ペンギンだけじゃない 見たことない生物もいっぱい 都市型水族館「AOAO SAPPORO」

土屋アナ）
ここからは引き続き山内館長と一緒にご紹介していきます。今私がいますのがモユクサッポロの水族館「AOAO SAPPORO」です。「AOAO SAPPORO」は4階から6階に入っています。今私がいるのは5階です。先ほど6階にいたんですけれども、一つフロアを降りてきました。今いるスペースが「観察と発見の部屋」という場所なんですけれども、ここはどういった工夫がされているスペースなんですか？
山内館長）
ここは、ちょっと小さめの水槽が43本あるんですけど、水槽が4面から見られるようになっているんです。
土屋アナ）
だから写真も生物と一緒に撮りやすいということなんですね。
山内館長）
もう一つ工夫としては展示のテーマを表示しています。ここにはニョロと書いてあります。ニョロだらけなんですこの一帯は。「にょろ」、「ぺったんこ」、「もさもさ」、「いろいろ」という4つの生き物のテーマで展示してます。
土屋アナ）
これは何にょろですか？
山内館長）
これはハナヒゲウツボです。青と黄色できれいなのでどうしているかというと、ここに世界のインディゴ染めという青に関わる本とか、すごくきれいなので「からだの美」という小説が置いてあったりとか、魚の解説じゃないものでイメージを膨らませてもらうというのをやっています。発見の部屋です。
森アナ）
館長が一番好きな場所ってどちらになるんですか？
山内館長）
「モサモサ」というのがオススメです。「モサモサ」のこの赤い生物、ウミシダという仲間の展示です。きれいです。植物じゃないです動くんです。これはヒトデやウニの仲間で、水の中を飛ぶように移動するんですね。それで「生き物は何で飛びたいのか」みたいな本があったりとか、あと植物みたいな形をしているので「植物の図録」みたいなもので植物を勉強してもいいんじゃないかな、そんな風にインスピレーションを広げていただく。
土屋アナ）
こういったコンセプトの水族館はなかなかないと思うんですね。さらに移動していきますと、照明が暗くなってきました。こちらはどういったスペースでしょうか？
山内館長）
これはネイチャーアクアリウム。日本庭園のようなわびさびの水槽です。石のレイアウトや木のレイアウトをミリ単位で何日もかけてレイアウトを作った水槽です。
土屋アナ）
癒しの空間が広がっている場所ではあるんですけれども、びっくりのスペース見つけちゃいました。男性の方がお一人座ってらっしゃるんですけれども、ここはなんとコワーキングスペースなので、入館料を払えば勉強やお仕事がここでできるんですよ。ちょっと疲れたなって思ったらまた水槽を見てもいいんです。
山内館長）
水槽で気分転換。最高じゃないですか。
土屋アナ）
もちろんコンセントやネット環境も全部備わっているんです。左側にネイチャーアクアリウムの4つの巨大な水槽があるということで、こちらもまた大きいですね。
森アナ）
どれぐらいの期間をかけて作ったものなんですか？
山内館長）
3週間ぐらいは石のレイアウトだけでかかりましたけど、石のレイアウトが自然の水中みたいじゃないですか。これは実は世界中から来ている魚なんですけれども、できるだけ魚の種類を少なくたくさんの群れで見せようというテーマでやってます。よく見るといろんな魚がいます。エビがいたり、草むらの中に魚が実はいるんですよ。
土屋アナ）
4階にも移動してみたいと思います。4階はちなみにどういった場所になるんでしょうか？
山内館長）
4階はミュージアムショップ。お土産が売ってます。
土屋アナ）
さっき見たフェアリーペンギンとキタイワトビペンギンのぬいぐるみがありますね。
山内館長）
オリジナルです。
土屋アナ）
柔らかくて気持ちいいですよ。こういったキーチェーンもあります。黄色い「飾りバネ」っていうのもしっかり付いていてかわいいですね。思い出として買って帰られる方も多いんだろうなと思います。
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