すごい廃墟感 山奥に突如現れる 宮殿のような建物の正体は

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  • เผยแพร่เมื่อ 1 พ.ย. 2024
  • 自然と歴史が息づく町、朝来市。
    今急激に観光客が増えているスポットが山奥に。
    あれ!すごい貫禄!
    自然の中に、突然現れる宮殿のような廃墟。
    「神子畑選鉱場跡」です。
    知る人ぞ知る名所には、平日でもカメラを構える人の姿が。
    観光客「すごい廃墟感。バイクと古いコンクリートの建物ってちょっと映えると思いません?」
    見た者を虜にする神子畑選鉱場跡。
    日本の近代化を支えた文化財の一部として、2017年、日本遺産に認定されると。
    数々の若手アーティストがミュージックビデオを撮影。
    非日常的な雰囲気がSNS上で注目を集め、
    観光客の数は、3年間で3倍以上にまで伸びました。
    ガイドの山内隆治郎さんに、その魅力を教えてもらいます。
    「ここに建っていた選鉱場、面積は東洋一。24時間操業してましたから夜は赤々と電気がついて不夜城のような」
    建てられたのは、大正時代。隣町の明延鉱山で採れた鉱石を、銅や錫、鉄など種類ごとに分ける作業場でした。
    目玉は、なんといっても神殿のような建物。
    「シックナーといいます。ギリシャの宮殿みたいとかそういう風に思われて注目されました」
    こちらは、シックナーという建物で、作業が終わった後の廃水を処理する施設だったそう。
    朝来市の協力を得て、特別に中に入らせてもらいました。
    「近くで見るとより迫力が違いますしさびてるところがすごく良く見える」
    目につくのは、機械の数々。当時、世界中から視察が訪れるほど貴重なものだったそう。
    ここで気になるものを発見。
    「これはなんですか?」
    「鉄の球をこの何入れて、かき回して石をつぶすんです。」
    「ずっしり。習字の時に使う文鎮ぐらいの重さありますね」
    当時の痕跡に触れたところで、屋上へ。
    「おお!一気に開けましたね。また下から見える景色と違いますね。」
    「ここで要らない泥水を処理するところ。専門家の方なんかに言うとシックナーにはあまりいいイメージがない。当時の人たちはこういう遺産になるということは思てない。」
    かつてはネガティブなイメージだった施設を観光の目玉に。
    山内さんは、県などと協力してこの夏、史料館をオープンさせました。
    見どころなどをわかりやすく伝えています。さらに。
    「シックナーをデザインしたTシャツとマスクですね。」
    アパレル会社とコラボして、愛らしいオリジナルグッズも開発しました。
    地道なPRが実を結び、最近では、「魅力を発信したい」という人も。南アフリカ出身、ケビン・ネルさんもその一人です。
    「初めてシックナーを見たとき、なにこれ!?と驚きました。ここがどんな場所か歴史を学びたいと思ったんです。」
    ケビンさんは、数年前、旅行でこの地を訪れ、母国の景色に似ていると一目ぼれ。
    まちの魅力をPRする「地域おこし協力隊」として、歴史の勉強や、グッズの企画に力を入れています。
    「朝来に大きな可能性を感じています。この街をもっと元気にしたいです。」
    再び輝きだした歴史の産物。その名が、国境を超える日もそう遠くないかもしれません。
    #廃墟 #朝来市 #鉱山 #神子畑選鉱場 #日本遺産
    -2020年10月7日放送「情報スタジアム4時!キャッチ」より
    【制作著作】サンテレビ
    ©SUN-TV,co.ltd
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