないのは、この絵が太宰の創作だからです。忘れていけないのは、太宰は最高の創造者なことです。「見てきたような嘘を言い」は十八番です。
小野さんが見た画集?小野さんも一杯食わされたに決まってます。
『春の夕べ』なんですけど、又吉さんの隠れてるつもりっていうのは正解だと思います。
身体自体はおおやけに晒されているところにありますが、人里や人の多く通る場所を避けて、絵の左側を見るに森を抜けた先や森で隔たれた場所という人間社会から隔離された場所で孤独に演奏している。その音色を聞きつけて、わざわざ森を抜けて、演奏を聴きにきた女の人たち。絵だけの構図の中で見るとセンターの位置にいるように見えますが、絵の外側を考えると充分にパンは身を隠していると考えられる気がします。