再)碌々斎三連発『利休形白菊扇 賓主歴然十二代惺斎箱』『八代中村宗哲(到斎) 菊絵白粉解香合 書付在判共箱』『飛来一閑 撫四方香合 書付在判共箱』ヤフオクで落札品がいくらで売れる？

2022年のオークションです。
賓主暦然(ひんしゅれきねん)
臨済宗妙心寺派の開祖である臨済義玄禅師の語録である「臨済録」の中で生まれたもの。
「賓」とは客人の事で、「主」とは主人・もてなす側だとされており、もてなす側ともてなされる側、その区別は歴然ではっきりとしています。
この様にお互いの関係がはっきりとしている以上、客人と主人の分別を守り接することも大事ですが、禅の修行に置いては、いついかなる時も立場が入れ替わる事も起こりうると考え、それを踏まえて自分の立場だけではなく、相手の立場に立ち接することで初めて理想的な賓主の関係が築くことが出来るという考え方。