ピアノの調律師である私、村上武士が、自分が実際演奏する立場でピアノを弾いた場合に、演奏家がステージ上でどの様な事を感じるのか自ら知るために32年前に始めました。勿論、演奏家としては全くの素人である私の演奏は決して上手くは無く、褒められるようなものでは無いが、自分自身でステージで演奏するピアニストの気持ちがよく把握できました。その経験が生かされて現在コンサートチューナーとしての技術に十分反映されていると思います。演奏の方はボランティアで老人ホームなどの施設で演奏していたことも有りましたが、ここ10年くらいは全く人前での演奏は途絶えておりました。偶々、たまに調律で訪れるCAFEkichiのオーナーから薦められて今回の演奏に至りましたが、結果としては決して満足できる演奏では無かったが、ドラムやベースと一緒に演奏する楽しさは味合うことが事が出来ました。今年は83歳になりますが、趣味としてJAZZを演奏するのもこれから続けたいと思いました。この様な機会を与えてくれたCAFEkichiのオーナーにも大変感謝しております。
演奏　MPSカルテット
場所　ティアラこうとう内CAFEkichi
日時　2024年11月9日
フルート　畠山美津子
ドラムス　畠山尚久
ベース　　矢田佳延
ピアノ　　村上武士