Tadashi Suzuki
Tadashi Suzuki
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Short Digest:Étienne Ozi:Petite Sonate No.1 from Nouvelle méthode de bassoon:エティエンヌ・オジィ:プティ・ソナタ No.1
Original antique bassons Recital, made in Paris around 1800
     古楽器で聴く
 《パリのバソン~Around 1800~》
鈴木禎・ヒストリカルバソンリサイタル
2024年12/25
1800年頃、パリの名手達が演奏現場で使用していたバソンの名器達、王室御用達であったポルトーと、バソンのストラディヴァリと呼ばれていたサヴァリー。パリのバソン史の中でも極めて重要でメインストリームであるこれらの楽器を駆使し、作曲者達が想定し見聴き知った当時のサウンドに迫る。
Original Antique Basson(Porthaux) :鈴木禎(Tadashi Suzuki)
Cello:島根朋史(Tomofumi Shimane) 
・Étienne Ozi (1754-1813)
・エティエンヌ・オジィ
プティ・ソナタ No.1 ハ長調 新しいバソンメソッド(1803)より
Petite Sonate No.1 in C major for 2Bassons or Basson, Cello/Contrabass from Nouvelle méthode de basson (1803)
I.Allegro
II.Andantino
III.POLONAISE Moderato
使用バソン:ドミニク・アントニー・ポルトー:パリ:1790年頃作製
instruments used :Dominique Antony Porthaux: Paris: c.1790
プログラム解説
歴史的銘器の音色、そう聞くだけでワクワクするひとも少なくないだろう。数百年の時を経てもなお愛される音というものにはロマンが詰まっている。しかし、この"歴史的銘器”という言葉を聞いたときにふつう思い浮かべるのはストラディヴァリやグァルネリ、アマティ、あるいはシュタイナーやクロッツなど、弦楽器なのではないだろうか。それもそのはず。弦楽器は数百年前に作られた楽器を現代用に改造しながら使い続けているけれども、たとえば管楽器は楽器それ自体が変化してきたから、かつて作られた楽器を現代の楽器と同じように演奏することはできないのだ。だから「バソンの歴史的銘器は?」と聞かれて答えられるひとなどほとんどいないだろう。この公演ではバソンの歴史的銘器が2本も登場し、その音色を存分に堪能できる。
これらの楽器製作者2名を、演奏される楽曲と共に紹介していきたい。
ちなみに、バソンとはフランス語の basson。これがドイツ語やイタリア語になるとファゴット Fagott/fagotto、英語だとバスーン bassoon である。楽器の違いというより言語の違いというのが第一だが、地域によってその楽器の実態もまた異なった。その違いとはキーの数や、円錐形である管の内径の広がり方などであり、それによって音色の方向性が変わるのだ。これは時代と地域という2つの軸によって変化してきたことなので、名称と楽器の実態について一概に語ることは難しい。少なくとも今回使用される 1800年前後のバソンが、現在パリのビュッフェ・クランポン社で販売されている「フレンチバソン」(フランス式のファゴット)の直接の先祖であることは間違いない。つまり、漫画『のだめカンタービレ』でポール君が使用している「(現代のフランス式)バソン」の祖先ということである。
さて、いよいよ銘器の作り主を紹介しよう。まずはドミニク・アントニー・ポルトー(1751-1839)。
パリの木管楽器製作者だ。1782年に自らの工房を設立し、1785年からは国王の軍楽隊のために楽器を製作するようになる。その後もパリ音楽院の教授など重要な音楽家たちのために楽器を製作していく。また、バソンのボーカル(楽器とリードのあいだにある細い管)において、彼は木製のものを発明している。当時は真鍮製が一般的だった。さらに 1793年からは楽譜出版者としても活躍し、フルート奏者のフランソワ・ドヴィエンヌ(1759-1803)やバソン奏者のエティエンヌ・オジィ(1754-1813)など一流木管楽器奏者の楽譜を出版した。息子のドミニク・プルドン・ポルトーも楽器製作者である。
ポルトー父が1790年ごろに作った銘器を用いて本日演奏されるのが、前述したドヴィエンヌとオジィの楽曲だ。
パリ音楽院のフルート専攻における初代教授を務めたドヴィエンヌ。実は彼の演奏家としてのキャリアはバソン奏者として始まっており、バソンでパリのオペラ座にも参加していた。そして何より作曲家でもある。
300を超える楽曲を作っており、オペラでも成功していた。
木管楽器を知り尽くした作曲家ドヴィエンヌが1798年にパリで出版したのが、3つの四重奏曲 Op.73である。
楽譜には「リヨンのガルニエに捧げる」と書かれており、これは彼の友人であるオーボエ奏者のジョセフ・フランソワ・ガルニエと考えられる(ガルニエの叔父はバソン奏者であった)。3曲ともバソンとヴァイオリン、ヴィオラ、チェロという編成で、急・緩・急の3つの楽章から成る。
バソン奏者のオジィもまたパリ音楽院の初代教授であった。オジィは、18世紀フランスを象徴する市民のための大人気公開演奏会「コンセール・スピリチュエル」にソリストとして37回も登場し、そのうち19回は自作を披露した。彼は演奏や作曲だけでなく楽器の設計にも長けており、彼が所有していたポルトーの楽器のうちいくつかは、彼自身がデザインしたものであったという。オジィは演奏だけでなく、さまざまな意味でこの楽器の発展に与したのだ。
さらに彼が著した「新しいバソンメソッド』はパリ音楽院で採用され、この楽器のための重要な指導教材として他国にも大きな影響を与えたという。当時の演奏スタイルを研究するうえでも重要な一冊だ。本日演奏される楽曲は、この教本に収録されている6つのプティ・ソナタより第1番ハ長調である。
もうひとりの楽器製作者は、バソン奏者でもあるジャン・ニコラ・サヴァリー(1786-1853)。やはりパリのひとである。父や兄も木管楽器製作者だ。ジャン・ニコラはパリ音楽院を卒業し、パリのイタリア座(歌劇場)の首席バソン奏者へ。演奏活動と並行して楽器製作にも取り組む。それはのちに「バソンのストラディヴァリ」とまで賞賛される。なお、1808年に父サヴァリーが、ポルトーの発明した木製ボーカルを模倣したとして告発されてしまう。
サヴァリーが 1820年ごろに作った銘器を用いて演奏されるのは、フランソワ・ルネ・ゲバウワー(1773-1845)とアントワーヌ・ライヒャ(1770-1836)の楽曲である。
ゲバウワーはヴェルサイユ出身のバソン奏者で、ドヴィエンヌにバソンを師事していた。パリ音楽院の管弦楽団やパリ・オペラ座などの奏者を歴任し、パリ音楽院のバソンの教授となる。く協奏的四重奏曲>0p.40より第2番イ短調は、ドヴィエンヌの四重奏曲と同じ編成だ。
ライヒャはこのプログラムで唯一、本業が作曲家、というひとである。チェコで生まれ、のちにフランスへ帰化した。パリ音楽院の作曲科の教授としてリストやベルリオーズ、グノー、フランクらを育てたほか、同い年のベートーヴェンとも親しかった。24 曲の木管五重奏曲をはじめとして木管楽器のための秀作を多く残しており、この分野におけるパイオニアでもある。変奏曲ト短調はバソンと弦楽四重奏によるもので、同じ編成のグランド・クインテット(1826)と同じ頃に作曲したと考えられている。演奏者の鈴木によると、当時超難曲であったウェーバーの協奏曲(1811)と同じ High Dという超高音が登場するのが特徴的。楽器の限界に挑むハイトーンは序盤に登場するのが常だが、ここでは HighDが楽曲の終盤に2度も現れるようだ。
布施砂丘彦(音楽批評)
มุมมอง: 76

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ความคิดเห็น

  • @frus5660
    @frus5660 2 หลายเดือนก่อน

    Beautiful! This is the only recording of a muted dulcian that I know of, sounds so sweet and soft. But we all know it is the player from where the tone and nuance comes from so you have my gratitude for the inspiring interpretation!

  • @frus5660
    @frus5660 4 หลายเดือนก่อน

    Cool! Who made your dulcians?

    • @tadashisuzuki264
      @tadashisuzuki264 4 หลายเดือนก่อน

      Thank you for your comment! The Dursian on the left was made by Robert Cronin. The Dursian on the right was made by Henri Gihin .

  • @aludaketelauri7795
    @aludaketelauri7795 5 หลายเดือนก่อน

    Bravo! wonderul performance! you get such a warm, round sound from those dulcians

  • @ina-wo2xl
    @ina-wo2xl 11 หลายเดือนก่อน

    ❤ thank you !!

  • @spicote
    @spicote ปีที่แล้ว

    loved it !

  • @fusaogelhorn
    @fusaogelhorn 2 ปีที่แล้ว

    これはミュートを付けているのでしょうか。こんな抒情的なドルツィアンは初めて聴いたかもしれません。

    • @tadashisuzuki264
      @tadashisuzuki264 2 ปีที่แล้ว

      コメント誠にありがとうございます。ミュートベルによる演奏になります。 曲のキャラクターを考えてその様に選択致しました。概要欄に簡単に全曲プログラムについて載せていますのでそちらも御参照頂けますと嬉しく存じます。

  • @カモノハシ-i1g
    @カモノハシ-i1g 3 ปีที่แล้ว

    素晴らしいです♪ 原曲の吹奏楽以上に、この曲の良さが伝わると感じました。

  • @カモノハシ-i1g
    @カモノハシ-i1g 3 ปีที่แล้ว

    原曲の吹奏楽より、バスーンソロの方がこの曲の良さが伝わると思いました。

  • @eggplantking
    @eggplantking 4 ปีที่แล้ว

    わーお!

  • @tadashisuzuki264
    @tadashisuzuki264 4 ปีที่แล้ว

    がお〜、というよりガルルルルル〜ですねwww