夢だった“イルカのお姉さん”になった日 歓声と感涙のショーデビューに密着=静岡・沼津市

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  • เผยแพร่เมื่อ 18 เม.ย. 2023
  • 4月19日は語呂合わせで「飼育(しいく)の日」です。静岡県沼津市の水族館では4月、新人女性トレーナーがイルカのショーデビューを果たしました。「イルカのお姉さんになる」子どもの頃の夢がかなった瞬間です。
    イルカと接しているこちらの女性。伊豆・三津シーパラダイスの新人トレーナー鈴木真生さん(21)です。
    <伊豆・三津シーパラダイス 鈴木真生さん>
    Qだいぶ慣れましたか?
    「まだです。まだ全然慣れないです。イルカが何を考えているか分からなくて、意思疎通ができなかったり」
    入社して1年、先輩トレーナーのショーを見つめる鈴木さんには夢があります。
    <鈴木真生さん>
    「小さい頃に両親にいっぱい水族館や動物園に連れて行ってもらって、物心つく頃から、自分は『イルカのお姉さんになる』って。それしかなかった」
    鈴木さんは保育園の頃から「イルカのお姉さん」になることが夢で、イルカショーのトレーナーを目指す専門学校に入学。コロナ禍で水族館の就職の枠が少なく何社も落ちましたが、想いが通じて、2022年、伊豆・三津シーパラダイスに就職しました。
    エサの準備や掃除、接客など仕事を覚え、ようやく2022年9月からショーデビューに向けた練習が始まりました。
    ショーに出るのは、バンドウイルカのスダチ24歳。鈴木さんより年上で、ショーにおいても大先輩です。心配そうな表情で見つめるのは、青山唯さん27歳。ショートレーナーを目指し、1年前にデビュー。今は鈴木さんの指導をしています。
    <伊豆・三津シーパラダイス 青山唯さん>
    「できてるかな?って(不安そうに)見えるから。本番あしたやから、自信もってそれを表情にも出していかないとそれが伝わっちゃうから。スダチにも伝わっちゃうから」
    鈴木さんが苦戦していたのがロケットジャンプ。イルカと一緒にジャンプする技です。水面から体を垂直に飛び出さなければ高く飛べませんが、怖くて前に飛んでしまい高さが出なかったり体勢が崩れてしまったりするといいます。
    <鈴木真生さん>
    「(ロケットジャンプを)まだ自分が完璧にできていると思っていないので、よく見せられるかが不安です」
    不安な気持ちを抱えつつ、迎えたデビューの日。客席には多くの人が。
    <青山唯さん>
    「鈴木トレーナー!どうぞあたたかく見守ってあげてください」(拍手)
    MCは、ずっと練習を見守ってきた青山さんです。娘の夢が叶う瞬間を見ようと駆けつけた両親も見守ります。スダチとの息ぴったりの演技を見せ…、いよいよ今まで一番練習してきたロケットジャンプです。
    <青山唯さん>
    「…ロケットジャンプ!」
    客席からは大きな歓声と拍手があがりました。
    <鈴木真生さんの母・万里子さん>
    「本当に良かった。涙出る」
    <鈴木さんの父・克治さん>
    「頑張っていたのは知っているんですけど、いざ見ると感極まって。立派な娘です」
    <伊豆・三津シーパラダイス 鈴木真生さん>
    「もっときれいに見せられるように頑張ります」
    子どもの頃からの夢をかなえた鈴木さん、これから多くの人に笑顔を届ける姿に目が離せません。

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