世界的に希少な“幻の白シャチ”知床の海で独自撮影に成功 なぜ白い?専門家の分析は(2023年6月12日)
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- เผยแพร่เมื่อ 26 ธ.ค. 2024
- ■世界的に希少“白いシャチ”の撮影成功
潮を吹きあげ、横一列で海を回遊するシャチの一団。その中に…
(池田悠樹ディレクター)「今白いシャチが見えました。我々の目の前に白いシャチが現れました。幻といわれる白いシャチです」
サンデーステーションの取材班が捉えた、世界でもほとんど確認されていない白いシャチ。黒い仲間のシャチとは明らかに違うことが一目でわかります。仲間のシャチと大海原を回遊する白いシャチ。映像を確認すると、アイパッチと呼ばれる目の部分と周りの色が少し違うのもわかります。
(知床ネイチャークルーズ)「向かってきているのでこのまま流します。かなり近いですよ」
白いシャチは警戒する様子を見せず、船のすぐそばまで近づいてきました。体長はおよそ8メートル。成熟した雄のシャチとみられています。
背後に広がるのは知床連山です。この白いシャチの撮影に成功したのは、羅臼漁港からおよそ7キロの地点。海面から突き出た背びれは、およそ2メートル。白く、大きくそびえたつその姿から、氷山=「アイスバーグ」と呼ばれたものも。
シャチは普段から家族で行動していて、平均10頭から20頭、多い群れでは30頭近い家族もいるといいます。上空から見てみると、この家族は14頭いることが確認でき、子どものシャチがいるのがわかります。
(知床ネイチャークルーズ遠藤綾乃さん)「珍しいですね。何回か目撃情報があるんですが、そんなに数は多くないので、」
実は、この羅臼町の沖合では、これまでに何度か白いシャチが目撃されています。
(船長2019年)「本当に白いシャチいたぞ。どうするこれ…」
最初に目撃されたのは4年前の2019年。その2年後の2021年には、2頭の白いシャチが。そして先月、新たに目撃されました。
理由はわかっていませんが、近年、2年おきにこの羅臼町の沖合に姿を見せているのです。
神秘的な姿で回遊する白いシャチ。一体なぜ、白い体をしているのでしょうか?
(東海大学海洋学部大泉宏教授)「あの個体に関してなぜ白いのかは分からない。可能性としてはアルビノということも考えられる。アルビノでなくても白く体色が変化することもある。それを調べるために遺伝子を調べる必要があり今回は分からない」
6月11日『サンデーステーション』より
[テレ朝news] news.tv-asahi....