【看護師国家試験】 免疫とアレルギー

免疫とアレルギーは非常に奥が深く、なかなか記憶しにくい領域です。
まず、フロントライナーである自然免疫、中でも重要なのが好中球です。急性細菌炎症といえば好中球。合わせてマクロファージや樹状細胞が侵入者を飲み込んで（貪食）その体の一部の情報を後方にいる第2陣（獲得免疫）に伝令します。
獲得免疫はB細胞→形質細胞→抗体　による液性免疫と、T細胞による細胞性免疫が情報をもとにより高度な（特異的な）戦略をしかけます。
アレルギーはこの反応がはでで病的なものを指しますが、I-III型は液性免疫、IV型が細胞性免疫に関与します。特にI型（即時型）の花粉症、蕁麻疹やアナフィラキシー、IV型（遅延型）のツベルクリン反応、移植の拒絶反応、HIV感染によるヘルパーT細胞（CD4）攻撃などを関連付けておきましょう。
下記動画も参考にして頂けたら幸いです。
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