名古屋スマート物流EXPO iPXデジタルツイン 展示会場の様子 （2022/10/26-2022/10/28）

この動画は名古屋スマート物流EXPOの展示会場の様子となります。
本展示はTOPとxOptを連携し、物流倉庫構内全体をシミュレーションしています。
TOPにて倉庫内の再現及び倉庫内のすべての移動体を再現しており、xOptを使用してAGVの配送を最適化しています。
その環境にセンサー要素を取り入れた活用事例紹介となります。
【 TOP（Transit Optimal Platform） 】
TOPは工場や物流倉庫等の環境を再現するとともに、AGVの走行ルートや台数、全体レイアウトを変更した際の生産に及ぼす影響をシミュレーションすることができる物流・生産工程3Dプラットフォームです。
外部システムや実機とのリアルタイム連携を念頭に置いて開発しているため、デジタルツイン環境やAI学習環境としても活用できます。
【 xOpt】
xOptは複数台の車両における最適な経路・行動計画を算出する群制御ソフトウェアです。
車両毎の制御を加味した行動計画を行い、かつ他車両と衝突することのない1番効率の良い経路を計画します。
TOPと連携することでシミュレーション上にてxOptの計算結果の効果検証を実施することができ、さらに実機と連携することでデジタルツインを実現することが可能です。
【 センサーシミュレーション（LiDAR） 】
　構内レイアウト検討及び自動化機能検討の例として、LiDARセンサーおよびそのセンシング情報を可視化した様子を展示しております。
TOP上のLiDARセンサーは位置を移動させることが可能で、設置場所ごとにLiDAR光の検知箇所を確認することができます。
また、センサーの照射角や照射距離を変更することで購入前のセンサースペック検討に使用することもできます。
【 在庫連携（RFID） 】
　本デモではデジタルツイン環境の例として、RFIDリーダを用いた在庫管理の様子を展示しております。
実機のRFIDリーダが棚内のRFIDタグを読み込み、その情報をTOPへ送信することで、シミュレーション上に在庫数を反映しています。
上記の技術を活用し、AGVに搭載されたロボットアームにRFIDリーダを取り付けることで在庫登録を自動化することができます。