学院夜会は、早稲田大学高等学院の生徒による音楽リサイタルのシリーズです。2015年3月に第1回を開催して以来、2024年12月までに27回のリサイタルを重ねて、いずれも高い評価を受けてきました。高等学院の音楽文化クオリティを証明するステージであると同時に、高等学院全体のクリエイティブなチャレンジを象徴するステージです。演奏形態は、ピアノ独奏を中心として、ピアノ連弾、ヴァイオリン、マリンバ、独唱、合唱、弦楽合奏、サキソフォン合奏、口笛といったバリエーションに及びます。レパートリーは、バッハ、リスト、ドビュッシー、ラベルから、ジョン・ケージ、山田耕作、ガーシュイン、ピアソラ、セジョルネに至るまでクラシックの古今東西を幅広くカバーし、一方、アニメ音楽や自作曲が登場することもあります。出演者の多くは外部のコンサートで活躍しており、一部は自身でリサイタルを主催したり、コンサートを企画運営したりしています。