あっちーね室内楽団は、「つねに、熱く(せんぷれ・あっちーね)」をテーマにする、アマチュア音楽団体です。
2015 年から、おもに石川県小松市周辺や東京を舞台として活動しています。
　せんぷれ(sempre)とは、イタリア語で「つねに」を意味する音楽用語で、「あっちーね」はその語感から皆さまのご想像どおり「熱く」という言葉を、親しみを込めてイタリア語風に表現した造語です。ご来場の皆さまに、いまできる最高の熱い演奏をお届けすべく、日々取り組んでいます。
　しかし、私たちはなぜ皆さまに熱い演奏を届けたいのでしょうか。そもそも熱い演奏とはなんでしょうか。音楽には作られた場所や時代があり、私たちが演奏するクラシック音楽においても、当時はその時代の最新の音楽として受け入れられていました。その記録は、残された楽譜や文献などを通して現代の私たちも触れることができますが、当時の聴衆がその音楽を聞いて感じたであろう新鮮さやエネルギーというのは、他でもない音楽を演奏することでしか今に伝えることができないものと言えるでしょう。私たちは、クラシック音楽の楽しみ方の一つとして、当時の人々が受けた衝撃や抱いた情動にスポットを当て、優雅なだけでない、時代の最先端の文化を形作った刺激に溢れた演奏をご提案します。その意思が「熱い演奏」となって昇華し、皆さまがなんらかの印象を抱き、ここで演奏する曲たちを心に留めて下さったなら、それは望外の喜びです。

あっちーね室内楽団のHP
accine.sakura.ne.jp