長崎の精霊流し コロナの行動制限も緩和され賑やかに 家族・縁者の思い載せ西方浄土へ

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  • เผยแพร่เมื่อ 15 ส.ค. 2023
  • 毎年8月15日、長崎ではお盆にあの世から帰ってきた先祖の御霊(精霊=しょうろう)を送り返すため、供物をわらや木で作った船に乗せて 川や海に流す行事が行われます。「精霊(しょうろう)流し」と呼ばれ、船は屋形船のように巨大化し、大きいものでは全長10メートル近く、3つの船が連なるものもあります。近年は、それぞれの家族や企業などが工夫を凝らし、故人にちなむ形の船や 飾りつけをしています。江戸時代、中国の影響を受けたともいわれ、花火や爆竹が激しく鳴り響くなか、鉦の音に合わせて「どーい、どーい」と声を掛けながら、故人の御霊を賑やかに、盛大に西方浄土(さいほうじょうど)送るのが長崎流です。15日夕方から行われた精霊流し。
    長崎県警によりますと、届出が必要な長さ2メートル以上の精霊船は県内合わせて717隻。
    昔は海に流すこともありましたが、今は港近くの流し場まで船を運び、故人を偲びます。今年は新型コロナの行動規制も大きく緩和され、沿道には多くの見物客の姿が見られました。船の舳先(みよし)は龍の頭榊の森ペット霊園の船です。
    今年は、犬や猫などペット150匹を送りました。
    引き手はおよそ50人。
    このうち長崎くんちで龍踊を奉納する五嶋町の龍衆が16人いました。79歳までスナックの現役ママさん「スナック梓」の看板が印です。
    長崎市船大工町でスナック梓を切り盛りされていた片山幸子さんを送る船です。「80歳までお店を続けたい」と言っていたそうですが、79歳でお亡くなりになりました。
    お店は、今年11月の幸子さんの1周忌をもって閉店するそうです。小さな船でも大きな存在感稲佐山に日も沈み、提灯の明かりや花火も映える時間帯になりました。故人が大好きだった『ひな人形』を飾った船。大型客船『ダイヤモンドプリンセス』の船。
    ダイヤモンドプリンセスの設計に携わった故人を送る船です。印灯篭には釣り鐘新地中華街の「つりがね堂薬局」の船は、釣り鐘がライトアップされ、赤いランタンが色鮮やかでした。長崎くんちの “コッコデショ”型のもやい船町ゆかりの人たちを合同で送る「もやい船」。
    樺島町は、長崎くんちで奉納しているコッコデショ型の精霊船です。あの世でもナイスショットしてみよしには「省三」の文字。山口省三さんを送る船です。
    ゴルフが大好きだったそうで、船全体をキャディーバッグに見立て、後ろにはグリーンもつくられました。ゴルフ続いても、ゴルフ好きの方の船。浦上自動車学校 代表取締役社長 吉川万一郎さんを送る3連の大きな船です。
    ハワイも大好きで、最期まで「また行きたい」と願っていたそうです。
    今年2月から、ご家族や職員の皆さんで作ってきました。建設機械型の船中島家の精霊船は、中島正一さんを送るショベルカー型の船。
    知り合いの建設会社の方に組み立ててもらったそうです。辰年生まれで…こちらは龍船(じゃぶね)です。茂田貴美子さんと、柳原キミ子さんを送る船。
    故人が辰年生まれで、長崎くんちが大好きだったそうです。
    去年から親族みんなで鱗を一枚一枚、思いを込めて手作りしたそうです。大好きなねこや、藤の花をあしらった船など、今年も故人を想い、趣向を凝らした船がたくさんありました。
    詳細は NEWS DIG でも!↓
    newsdig.tbs.co...

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