刺繡チュニック「水辺にて」も、右脇に新たな生き物が登場です。
「ショウリョウバッタ」
　草地や畑でよく見かけるおなじみのこのバッタ
　秋になると、背中に小さなバッタを背負っていることから
「オンブバッタ」とも呼ばれています。
　
　日本に生息する中で最大のバッタで、メスは成長すると8～9㎝程まで大きくなります。
　この刺繍は触角を除く体長を8㎝で作っているので、メスのショウリョウバッタです。
　そして背中の小さなバッタは子供ではなくオスなんですね。
「カヤネズミ」
　カヤや芦に草を丸めたような巣を作る「カヤネズミ」
　尻尾を除く体長は5～９㎝、体重も10グラム前後と
日本に生息する中で一番小さな鼠です。
　
　昔は稲穂に巣を作ると嫌われていました。
　また、子供の頃はカヤ原で巣を見かけていましたが
　カヤが茂る原っぱは新興住宅地になったり、カヤ原が放置されて藪となったりで
　もう40年以上巣を見かけませんでした。
　ところが先日休耕田となった我が家の田んぼの草刈りをしていたら　
　土手の茂ったカヤに作られた巣を発見！
　嬉しくて、田んぼの一部にカヤを残し、そこで巣を作ってくれたらいいな～～と考えています
　刺繍はこの後、もう少しカヤを増やし、別の植物も登場します。
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