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このトリックは大好きですね、赤毛のレドメイン家のトリックと同様に何十年経っても色褪せない。

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衝撃のラストが本当に衝撃で、読み返す事が出来ない作品です

読みようによっては あくまでも老人は「自分の推理を語っている」だけで 実際に、それが真実なのか確認できてないまま終わっているのがなんとも……

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これめっちゃおもろい！

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凄惨な死体の状況に、こみあげるものを感じながらも軽口をたたき合う金田一と等々力 監察医と丁々発止のやり取りをする警部補 想いがすれ違いながらも互いを思い合う、大学寮の人々 アクの強い面子とのやり取りの中で、答えに辿り着いた金田一のとった行動 と、地味ながらも濃い口の大好きな作品です

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作者本人が金田一とのやり取りで「顔のない死体」を論じて その中で「犯人・被害者の入れ替わり」の公式を示唆しつつ 事件の解決は、似て非なるものだったと言う、ひねりの効いた快作

密室殺人モノの金字塔。しかも、かなりコンパクトにまとまっている 手持ちの本に江戸川乱歩の｢『本陣殺人事件』を読む」が載っていて、その中で結構批判しているのだが 後年、乱歩が横溝作品で一番好きな作品を聞かれて｢本陣殺人事件｣と答えたらしく…… あんたはツンデレか

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晩年の横溝作品は仮面舞踏会も含めて大長編化する傾向にあるが、ミステリーの粋を逸脱しているぐらい物語と登場人物への踏み込み方が激しいので、長編小説としての面白さを求める読み方に特化していると思う この点を考慮しないとダラダラ長くてミステリーとしては薄味って印象になるね 悪霊島もそもそも磯川警部の人生に興味が無いひとにとってはおそろしく退屈な作品

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横溝正史先生の金田一耕助シリーズは高校生時代に読み耽ったものです、今では成立しないトリックなど多々ありますが、村に伝わる因習や人間の性癖など誰にも知られたくない秘密などを巧く扱う心理描写に長けた作家さんだと思います

楽しんでもらえたら、幸いです。🤗

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原作を読んで無くて、映画とは違うかどうか知らないのですが、開かずの磨の密室トリックが心理的偶然の産物で、さらりとして好きですね。 本陣殺人事件のような機械的なものも驚愕しますが、私はこちらですね。

横溝正史の良さは短編にアリです、手を抜いてないのが良い。

本陣殺人事件、 ピタゴラスイッチ的な 凶器を移動させる トリックと、 潔癖な完璧主義者の 心理、 閉鎖的な村社会の しきたりが インパクトありました。 😅 特に 村社会のしきたりは、 この後も続く 横溝作品を面白くする 要素だと思います。 😊

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死者の指示で実行された犯行で、犯人は単なる操り人形にしかすぎなかったという深いストーリーが面白い。 釣り鐘のトリックのネタばらしのシーンは本当に衝撃的でした。

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地頭が悪いもので…… 再度読み返した際、該当する箇所で やっとこの作品の構成の妙に気付く事が出来ました

解説にある通り、ミステリーマニアにとっては「奇妙な館で、奇妙な殺人が起こる」（ゲームとは言え）夢の様な話なのですが 話の結末も、多くのミステリー作品の結末に則った結末に……そこは夢であって欲しかった 現在だと本作品は、同じ祥伝社から出版されている「そして名探偵は生まれた」に収録されていますね 中編4話、どれもイイ感じにひねりのきいた作品です

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2種類の結末を別の作家が書いた オリジナルバージョンも単行本化されてますが 現在は再販されてなく電子書籍化されてないです 結末の１つは長編と変わらず もう１つは 古屋一行のTBSドラマ版に近いです 後は序盤の一族についての説明が短いのでこっちの方が正直読みやすいです

読み始め「ラノベのミステリーものみたいな話だな」 読了後「やりやがったよ……、麻耶雄嵩」

映画版は原作の複雑すぎる人間関係、前後編の20年の時間経過等を 上手く圧縮し抽出した、良映画化なのは間違いないのですが それでも、言い表しようのない人間関係の歪さや、故に苦しんでいた人達に多少なりとも救いがあったのは 原作のの良い所だと思っています

密室殺人事件の傑作です。 犯行の動機が遺恨や欲望ではないというのも珍しい作品です。

読んだのはずいぶん以前で、もうストーリーもおぼろげですが、家系図が複雑で辟易したのと、下巻をかなり読み進んでも一向に犯人の意図がわからず、最後に何十年にもわたる呪縛が解決するシーンでは残酷な救いに異様な感動を覚えたことは記憶にあります。 当時既に作家としては引退状態にあって、10年間のブランクと70歳を過ぎて執筆を再開したにも関わらず、内容の濃さはさすがです。

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この本は存じませんが「ゼロサムゲーム」という言葉の用法が気になりました。 「ゼロサム」は「ゼロ和」と言う意味であり、勝負前と後での獲得ポイントの総和がゼロを保つ時に使われます。例えば将棋は勝者（仮に＋１ポイント）と敗者（－１ポイント）が決しても総和の０が保たれるためゼロサムゲームと言えます。株などのお金をやり取りするゲームも胴元を含めれば金銭の総額は増減しないのでゼロサムです。 対して「全員生還」や「全滅」があり得るゲームはゼロサムではありません。主にサバイバルゲームの類ではゼロサムを保つのは困難です。 この本での「ゼロサム」は公式紹介でも詠われているようですが、真にゼロサムの意図が組まれている内容である事を祈ります。

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いろいろ小ネタが多く、傑作とは思うけど、「悪魔」の意味するところとかそれに起因する動機とかが、あんまり。。。だから、全編を通じて陰鬱な感じなのが欠点なのかも。 でも、帝銀事件、密室、火焔太鼓、風神雷神、「悪魔が来りて笛を吹く」というフルート楽曲の本当の意味、などの横溝正史のテクニック満載の長編で、推理小説としての完成度は高い。 「フルートの意味」は省かれたけど、映画版が好きかな。犯人の『設定』が一番しっくり来る。

若山富三郎さんと石坂浩二さんの名コンビ なんて贅沢な映画だ！

ベリィじゃなくてベイリだろ（なんてこった！）

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原作では八つ墓村の主人公は、金田一じゃ無く、辰弥なんだよね。 しかも金田一は依頼人から予め怪しいと教えられてたのに殺人を防ぐ事が出来なかった・・・

最近は「来たりて」って書いちゃうのが読みやすくて良いのかねぇ (´_｀)　初めて読んだ時には「来りて」って何じゃい？と悩んだもんだけどｗ でも英輔さんをちゃんと「ひですけ」とよむのはさすが (´∀｀)　テレビドラマだと何故か「えいすけさん」なんだよね ♪ でもカバー画は今回ご紹介の映画公開時改訂版よりも、１つ前のテレビドラマタイトルにも使われた黒悪魔さんの方が好き (*´∀｀*)　テレビと映画でキャストも一長一短なのだけど、自分はテレビの方に軍配上げるかな ♪ 例のフルート曲も含めて (^^)/ なんか「来りて」感があるのよ ♪　本当に指使いが（それ以上いけない）