万田邦敏 監督インタビュー「洋画を意識している所がある」ジョン・カサヴェテスやジャック・ドワイヨン、増村保造との共通点とは?/映画『愛のまなざしを』(出演:仲村トオル、杉野希妃、斎藤工、中村ゆり)

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  • เผยแพร่เมื่อ 5 ต.ค. 2024
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    『UNloved』『接吻』の鬼才・万田邦敏監督による愛憎サスペンス。
    愛するほどに、それは奪われていく――
     妻を亡くしたことで、もう二度と誰も愛せないと思いつめ、生と死のあわいを彷徨うように生きる精神科医の前に現れたのは、彼を救済するかのような微笑みをたたえた女だった。堰を切ったかのように女に溺れていく男、愛を求め続けても誰からも返されることなく孤独の果てを彷徨ってきた女。二人はそれぞれの日常を捨て、激しく求めあう。しかし、女には別の顔が存在した…。男が信じた愛は、そこに確実に存在したのか。そしてそれは「愛」そのものであったのか――。
     これまでも強烈な自我を持つ女性を軸に、狂気ともいえる愛を描いてきた鬼才・万田邦敏監督が、カンヌ国際映画祭にてW受賞した『UNloved』、比類なき傑作『接吻』に続き、共同脚本・万田珠実と三度目のタッグを組んだ。「愛」の本質を見つめ、人間の性とエゴをあぶりだした愛憎サスペンスが誕生した。
    精神科医・貴志を演じたのは、万田監督作品『UNloved』『接吻』でキーパーソンを好演した仲村トオル。貴志からの愛を渇望する綾子役は、監督、プロデューサーとしても精力的に活動する杉野希妃が演じ、女の業を表現した。死んだ姉に焦がれ、綾子の登場により翻弄されるも真実をつかもうとする内山茂役には、監督、プロデュースなど肩書を超えて活躍する斎藤工。映画やドラマ、舞台でしなやかな演技力が光る中村ゆりが、六年前に亡くなった貴志の妻を演じる。貴志の息子・祐樹役として十代の繊細な心の揺れ動きを表現した藤原大祐は、オーディションで役を掴み、本作で映画デビューを飾っている。その他、片桐はいり、ベンガル、森口瑤子など、ベテランが脇を固める。また音楽を長嶌寛幸が担当、愛の不確かさを見事表現した。
    愛なのか、憎しみなのか、もはやその区別さえ失ってしまった境界線に生きる男女の物語は、多くの映画作家により綴られてきた。その線上に位置づけられることになるであろう『愛のまなざしを』は、女の愛の強靭さを見抜き、その覚悟を見せつける、強烈な愛の物語となった。
    ■あらすじ
    亡くなった妻に囚われ、夜ごと精神安定剤を服用する精神科医・貴志(仲村トオル)のもとに現れたのは、モラハラの恋人に連れられ患者としてやってきた綾子(杉野希妃)。恋人との関係に疲弊し、肉親の愛に飢えていた彼女は、貴志の寄り添った診察に救われたことで、彼に愛を求め始める。いっぽう妻(中村ゆり)の死に罪悪感をいだき、心を閉ざしてきた貴志は、綾子の救済者となることで、自らも救われ、その愛に溺れていく…。しかし、二人のはぐくむ愛は執着と嫉妬にまみれ始め、貴志の息子・祐樹(藤原大祐)や義父母との関係、そしてクリニックの診察にまで影響が及んでいく。そんな頃、義弟・茂(斎藤工)から綾子の過去について知らされ、さらに妻の秘密までも知ることとなり、貴志は激しく動揺するのだった。自身の人生がぶれぬよう、こらえてきた貴志のなかで大きく何かが崩れていく。失った愛をもう一度求めただけなのに、その渦の中には大きな魔物が存在し、やがて貴志の人生を乗っ取り始める。かたや綾子は、亡き妻にいまだ囚われる貴志にいらだち、二人の過去に激しい嫉妬をいだく。彼女は貴志と妻の愛を越え、極限の愛にたどりつくために、ある決断を下すのだった――。
    滝沢貴志役:仲村トオル Toru Nakamura
    1965年生まれ、東京都出身。1985年、映画『ビー・バップ・ハイスクール』(85~88/全6作 ) でデビュー。86年より、30年間に渡り制作された「あぶない刑事」シリーズ全作に出演したほか、「チーム・バチスタ」シリーズ(08~14)、「家売るオンナ」シリーズ(16/17/19)など、数々の映像作品に出演している。90年代後半より海外の作品にも参加。韓国映画『ロスト・メモリーズ』(04)では第39回大鐘賞映画祭最優秀男優助演賞を受賞。中仏合作映画『パープル・バタフライ』(05)は第62回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品されるなど、活躍の場を拡げる。2000年代より「偶然の音楽」(05/08)、「奇ッ怪」シリーズ(09/11/16)、NODA・MAP「エッグ」(12/15 PARIS国立シャイヨー劇場招聘公演含む再演)、KERA・MAP 「グッドバイ」 (15)、ケムリ研究室no.1「ベイジルタウンの女神」(20) などに出演し、演劇のキャリアも重ねている。万田邦敏監督とは映画『UNloved』(02)で出会い、『ありがとう』(06)に賛助出演。『接吻』(07)では、第23回高崎映画祭主演男優賞を受賞した。このほかの主な映画出演作は『K-20 怪人二十面相・伝』(08)、『劒岳 点の記』(09)、『行きずりの街』(10)、『北のカナリアたち』(12)、『22年目の告白-私が殺人犯です-』(17) など。
    ※『ロスト・メモリーズ』『パープル・バタフライ』は邦題/日本公開年記載
    監督:万田邦敏 Kunitoshi Manda
    1956年生まれ。映画美学校講師、立教大学現代心理学部映像身体学科教授。
    立教大学在学中、黒沢清らとともに自主映画製作を行う。大学中退後、黒沢清の『神田川淫乱戦争』に美術として、『ドレミファ娘の血は騒ぐ』に共同脚本、助監督として参加。その後PRビデオ、TVドラマの演出を経て、96年、押井守総合監修による実写SF『宇宙貨物船レムナント6』で商業映画監督デビュー。2001年長編処女作『UNloved』がカンヌ国際映画祭にてエキュメニック新人賞、レイル・ドール賞をW受賞。2004年に『あのトンネル(The Tunnel)』がカンヌ映画祭監督週間に招待された。小池栄子と豊川悦司を主演に迎えた『接吻』(07)は、全州国際映画祭のオープニング作に選ばれた他、高崎映画祭の最優秀作品賞、ヨコハマ映画祭の脚本賞&主演女優賞、毎日映画コンクールの主演女優賞を受賞。その他の監督作に『ありがとう』(06)、『イヌミチ』(13)、『SYNCHRONIZER』(17)など。著書に『再履修とっても恥ずかしゼミナール』(港の人)、共著に『映画の授業 映画美学校の教室から』(青土社)がある。
    出演:仲村トオル 杉野希妃 斎藤工 中村ゆり 藤原大祐
    監督:万田邦敏
    脚本:万田珠実 万田邦敏
    配給:イオンエンターテイメント 朝日新聞社 和エンタテインメント
    2020年/日本/日本語/102分/英題:Love Mooning/HD/カラー/Vista/5.1ch
    (c)Love Mooning Film Partners
    公式HP:aimana-movie.com
    Facebook:aimana.movie
    Twitter:aimana_movie
    Instagram:aimana_movie
    2021年11月12日(金)より全国公開!
    #映画 #愛のまなざしを
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    #万田邦敏
    取材:儀保俊弥
    (企画・インタビュー・撮影・編集)

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