【朗読】「士道小説 短編」“自分だけが常に正しい”と信じて疑わない武士。その独善的な正義感ゆえに放浪生活が始まる！【時代小説・歴史小説／山本周五郎】

💬元新庄藩士・伝三郎は清潔に生きることを望むが、世間との軋轢（あつれき）から山の中で自害するところを助けられる。
農家で🩴草鞋（わらじ）を作って生きようとするが･･･。
あなたは人を責めるばかりで、一度も自分が悪いとは言わぬ！
周五郎 “武家もの” の傑作。
🔷今回は、山本周五郎 の『📍士道小説 短編（仮）』を朗読します！🔷
【主な登場人物】
宗方伝三郎 －－－－ 主人公。元新庄藩士。
牧野市蔵 －－－－－ 元郷士の老人。蝋燭（ろうそく）を作る。
いね －－－－－－－ 市蔵の孫娘。
柏屋彦兵衛 －－－－ 問屋の主人。
杉田五郎兵衛 －－－ 新庄藩士。伝三郎の同僚。
戸沢内記正庸 －－－ 新藩主。
📌目次
00:00:00『オープニング』
00:00:29『しおり１』
00:07:40『しおり２』
00:14:09『しおり３』
00:21:52『しおり４』
00:27:37『しおり５』
00:35:42『しおり６』
00:41:52『しおり７』
00:51:14『しおり８』
01:00:02『しおり９』
01:04:44『エンディング』
👦🏻山本周五郎（やまもと しゅうごろう, 1903年 - 1967年）
山梨県生れ。横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年『須磨寺附近』が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、亡くなる直前まで途切れなく傑作を発表し続けた。
人間に対する深い愛と洞察力で多くの読者の支持を得た。
中でも『青べか物語』は著者畢生の名作として名高い。
1920年『廣野の落日』
1934年『明和絵暦』
1938年『風雲海南記（旧題：浪人時代及び武士道春秋）』
1942年『日本婦道記』
1943年『新潮記』
1946年『柳橋物語』
1948年『寝ぼけ署長』
1950年『楽天旅日記』
1951年『山彦乙女』
1951年『火の杯』
1952年『風流太平記』
1953年『栄花物語』
1953-54年,1956年『正雪記』
1954-58年『樅ノ木は残った』
1958年『赤ひげ診療譚』
1959年『天地静大』
1959年『五瓣の椿』
1959年『彦左衛門外記（旧題：ご意見番に候）』
1960年『青べか物語』
1961年『おさん』
1962年『季節のない街』
1963年『さぶ』
1963年『虚空遍歴』
1966年『ながい坂』
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