おおいた味散歩 由布市湯平温泉のコイ料理

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  • เผยแพร่เมื่อ 25 ม.ค. 2012
  • 古くから湯治場として知られる由布市湯布院町の湯平温泉で、コイ料理が静かな人気を集めている。寒さが骨身に染みて、体調も気になるこの季節。脂の乗ったコイを食べ、温泉で体の芯まで温まろうと足を延ばした。
     温泉街の入り口に店を構えて60年以上になる「嬉(うれ)し乃食堂」。コイ料理を求めて県外から訪れる客も多いという。客の8割が頼むという川魚(かわうお)定食を注文した。
     並んだのはコイのあらいに、みそ汁、真子焼き(卵の煮付け)。「生臭くないからわさびしょうゆで食べて」。店主菅順一郎さん(55)の妻弘子さん(56)に促されてあらいを口に運ぶと、歯をはね返すような弾力に驚いた。臭みもなく、かむごとに身の甘みが広がる。
     「コイは湯平の冷たい湧き水に一晩入れているから、身が締まるんだよ」と順一郎さん。先代店主の父から受け継いだ味を守り、新鮮な素材を生かすことを心掛けているという。40年以上通い続けている三ノ宮晋二さん(65)-大分市-は「時々無性に食べたくなる味。今日も急に思い立って車を飛ばして来た」。
     コイの肝を自家製ポン酢で味付けした珍味「鯉鯉(こいこい)」も人気の一品。病みつきになりそうなコイ料理。一度味わってみては。
      (文・佐藤由佳、写真・首藤洋平)
    "味"メモ
     川魚定食はコイ料理に季節の小鉢、ウナギのかば焼きなど計5品で1250円。(価格変動あり)。珍味「鯉鯉」は450円。問い合わせは嬉し乃食堂(TEL0977・86・2054)まで。
    散歩メモ
     湯平温泉は飲むと胃腸の不調に効果があるといわれる。温泉内には五つの共同浴場(利用料200円)が点在し気軽に浴場巡りができる。共同浴場の一つ、橋本温泉は湯船が二つに仕切られ、熱めとぬるめの湯加減を楽しめる。問い合わせは湯平温泉観光案内所(TEL0977・86・2367)まで。

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