夜汽車／倍賞千恵子

作詞　松本 隆
作曲　坂田晃一
平成3年12月1日　CD「バルセロナの恋」に収録
　平成3年（1991年）に発売されたCD「バルセロナの恋」には、数々の名曲がありますが、その中での最優秀作品ともいわれているのが、この「夜汽車」です。
　作曲家の坂田晃一先生は、テレビ・映画音楽を中心に活躍されているようです。代表作は「さよらをするために」「さよならの夏」「鳥の詩」「もしもピアノが弾けたなら」などなど。哀愁漂うノスタルジックな作品が特徴です。倍賞千恵子さんの曲では、このバルセロナの恋シリーズの「ドン・キホーテの村」（これも松本隆作詞）がありますね。作詞の松本隆先生はロックバンド「はっぴーえんど」のメンバーでしたが、作詞家として大活躍されています。代表作は「ルビーの指輪」「東京ららばい」「冬のリヴィエラ」。オリコンチャートでは阿久悠先生に次いで２位だそうです。
　この曲は、後にCD「倍賞千恵子・まるで映画のひとこまのように･･･」にも収録され、合田道人さんの解説があります。
　スペイン、セビリアから「夜汽車」に乗って、ポルトガルのリスボンへ。あなた忘れの旅なのに、夜汽車の車輪の音が、汽笛が、月が一層淋しさをつのらせる。その淋しさに負けそうになる自分を見つめる姿を憂いある三拍子にのせて歌い演じる。女優ならではの説得力ある一曲。
　
倍賞千恵子応援ページ
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青春のころがよみがえり胸があつくなる💞