【寺社参詣】#30 柿本神社(兵庫県明石市) ~時の街に鎮座する歌聖の社~ Kakinomoto-jinja Shrine

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  • เผยแพร่เมื่อ 8 พ.ย. 2024
  • 神社仏閣巡り「寺社参詣シリーズ」第30回は、東経135度の日本標準時子午線が通る「時の街」兵庫県明石市の東部に鎮座する柿本神社です。
    社号のとおり、柿本人麻呂を祀る神社です。
    柿本人麻呂は、飛鳥時代に宮廷に仕えた歌人で、万葉集や古今和歌集などでその名をよく目にしますが、その人生は謎が多く、生まれや亡くなった場所などははっきりしていません。
    この柿本人麻呂が詠んだ歌の中には、明石について詠まれた歌がいくつかあり、明石藩主小笠原忠真が人麻呂を歌聖として大変崇敬していたと伝えられています。
    柿本神社の創建は、社伝によると仁和3(887)年、明石の岡(現在の県立明石公園)にあった楊柳寺(後の月照寺)の覚証という住僧が、夢の中で柿本人麻呂の神霊が楊柳寺の裏にある古塚に留まっているのを感得し、塚の上に人麻呂を祀る祠を建てて寺の鎮守としたことが始まりと伝えられています。
    その後、明石の岡に明石城を築城することになり、明石藩主小笠原忠真が明石の岡にあった楊柳寺と祠を、現在の人丸山に移しました。
    柿本人麻呂の死後1000年にあたる享保8(1723)年、正一位の神階と「柿本大明神」の神号が宣下され、桜町、桃園、後桜町天皇が当神社を勅願所と定めました。歴代明石藩主からも、和歌の神としての崇敬を受けました。
    境内は、それほど大きくありませんが、柿本人麻呂の歌碑や播州明石浦柿本大夫祠堂碑のほか、九州から参拝した盲人が、社頭で「ほのぼのとまこと明石の神ならば 我にも見せよ人丸の塚」と詠むと目が見えるようになったため、持っていた桜の杖を地面に刺したところ根付いたという桜の木「盲杖桜」、筆の先のような小さな実を付ける筆柿の実を妊婦さんが懐中すると、安産になるという伝承「御筆柿」、赤穗藩大目付で赤穂義士の間瀬久太夫正明が、主君浅野内匠頭長矩の仇討ちを祈願して植えた「八房梅」など、様々な見所があります。
    柿本神社のすぐ南には、「時の街 明石」の象徴でもある、国登録有形文化財 明石市立天文科学館が聳えるため、風光明媚な高台だった人丸山の眺望は、一部遮られますが、隣の月照寺と合わせて、明石の観光スポットとして、またパワースポットとして、多くの人が訪れています。
    歌聖 柿本人麻呂を祀る明石のパワースポット、柿本神社の動画をご覧下さい。
    機 材:GoPro HERO8
    【リンク】
    柿本神社公式Webサイト
    www.kakinomoto-...
    【使用BGM】
    ドビュッシー「アラベスク 1番」(クラシック名曲サウンドライブラリー)
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