วีดีโอ

14:35 川の流れのように

何を言っているか解らない合唱の多い中、言葉がわかる

（曲目紹介：演奏会プログラムより） 作曲者の佐藤賢太郎（愛称Ken-P）は日本・アメリカで、作詞作曲編曲指揮者としてマルチに活躍している人です。「夜空の記憶のどこかに」は「夜空」を主題に文部省唱歌をもとに自由な創作を加えて作編曲された合唱組曲で、懐かしい唱歌と作曲者によるオリジナルの歌詞・メロディーがミックスされて、独自の世界をつくっています。 オリジナル部分もわかりやすく親しみやすい曲になっていますので、違和感なくお楽しみいただけると思います。 「星は何を」・・・「一番星見つけた」と「キラキラ星」のメロディーにのって夕暮れから夜へ、夢の世界へと誘います。 「朧月夜の涙」・・・「朧月夜」がもつ優しく懐かしい情景、広がる風景画の世界に、それに心動かされるセンチメンタルな感情を加えています。 「七夕の想い」・・・「たなばたさま」の「サラサラ」「キラキラ」の世界をさらに広げて「舞い上がれ」と高揚する気持ちを描きます。 「花火と月と」・・・夏の風物詩「花火」と「月」をもとに、夜空に咲いた花火とまんまる大きな満月を同時に楽しむという鮮やかでパッと華やかな一曲になりました。 ※オリジナルから曲順を入れ替えて演奏しております。 ① 0:05　星は何を ② 3:18　朧月夜の涙 ③ 6:49　七夕の想い ④ 9:42　花火と月と

（曲目紹介：演奏会プログラムより） 「野の花の色」は2013年に初演された組曲で、東日本大震災を契機に作られた作品です。 詩の内容は凍てつく冬の寒さ、雪に埋もれた大地のまぶしい光、枯れた木々に降り落ちる雪、雪にうずもれたあれ野・・・。そのような冬の世界で、人の心はともしびを求め、春の色鮮やかな花々を夢みて、明日こそ春が訪れることを恋焦がれます。 作者は、私達が経験した挫折の記憶から未来をどのように紡いで行くかという願いを「冬を送り、春を待ち望むうた」という形で象徴している、と語っています。曲は色彩的なピアノや豊かな響きで叙情的に描かれていて、味わい深い大人の合唱曲といえます。 ① 0:26　光の冬 ② 5:23　岸辺の唄 ③ 10:50　あれ野 ④ 14:30　花あらし

（曲目紹介：演奏会プログラムより） 世界中の国歌を原語で歌い、うたで世界をつなごうという東京混声合唱団の「アンセムプロジェクト」の一環で、世界の愛唱曲メドレーが７つ作られました。その一つが「不滅のアンセム」です。このメドレーはヨーロッパ各国で第二の国歌として市民から愛されている歌を集めたもので、どれもお馴染みの名曲であるとともに、それぞれの国においてかけがえのないものとして特別な思いをもって長く愛されている曲です。 「歓喜の歌」・・・ベートーヴェンはドイツの人ですが、「人々は皆兄弟となる」と歌う第九「歓喜の歌」はEU（欧州連合）がヨーロッパ全体を象徴する曲と位置づけています。 「美しく青きドナウ」・・・オーストリアの第二の国歌ともいわれる「美しく青きドナウ」はワルツ王、ヨハン・シュトラウスⅡ世によって男声合唱曲として作られましたが、その年開催されたパリ万博で評判となり、ブラームスにも愛されたといいます。 「行け、我が想いよ、黄金の風にのって」・・・ヴェルディのオペラ「ナブッコ」で歌われるイタリアの第二の国歌です。舞台は古の時代、故郷イスラエルからバビロンに連れ去られたヘブライ人の捕囚たちが故郷を想って切々と歌う曲です。作曲当時オーストリアの支配下にあったイタリアを鼓舞して歌われたといいます。 「フィンランディア賛歌」・・・シベリウスの交響詩「フィンランディア」は100年以上にわたるロシア帝国の圧制の中独立への想いを託した1899年の作品ですが、独立を成し遂げたフィンランドに1941年再びソ連の侵攻が迫る中、これを独立の喜びと祖国の誇りを歌い上げる合唱曲にしたのが「フィンランディア賛歌」です。そして残念なことに現在もこれは過去の話ではありません。 「ロンドンデリーの歌」・・・メドレーの中では間奏曲風にピアノで奏でられるアイルランド民謡「ロンドンデリーの歌」はイギリス領北アイルランドでは国歌として扱われています。さまざまな詩で歌われますがが中でも「ダニー・ボーイ」としてもお馴染みです。 「希望と栄光の国」・・・「希望と栄光の国」はエルガーの有名な管弦楽曲「威風堂々第1番」の中間部に歌詞をつけたイギリス愛国歌です。ロンドンで夏に開催されるクラシック音楽コンサート「ザ・プロムス」では、最終夜のアンコールで毎年観客とともに大合唱になります。 ① 0:35　歓喜の歌 ② 1:45　美しく青きドナウ ③ 2:45　行け、我が想いよ、黄金の風にのって ④ 5:40　フィンランディア賛歌 ⑤ 7:29　希望と栄光の国

（曲目紹介：演奏会プログラムより） 詩篇とは旧約聖書の中で天地創造にはじまり古代イスラエルの歴史などをつづった書物です。ユダヤ系のメンデルスゾーンは旧約聖書に基づく合唱曲を多く作曲しています。 モーゼの十戒で有名な「出エジプト」の物語が綴られた詩篇114番には、映画でもお馴染みの、エジプト軍が迫りくる中、海が二つに割れる奇跡などが描かれています。17歳で「夏の夜の夢」序曲を作曲するなど早熟の天才だったメンデルスゾーンは38歳の若さで世を去りましたが、この詩篇114番は脂の乗り切った30歳のときに作曲された傑作です。 10数分の音楽ですが、美しく雄大な第1章、波のように揺れ、躍動する第2章、無伴奏に始まる神秘的な第3章、力強く壮大な第4章、そして冒頭のテーマを経て喜びに満ちあふれたハレルヤコーラスの第5章と、変化に富んでメンデルスゾーンにしか書けない見事な世界が展開されます。8部合唱が縦横無尽に綾なす、歌い手にとってはかなりたいへんな作品でもありますが、お客様とともにこの名曲の素晴らしさを味わいたいと思います。 Ⅰ 0:28 Ⅱ 2:32 Ⅲ 5:15 Ⅳ 6:26 Ⅴ 8:49

懐かしさの中に新鮮な感覚とひろがり〜すっきりと歌い終えて素敵でした♫

演奏会当日5月29日が美空ひばりさんの生誕85年にあたる誕生日でした。（命日とご紹介したのは誤りでした。訂正いたします）

おまけ 2:11:44 演奏中に地震がありました。取手市は震度3だったようです。幸い最後まで演奏することができました。

以下、青字の演奏時間をクリックするとその部分から見ることができます。 13:36入場～ご挨拶 17:41第1ステージ「季節へのまなざし」 18:16 ①ひらく 24:25 ②のびる 30:25 ③みのる 35:50 ④ゆめみる 46:32第2ステージ「美空ひばり集」 47:57 ①真赤な太陽 50:31 ②港町十三番地 53:34 ③お祭りマンボ 57:21 ④愛燦燦 1:12:20 ⑤川の流れのように 1:25:13第3ステージ「花と風と」 1:25:42 ①かぜとかざぐるま 1:25:56 ②ありくいながら・・・ 1:32:35 ③一ぽんの木は 1:35:08 ④花のかず 1:44:23第4ステージVIVALDI「GLORIA」 1:44:58 ①Gloria in excalsis Deo 1:47:22 ②Et in terra pax hominibus 1:51:58 ③Laudamus te 1:54:23 ④Gratias agimus tibi 1:54:44 ⑤Propter magnam gloriam 1:55:53 ⑥Donina Deus 1:59:40 ⑦Domina Fili Unigenite 2:02:14 ⑧Domine Deus,Agnus Dei 2:06:04 ⑨Qui tollis peccata mundi 2:07:04 ⑩Qui sedes ad dexteram 2:09:56 ⑪Quoniam tu solus Sanctus 2:10:44 ⑫Cum Sancto Spiritu