今日茶席，第396席【草色入簾】
初夏，茶室換上竹屏風，喝茶時抬頭觀瞧，頓覺屋外松舍景緻朦朧，如臨幽谷，心生市中山居之感。
劉禹錫《陋室銘》中亦道：苔痕上階綠，草色入簾清。日式老建築極重竹簾、竹屏風的使用，稱作“御廉”，各樣精工細作，極其雅緻。據說此物唐時傳入日本，為平安貴族所喜愛。竹乃文人不謝之花，怎可居無竹？
【今日茶席】
茶品 / 2018年梅相靖手工制白牡丹
急須 / 土本訓寬・久美子三島手花蝶紋急須
壺承 / 20世紀初美國輪花葡萄紋綠硝子高足皿
片口 / 佐野曜子織系列綠硝子片口
水注 / 明治時代金星堂款錘目紋炮口緋銅水注
茶杯 / 生島明水綠色硝子杯
茶托 / 明治時代唐草刻花紋鏤空緋銅托子
茶入 / 民國時期掐絲琺琅牡丹紋綠色茶罐
茶勺 / 19世紀末英國銀勺
茶盤 / 三宅達也慄木雕刻輪花皿
涼爐 / “108gallery&日本煎茶美風流”聯合開發，日本竹木類最高獎章，煎茶工藝“文部科學大臣獎”藪內高達齋艸杢先生作；日本煎茶美風流家元“中谷美風”先生書檜木六角涼爐
🍵今日の茶席　第396回【草色の簾】🍵
初夏ですね。茶室には竹の簾が飾られて、お茶を飲む時に頭上を見上げると目に入ります。すると突然家の外の松の景色が霞んで、まるで深い谷の中にいるような気分になり、街中で暮らしていながらも山の中にいるように感じられます。
劉禹錫の『陋室銘』では、「苔痕上階綠，草色入簾清」と書かれています。日本の古い建築では竹の簾や竹の屏風を重要視していて、特に前者は「御簾」と呼ばれます。それらはどれも丁寧に作られていて、非常に雅です。
これらが日本に伝わったのは中国が唐の時代で、平安貴族に愛されていたそうです。
文人は竹に感謝しきれませんね。竹なしではどうやって生きていけるのでしょうか？
🍵Today's Tea Party No. 396 [Grass-colored Blinds]🍵
It's early summer. The teahouse is decorated with bamboo blinds, which I can see when I look up while drinking tea. Then, the pine scenery outside the house suddenly becomes hazy, and I feel as if I were in a deep valley, and even though I lived in the city, I feel like I were in the mountains.
In 劉禹錫's 陋室銘, it is written, "苔痕上階綠，草色入簾清." In old Japanese architecture, bamboo blinds and bamboo screens are important, and the former in particular are called 御簾. They are all carefully made and very elegant.
They were introduced to Japan during the Tang Dynasty in China, and were loved by the Heian aristocrats.
Literati can't thank bamboo enough. How could we live without it?