[DEIM2024 tutorial] 高次元空間の最近傍探索 (Approximate Nearest Neighbor Search in High-dimensional Space)

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  • เผยแพร่เมื่อ 15 ก.ย. 2024
  • 講師:Kejing Lu (名古屋大学)
    概要:
    ビッグデータの時代では多くのアプリケーションで大規模なデータセットを扱う必要があるが,その際に必ず直面する問題が最近傍探索問題(NNS)である.この問題は非常に基本的であり,データマイニング,画像検索,推薦システムなど,ほとんど全てのアプリケーションに現れる.特に近年,人工知能・機械学習の分野で注目されている「ベクトル検索」もNNSに深く関連する.この問題を解くことは,特に高次元空間においては非常に困難である.そのため,近似最近傍探索問題(ANNS)が注目されている.このチュートリアルでは,ANNS問題の包括的な紹介を行う.チュートリアルは以下の3つの部分からなる.
    第1部では,ANNSの背景と,高次元空間におけるその難しさについて述べる.この問題の目的は極めて理解しやすいが,以下の2つの理由により,この問題を実際に解くことは容易ではない.(1)大規模なデータセットに対する線形スキャン(総当り)は、その複雑さゆえに常に受け入れがたい. (2) 次元の呪いと呼ばれる現象が存在する.実際のところ,高次元空間では,低次元空間ではうまく機能していた木構造が,線形スキャンに劣る可能性がある.すなわち,高次元でこの難問を解くには,本質的に異なるアイデアが必要になる.
    第2部では,高次元ユークリッド空間において有効な3種類のANNS手法である,木構造,Locality Sensitive Hashing (LSH),類似性グラフについて紹介する.これらは一般に,高次元空間では線形スキャンよりもはるかに良く機能する.これらの基本的な考え方を紹介した後,これらに関連するANNS手法について紹介する.
    第3部では,ANNSの今後の動向について紹介する.例えば,一般的にグラフベース検索が最も有効であることは知られているが,その問合せ品質の理論的保証など,その動作メカニズムについてはまだほとんど分かっていない.グラフベースの検索をより理論的に説明できる研究者や,グラフベースの性能を継続的に向上させる産業界の研究者が必要である.将来アカデミアに進む者も,また,企業に就職する者も,このテーマには面白い仕事が見つかるかもしれない.学生や若手研究者がANNSのコミュニティに参加する動機付けになれば幸いである

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