全国女王 藤枝順心サッカー部卒業式 なでしこの蕾たち 花ひらけ(静岡県)【静岡スポーツ】

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  • เผยแพร่เมื่อ 27 พ.ย. 2024
  • 2021年1月、全国チャンピオンに輝いた藤枝順心サッカー部。未来のなでしこたちがこの春、巣立ちます。
    <あいさつ>「3年間、ありがとうございました。せーの、お疲れさまでした!」
     高校女子サッカーで2年連続、5度目の全国優勝を果たした藤枝順心。悲願達成には欠かせない2人の選手がいました。
    <柳瀬選手と高尾選手>「ありがとー」「卒業まであと6日。今の気持ちは?」「しゃべれない、しゃべれない」
     1年前の卒業式です。
    <長江伊吹前主将>「頑張れよ。楓菜」
     先輩との別れに涙を流す当時2年生の柳瀬楓菜選手です。
    <柳瀬楓菜主将>「今の3年生が残してくれたものをしっかりと受け継いで、自分たちの代でも日本一をとれるように頑張りたい」
     誓いを果たすべく、迎えた決勝。キャプテンの柳瀬選手は自慢の運動量を活かし、何度も、何度も身体を張ったプレーを見せます。副キャプテンの高尾真莉奈選手はベンチから。実は小学生のころ、愛知県の同じチームでプレーしていた2人。その後、なんと県をまたぎ、順心で再会を果たしました。
    <柳瀬選手>「一緒になるのを知らなくて、同じチームに来たときはすごく嬉しかった」
    <高尾選手>「運命だと思う」
     しかし、高尾選手は1年のときから膝のケガに苦しんでいました。支えとなったのは同じ部屋の柳瀬選手と交わした約束。
    <高尾選手>「1年半以上ケガで苦しんだので、その時期は本当に辛かった。同部屋の楓菜の存在は大きかった。辛いときでも傍にいて力になってくれた。楓菜がいたから頑張って乗り越えることができた」
     その高尾選手と柳瀬選手が交わした約束。「2人でピッチに立って日本一になる」そのときがついに。
    <実況>「後半に入って2人でピッチに立ちました。キャプテンと副キャプテンの高尾真莉奈です」
     迎えた後半18分。
    <実況>「高尾がキープして、シュート、決まった!」
    <高尾選手>「今でも順心で優勝できたんだとすごく嬉しいです」
    <柳瀬選手>「真莉奈が点を決めたけど、自分のことのようにすごく嬉しかった」
     高校最後の試合のあと、活躍の裏にあったエピソードを明かしてくれました。
    <柳瀬選手>「テーピングに一緒に頑張ろうと、日本一を取ろうという思いを込めて書いた」
     テーピングに書いてあったのは、やっぱりあの言葉。2人でピッチに立って日本一。
    <高尾選手>「書いてくれた言葉があるから自信もついたし、元気をもらえた」
    <柳瀬選手>「辛いことも嬉しいことも2人で乗り越えてきたので、宝ものになった」
     3年間で2人が交わした数えきれない手紙の交換もこの日が最後です。
    <高尾選手>「サッカー中も、サッカー以外でも、どこから見ても、楓菜がキャンプらしくて、どんどん成長してて嬉しかった。楓菜がキャプテンじゃなかったら、このチームは日本一になれなかった。最初から最後まで最高の最強のキャプテンだったよ。日本一に導いてくれてありがとう」
    <柳瀬選手>「真莉奈がケガで悩んで辛い思いをしていたのを知っていたから、真莉奈がピッチに戻ってきてくれてすごく嬉しかった。真莉奈と一緒に決勝の舞台に立てて、日本一になるというのが1年生の頃からの目標だった。それを叶えられて嬉しい。楓菜が悩んているときも日本一のキャプテンにするとずっと言ってくれて、真莉奈がいてこその楓菜だった。本当に3年間お世話になりました。支えられました」
    <高尾選手>「楓菜とは離れるけど、大学で活躍してプロを目指す」
    <柳瀬選手>「自分のプレーで見ている人に楽しさ、勇気や感動を与えられる選手になりたい」

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