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竹内と共犯者との奇妙な信頼関係については、薬物依存がどれほど苛烈なもかの認識が、私も含めて甘いのだと思います。また、医者の玉子である竹内の犯行動機が解らないと言う指摘がありますが、昭和30年代において、医局のインターンは極貧の代名詞でした。彼等の殆どが、地方の貧しい農家の次男坊で、仕送り等あるはずも無く、日々の生活費は売血か、看護婦の紐になってやっと食つないでいたようです。

20作くらい「朝ドラ」を見ましたが、自分も目下「カーネーション」が最高だと思います。実は、ほかの作品はアーカイブでハイペースで見ていますが、「カーネーション」だけは面白過ぎて、最後まで見るのがもったいないんで、夏木マリさんに代わるまでで止まっています。 画面がきれいなのはカメラもあるでしょうが、本当にいいドラマ、「必殺(仕掛人とか)シリーズ」とか「仮面ライダーアギト」も、絵(画面)がきれいというか、凄い緊張感がありますね。役者さんは勿論、カメラ、セット、照明に至るまで、スタッフ全員のいい物を作るぞ！　という気迫が画面に出るんでしょう。 小原3姉妹も面白いです。母糸子のキャラクター(性格)を分けて受け継いでいると思います。長女は要領のいい優等生タイプ、次女は過激な芸術家肌、三女はおっとりしてますがスポーツとか時に凄い集中力を発揮するタイプ。 糸子はこの3つの要素があったから、商売でも成功したと思います。早くから洋服に目を付ける鋭いセンスと人付き合いも苦手ではない社会性。 問題は3女のおっとりした所。 糸子は時に父親を傷つけても、こうと思えばズンズン突き進むタイプですが、ナレーションに見られる、どこか自分や世界を突き放して見る視点もあります。 小さい頃、父に殴られて「女は所詮男に勝てんのや！」と言われたトラウマがあるんでしょうか。個人的にはこれが「カーネーション」最後の謎というかどうドラマになるか、あるいは自分の考え過ぎかが、最後のクライマックスです。 長文失礼しました。 www.youtube.com/@by6522/community

私が朝ドラに興味を持ったのはおしんの再放送を見た事が切っ掛けで、続きを見たくてTSUTAYAのプレミア会員になり好評判のカーネーションをレンタル。 小篠綾子さんの物語なので男性向きではないと思ったら大間違い、渡辺あやと尾野真千子のコンビは橋田壽賀子と田中裕子のコンビを超えていました。 カーネーション以前の尾野真千子さんは全く知りませんでしたが凄い女優でした、初めてミシンを使うことを許された時のミシンに頬をずりしたシーンは若き日の小篠綾子さんを再現している感じがジンジン伝わって来て泣いてしまいましたわ。 麻生祐未さんや賓田マリさん田村麻紀さんなど他の女優との共演シーンが抜群に上手かったし、男好きのサエが周防を見たときの反応も面白かった。 下駄屋電気屋呉服屋の３バカトリオも大好きだった。

サントラ盤の相場のイメージ 女王蜂　　4000円 悪魔の手毬歌　　6000円 犬神家の一族　　13000円 獄門島　　24000円 病院坂の首縊りの家　　32000円 病院坂は特別感があります🐸