日本百名山・立山縦走 クマと遭遇、たくさんの雷鳥との出会い、いろいろあった3日間 @アウトドア・山大好きちゃんねる

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  • เผยแพร่เมื่อ 7 ก.ย. 2024
  • 2023/9/15~9/17 2泊3日で立山へ行ってきました。
    歩いたコースは、
    1. 室堂~ミドリガ池~リンドウ池~雷鳥沢⛺
    2. 雷鳥沢~雷鳥坂~剱御前小舎~別山~真砂岳~富士ノ折立~大汝山~雄山~一ノ越~雷鳥沢⛺
    3. 雷鳥沢~みくりが池温泉~室堂
    初日は、室堂へ着いた時には霧雨が降っており、いきなりレインウェアを着込んでの出発となりました。
    でも歩いてると、すぐに止んでくれてさほど濡れずに済みました。
    この日は雷鳥沢まで行ってテントを張ったら、大日岳へピストンする予定でしたが、午後からも天気予報が良くなかったため、テントでゆっくり過ごすことにしました。そうして正解でした、午後からも雨が時折パラつく天気で、登っても展望もなかったでしょうから。
    翌日9/16は別山から立山周回をしました。
    この朝、クマと遭遇した訳ですが。ものすごい偶然だったのです。
    まず、テントを出て30m位歩いたところで帽子を忘れたことに気付いてテントまで取りに戻ります。この間は2~3分ほど。
    そしてテント場を出て、沢を渡る橋を写真撮ろうとした際、今度はデジカメをテントに忘れて来てしまったことに気付き、やはり取りに戻りました。今度は10分程度のロス。
    そして沢を渡って分岐で、大日岳方面とは逆だという思い込みから、真砂岳方面に入ってしまいます。最初の分岐で真砂岳への指標を見て間違いに気付き沢を渡ったところまで戻ります。ここでもロスが約10分位だったでしょうか。
    ようやく雷鳥沢のコースに入り、登りだします。
    しばらくは枯れ沢のようなガレの道を登っていき、右に道がカーブして、すぐ左にカーブするところで、上から登山道を下りて来ようとしたクマとばったり鉢合わせに。
    クマ鈴は着けてましたが、急な登りだったので鳴ってなかったかも知れません。
    クマとの距離は、わずか5~6m程度でしょうか。
    一瞬、陰と気配を感じたので人が下りて来たと思ったら、次の瞬間真っ黒に見事な月の輪の白いのが現れてびっくり! 向こうも私に気付いた瞬間、左のハイマツの藪の中に飛び込み逃げていったのですが、その時の音が、地響きを立てながら凄い音で恐怖感を覚えました。
    かなり大きかったです。立ち上がると1.5mはありそうな成獣でした。
    出会った瞬間はうわっ、と私が声を出して、クマがすぐに逃げてくれたのですが、その逃げていく音の方が怖かったです。
    しかしその音もすぐに止んだので、もしかして私が通過しようとして、親子クマだった場合、子熊が親クマを追いかけてきてたりしたら、親クマが戻ってきて襲い掛かって来るかもしれないと思い、通過する気になれず、一旦30m位下って、下から登って来る登山者を待つことにしました。
    5分位待っていると登山者が登って来ました。すぐそこでクマと会ったことを伝えると、少し待ちましょうということになり、さらに10分ほど経過。小学生高学年位の男の子を連れた親子3人組が登って来ました。すると私からクマの事を聞くと、行先を変更します、と言って下っていかれました。そして別の1人の若い男性が登って来られて、一緒に通過しましょうと誘って、私含めて3人でクマが出たところを通過しました。
    その後行先を聞くと、私と同じ、別山からの立山周回だったので、一緒に歩くことになりました。
    この日の朝の、自分のミス連発による時間のロスによって、クマと遭遇し、そしてその事がきっかけで人との出会いがあり、なかなか無い山行となったのでした。
    その後は雷鳥坂で、雷鳥と何度も遭遇し、写真も至近距離で撮ることができ、展望はきかないけど濃霧のおかげで雷鳥三昧となりました。
    剱御前小舎からも濃霧のなか、別山、真砂岳、そして立山の三座を巡りました。
    雄山は人でごった返してたのですぐにパスして一の越山荘へ。
    一人の若い方は室堂へ下山して本日帰宅とのことで帰って行かれました。
    残った2人で雷鳥沢のテント場まで無事戻ってきました。
    雨が降る前にと、雷鳥沢ヒュッテに温泉に入りに行き、戻ってきたのが14時過ぎ。
    その後14時半頃から雨が降り出し、やがては夕方にかけて土砂降りになり、下山してからで良かったとつくずく安堵しました。でもテントはびしょ濡れで床下も水が入ってチャプチャプ状態で沁みて来ないか冷や冷やものでした。
    そして、帰る日には朝から、ドピーカンの晴れ!
    この天気が昨日だったら最高だったのにと思うと悔しい~! 登山あるあるですね。
    雷鳥沢でのテント泊は、帰りは登り坂になるので侮れません。最後の最後にきつい思いをさせられます。
    日本一標高の高い温泉 みくりが池温泉に入って、室堂へ無事帰還したのでした。
    2泊3日いろいろあった、思い出深い山旅となりました。

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