「延命十句観音経」まきでら 長谷寺の 新年祈祷 (平成24年元旦)

高知県香南市夜須町羽尾の禅寺「まきでら 長谷寺」大晦日シリーズ最終は、観音本堂で執行われた新年祈祷その二、「延命十句観音経」です。42文字の短いお経をただ何度も唱えることでご利益がえられるとされているとのことで、３時半まで約２時間半連続で読経。長いので本編は読経開始と終わる間近の映像はノーカット、途中は適時つなぎ編集しています。読経や木魚を打つテンポが時間の経過にともない早くなったり音色が違ってきたりしています。ご住職の気迫が感じられます。この観音本堂、戸は閉めていますが暖房などなく初めての私には「修行」の場と感じたことでした。30分の休憩の後、第２回、第３回と午前九時まで「新年祈祷」が続くのですが、当家のお正月の準備のため帰途につきました。大晦日は今迄例年こたつで紅白を観るだらけた生活でしたが、こんなありがたい年越しもあることを知りました。まずは第二土曜日に開かれている座禅道場を体験して心身を鍛え、除夜の鐘撞きから新年祈祷まで全て体験したいと思ったことでした。
補足。「延命十句観音経」の全文を載せておきます。音声を聞きながら経文を追うと何を言っているのか分かると思います。
観世音　 南無佛　
与仏有因　 与佛有縁　
佛法僧縁　 常楽我浄 　
朝念観世音　 暮念観世音
念念従心起 　念念不離心