Josquin des Pres - "Missa Pange Lingua" - Martin Behrmann : ジョスカン・デ・プレ - ”ミサ・パンジェ・リングァ” -[ Vinyl ]
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- เผยแพร่เมื่อ 18 ต.ค. 2024
- Josquin des Pres - "Missa Pange Lingua"
Kyrie (0:05) - Gloria (3:06) - Agnus Dei (7:40)
Martin Behrmann : conducting Spandauer Kantorei - [ Vinyl record ]
ジョスカン・デ・プレ ”ミサ・パンジェ・リングァ”
マルティン・ベールマン指揮 シュパンダウアー・カントライ(LPレコードから)
フランドル楽派の代表的な作曲家、ジョスカン・デ・プレ(1450?-1521)の、「ミサ・パンジェ・リングァ」です。
ポリフォニー音楽とは、大まかに言えば、声部ごとに異なるメロディが多様多彩に重りあって進行してゆく形式の、多声音楽です。
この作品の主題となっている「パンジェ・リングァ(舌よ、歌え)」は、グレゴリオ聖歌によるものです。「舌よ、歌え」とは、言葉と音律の融合を指すのでしょうか。
しかしグレゴリオ聖歌の楽譜であるネウマ譜は、「こんな感じで歌うよ」というような、大まかで瞹昧なものです。もちろんポリフォニー様式によるものではありません。
作曲家がそれをポリフォニー音楽としてリメイクしたのが、この「ミサ・パンジェ・リングァ」なのです。
既存の作品のリメイクという事例は、特にユニークなことではありません。
楽譜化されなければ消えていったかもしれない、当時のポピュラー音楽などもリメイクされて、ポリフォニー音楽に取り入れられることも多かったのです。
そういったリメイクを見ていると、瞹昧な楽譜による作品も、楽譜すらない作品も、大作曲家たちの手によって、音楽の神々の神殿に招き入れられていると感じてしまいます。
時代は違いますが、バッハの「ゴールドベルグ変奏曲」のクオドリベットには、「人参とジャガイモがおれを家から追い出したんだ。母さんがもっと肉を煮てくれれば、おれは家にいたんだが」という歌詞の、当時のポピュラー音楽が取り入れられています。
飯がまずいと言って家出した悪ガキの歌までもが、神殿に迎え入れられるのです。
なんとも楽しくなってくるではありませんか。
今回の動画は、最初、森の写真を「少しばかり」入れたのですが、なぜかうまくハマるような気がして、結局、多くを森の写真に入れ代えました。
欧州はもともと森におおわれた暗く湿潤な世界でした。欧州において森とは、魔が潜む底知れない異界だったのであり、しかし12~3世紀ごろから巨大な異界は、人の世界へと大規模に置き換えられていったのです。
森の消滅は16世紀の大航海時代を迎え、さらに加速していきました。
ジョスカン・デ・プレは15~6世紀にかけて活躍した人であり、彼の時代にはまだ欧州のあちこちに、手つかずの森が残っていたでしょう。
欧州において異界である森の風景は、ジョスカンの内に消えることなく存在していたと思うのです。
演奏はマルティン・ベールマンが指揮するシュパンダウアー・カントライです。
マルティン・ベールマンという人は、沈んでゆくような神秘的な表現をする指揮者だと思うのですが、残されている録音は非常に少ないです。なんとも残念です。
■■ 宗教音楽リスト ■■
• 宗教音楽 - Religious Music
Stylus AT-150Sa (Audio-Technica)
探していました。40年以上前に聴いたこの曲、この演奏が忘れられません。感無量です。
喜んでいただけで幸いです。ベールマンによるものはどこか神秘的で、素晴しい演奏だと思います。
これは先にkazuya shirai さんがラ・リューのレクイエムのコメントで、こちらも是非ということでアップロードしました。15分制限のため、全曲とはいきませんでしたが。。
本当にありがとうございます。この演奏を聴いたのは40年以上前の出来事ですが、この演奏が常に頭の中にあり、音楽を続けてこれたのだと思っています。現在はチェロ弾きですが、人生も黄昏、楽器の枠組みを超えて合唱音楽に取り組んでいこうかなーと思っている次第です。
@@kazuyashirai2102
お喜びいただけてうれしいです。この音楽に関しては次のブログに勝手な?ことを書いています。
お時間があれば、ぜひ、こちらもどうぞ。
ameblo.jp/raindrop5588sp/entry-12682297830.html
❤
(^^)/
これを探していたと言われていた方がいて驚きました。自分もこの曲を40年ほど前にFM放送から偶然録音して…
ところが途中から途中までの録音で演奏者がわからず、以来探しに探しておりました。
演奏者によって楽譜の解釈が異なっているケースが多いのがある意味幸い、それであるかどうかはすぐにわかるのです。しかし不幸にしていまだその演奏には出会っていませんでした。
ここで聴かせて頂いた演奏は、音の解釈が似ていると感じた…というのは自分が昔、録音できたのはクレドの部分だけなのです。そしてどういうわけかここにクレドが収録されていない…
もし可能であれば、ぜひクレドを聴かせて頂ければ!と思います。
そのうち「このLPレコード1枚丸ごと」をアップロードしましょうか。廃盤でこのまま消えてしまうのはもったいないです。
40年前のFM放送というと、皆川達夫氏によるものでしょうか。
彼は「バロック名曲名盤100」で、ミサ・パンジェリンガの名演トップにこのベールマン盤を推していました。
次点がカイヤー盤でした。お探しの盤がベールマン盤である可能性は高い??
@@RainDrop5588
ありがとうございます。
おっしゃる通りです。皆川達夫さんの名前はとても懐かしいです。可能性は充分…ですね!
急にドキドキしてきました(笑)
ぜひ丸ごと1枚お聞かせ頂ければ、と思います。
どうかよろしくお願いいたします。
@@hiro2005zep
本日、LP丸ごと1枚、アップロードしました。(^^)
PCをお使いなら、曲名欄の「もっと見る」をクリックすると曲目一覧に移ります。
「3. (32:08) Credo - クレド」の(32:08)をクリックするとクレドに飛びますので。
th-cam.com/video/LNj7H_eB9IY/w-d-xo.html
@@RainDrop5588
ありがとうございます!
何か…ものすごくドキドキしています!
絶対これだ!と思う気持90
でも、ひょっとしたらと思う気持10
くらいでしょうか(笑)
何はともあれ聴かせて頂きます。
まずはこんなに早くアップロードして頂きましたことにお礼申し上げます。
ありがとうございました。🙏
@@RainDrop5588
まさに!まさにこの演奏です!
最初の2秒で確信できました。
この部分は演奏者ごとに個性が表現されるのですぐにわかるのです。
学生の頃、何百回となく聴いたクレド…
寸分違わぬ、美しく感動的なクレドでした。
これからはこれを美しい音で何度でも聴けると思うと…それだけで心が安らかになります。
もちろん全曲を聴かせて頂くのですが、
やっぱりこれを何度も聴きたい(笑)
とても聴きやすい編集をして頂いて…
何とお礼を申し上げたら良いかわかりません。
本当にありがとうございました。