大江千里さん 5月 自転車に乗って(12ヶ月-1)
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- เผยแพร่เมื่อ 13 มี.ค. 2023
- 千里さんの実に的を射たすばらしい文から、補助輪に頼らず走れるようになっていくときのあの気持ちを思い出しながら、5月の薫風を切って走る自転車をイメージして聴くといっそう昂ぶってきます♫ Take Off!!
冊子より
個人的にデビューした月なので、僕の始まりの季節はここから。生まれて初めて補助輪をはずした自転車で走ったときに感じた、空を飛んで、風に吹かれて海の向こうまで行けちゃいそうな気分。
ピアノは僕にとって愉快で大切な友達。
どんなときも僕が指で語りかければ、必ずちゃんと期待以上の音で答えてくれる。
僕はそんなピアノと戯れたり喧嘩したりしながら、音楽を毎日楽しく作っている。
実は、ピアノに今までずいぶん助けられ、支えられているなあと思う。
苦しいときや悲しいとき、ぽろんと爪弾けば、
鍵盤はいつでもぽろんと返事をして、なにげに僕を慰めて元気にしてくれる。
そんなピアノと僕とのおかしな二人三脚で創った「ランダムな一年の旅日記」楽しんでくださいね。
今回は横浜市青葉区のフィリアホールというクラッシックホールで、
2日間に渡って初対面のスタインウェイ君を弾きまくった。
こいつは実に昔からの知り合いのように意気投合できた。
最初指を下ろすときはさすがドキドキしたけれど、すぐにノリが合って、
そのうちものすごく夢中になって、一緒に時を忘れて楽しい時間を過ごした。
アルバムのテーマは「12ヶ月」。
5月に始まってその翌年の4月までの景色を、このスタインウェイと一緒に音のお絵かきをしました。
お客さんの一人もいないホールで鍵盤を叩きながら、
僕はいつのまにか客席に向かってにこにこしながら歌っているような気分になった。
座席にはいつしかお客さんの顔が見えた気がした。
僕たちのにこにこ演奏に、また倍くらいにこにこ笑い返してくれているようだった。
こんなふうにやるレコーディングは初めてだったので、
ちゃんと成功させようと事前に譜面をいっぱい書いてきたけれど、
いざこの場で弾き始めると、どんどんアイデアをくれるスタインウェイとフィリアホールの音の響きに乗せられて、おもわずノリノリで、譜面とは違う、かなりやんちゃでかわいい、サウンドトラックのような、音の万華鏡アルバムになりました。
まだドキドキワクワクしている僕の気持ちを、ほかほか湯気がたっているうちにみんなにも早く届けたい。
今回は歌詞はないけれど、違った意味での言葉が聴こえてくるかもね。
そうなるといいなぁ。僕の願いです。 - เพลง
アップありがとうございます😊良いですね(*^^*)
わ💓今の彼なのでしょうね😂ピアノが話しかけてくるみたい!🎹UP、ありがとうこざいます‼️